みなさん、クラシックピアノ曲と聞くと何を思い浮かべますか。バッハやショパン、ドビュッシーなどの有名な作曲家を連想する方も多いのではないでしょうか。今回ご紹介するのはそんなクラシックの定番と言われる曲ではありません。5歳からクラシックピアノ漬けだった筆者が、個人的に大好きな曲を紹介する偏ったブログとなっております!前置きはここまでにして、早速素晴らしい曲たちを紹介していきます。
■ Lyadov, Anatoly Konstantinovich:"Biryul'ki" (Spillikins) Op.2
1曲目はロシアの作曲家、アナトーリ・リャードフのピアノ曲"Biryul'ki"Op.2です。14の小曲が集まってできた曲ですが、キャラクターがコロコロと変化していくような作りになっており、12分ほどの曲にもかかわらず聴き入ってしまいます。いつか演奏したいと思い続けているので、練習を始めてみます。ちなみにリャードフは怠け癖がひどく、依頼された曲をなかなか作らなかったという話も残っています。
■ Francis Poulenc: 3 Novelettes
2曲目はフランスの作曲家、フランシス・プーランクのピアノ曲"3 Novelettes"です。20代だった1927-28年に書かれた第1・2番と、約30年後の59年に作曲された第3番がまとめられた曲集。「ノヴェレッテ」とは短編小説のことで、タイトル通りタイプの違う3曲を集めた曲集となっています。第1番は穏やかかつ軽やかな曲調で心が軽くなるような感じがします。第2番はユニークなリズムと和音がエモさを生み出しています。第3番はファリャのバレエ音楽「恋は魔術師」の主題を基に作られた美しい曲になっています。個人的に第1番が最高です!
■ 髙田 三郎:ピアノのための前奏曲集 風に踊る陽の光
3曲目は日本人の作曲家!髙田三郎のピアノのための前奏曲集より「風に踊る陽の光」です。この曲も名前の通り木漏れ日が揺れているのをそのまま音楽で表現したような美しい曲です。終わりにかけて光の妖精がさよならを告げて去っていくように感じます。実際に弾いたことがありますが、自分の出すピアノの音が理想の光のような音を出せると、とても気持ちがいい曲です。
いかがでしたでしょうか。書いていくうちに、いくつかの小曲が集まってできた曲が好みだったのだと初めて気づきました。ピアノは練習を重ねないと上手に演奏できません。最近クラシックのピアノ曲を弾く機会がないためサボり気味でしたが、好きな曲を聴いていると練習のモチベーションが湧いてきました。最後にクラシックピアノの練習・演奏におすすめの電子ピアノをご紹介します。
PLAYTECH ( プレイテック ) / PDP300BK 収納付きピアノ椅子セット
グランドピアノのタッチを再現した象牙調鍵盤を採用し、質の高い練習・演奏が可能。専用のスタンドには3本ペダルが付き、本格的な演奏をサポートします。ヘッドホン端子も搭載し、夜間の練習も可能です。楽譜などを収納可能な高低自在椅子がセットになっているため、届いてすぐに演奏できます。