数か月前にSONYから「ながら聴き」にフォーカスを当てる完全ワイヤレスイヤホンLinkBuds が発売されましたが、早くもLinkBudsシリーズ第2段となるワイヤレスイヤホンが登場。
LinkBuds WF-L900は、ドライバーユニットがリング状になっており、何とも個性的なデザイン。装着したままでも周囲の音も聴こえ、まさに「ながら聴き」にぴったりなイヤホンでしたが、今回発売されるWF-LS900Nは、ぱっと見良くあるカナル型タイプの完全ワイヤレスイヤホン。
どのあたりが、LinkBudsシリーズなのか?というポイントを含めて、WF-LS900Nの特長を紹介します。

◯ 世界最小・最軽量
まず目が行くのはケースの大きさ。非常にコンパクトです。さらに、手に持つと軽さにびっくりします。ケースからイヤホンを取り出すと、イヤホンも非常に軽い。耳に装着しても重さを全然感じることなく、装着感もとてもいい感じです。
前モデルのWF-L900は、個人的に装着感がいまいちだったのですが、今回のWF-LS900Nは、とても耳にフィットします。イヤホン本体も非常に小さく、装着しても耳からのはみだしが少差なのも特徴。これはでっぱりが少ない分、重心が耳側に傾くことで装着性を改善しているとのこと。このあたりの視点がさすがソニー。

◯ 自然な外音取り込み機能
そして、今回試聴して一番気に入ったのがこの外音取り込み機能。従来のヘッドホン・イヤホンに備わっている外音取り込み機能は、どうしても音の聴こえ方が不自然に感じてしまっていたのですが、WF-LS900Nは、イヤホンを装着しているのを忘れるくらい、とても自然です。
もちろん、SONYユーザーお馴染みの専用アプリ「Headphones Connect」にも対応しているので、外音取り込み機能の効き具合も調整できます。

◯ 高性能ノイズキャンセリング機能
LinkBuds WF-LS900Nは、外音取り込み機能だけでなく、ノイズキャンセリング機能も優秀。SONY完全ワイヤレスイヤホンの人気モデル「WF-1000XM3」と同レベルのノイズキャンセリング性能を誇ります。音楽に没入したいときはノイキャンON、街中で着用したり、気軽に使いたいときは外音取り込みONなど、場面に合わせて使い分けできます。

◯ 妥協のない高音質再生
機能面に特徴を持ったワイヤレスイヤホンですが、音質もしっかりしています。LDACに対応しているため、ワイヤレスでも情報量の多い高音質再生を実現。
ボーカルや楽器の一音一音もしっかりと捉えてくれるし、ベースやバスドラムの低音も厚みがありしっかりとした存在感を感じることができます。
さていかがでしたでしょうか。
個人的にもちょっとほしくなったワイヤレスイヤホン。音楽だけでなく、オンライン会議やテレワークなど長時間耳に装着しっぱなしでも快適そう。
ぜひ、気になる方はチェックしてみてください!