いざ宅録を始めようと思っても、いつも困るのがマイク選び。少しでも良い音質で録ろうと思えば思うほど、どのマイクを選べばよいのか困ってしまいます。価格が高ければ高いほど良いマイクであるとも限らず、マイクによってそれぞれの特性があります。その特性を知り、自分にあったマイクを選ぶことがマイク選びの基本になります。
今回は、初心者の方から次の1本を検討している方にまでおすすめのボーカル向けコンデンサーマイクを厳選して3つ紹介していきます。
AKG ( アーカーゲー ) / C214 コンデンサーマイク
まず紹介するコンデンサーマイクは、こちらのAKG/C214。同シリーズの上位機種にあたるC414 XLIIと同等のダイアフラムを装備した、ラージダイアフラム・コンデンサーマイクです。指向性は単一指向性のみで、ボーカルはもちろんのこと、ギターやパーカッションなど楽器の録音にも最適です。高音をきれいにとることができ、男性だけでなく女性ボーカルにもおすすめです。製品自体は軽くて小さく、スタジオへの持ち運びや、宅録での使いまわしも簡単。コストパフォーマンスの高いこの商品は初めてのコンデンサーマイクにおすすめ。ぜひ試してもらいたい1本です。
audio technica ( オーディオテクニカ ) / AT4040 コンデンサーマイク
次に紹介するコンデンサーマイクは、audio technicaのAT4040です。特徴としては、クセがなく男性女性問わず相性が良いことです。広いダイナミックレンジを誇り、スピード感に溢れる鮮烈でナチュラルなサウンドは、レコーディングではもちろん、放送やライブなどあらゆるシーンに対応します。このマイクの魅力はなんといってもそのコストパフォーマンス。とてもお求めやすい価格となっており、誰でも簡単に高音質で録音ができる万能なマイクです。初心者の方から経験者の方まで、ぜひお試しいただきたい1本です。
NEUMANN ( ノイマン ) / TLM102 NICKEL コンデンサーマイク
最後に紹介するのは、NEUMANNのTLM102 NICKELコンデンサーマイク。NEUMANNといえば、プロが使用している高級なマイクというイメージがあり、初心者の方にはなかなか触れる機会が少ないブランドですが、この商品は10万円前後のコンデンサーマイクになります。特徴としては、コンデンサーマイクの中でもかなり小さいサイズとなっており、スタジオへの持ち運びや、自宅での録音でも非常に扱いやすいことです。また、高音域においてフィルターがかかっており、太くて存在感のあるボーカルを録音することができます。10万円前後でプロの音質を試してみたいという方や、新しい1本をお探しの方はぜひお試しください。
いかがでしたでしょうか?ぜひ、お気に入りの1本を手に入れて、録音のクオリティーをアップグレードしましょう!