今回はキーボードの種類についてご紹介したいと思います。初心者の方もピアノ経験者の方も、電子楽器のキーボードは種類がたくさんあってよくわからないという方も多いのではないでしょうか。電子ピアノ・シンセ・キーボードなど、さまざまな種類があるけど何が違うんだろう、といった疑問が少しでも解決できれば幸いです。
ピアノソロや弾き語り向け
ステージ演奏向け
バンド向け
持ち運び、子供向け
…など、目的別に紹介します。
すでに欲しい楽器の種類が決まっている方はこちらからおすすめをチェックしてみてください!
⇒ 【2024年】電子ピアノのおすすめ15選!初心者の選び方と人気ランキング
⇒ 【2024年最新版】おすすめシンセサイザー 選び方・人気ランキング
⇒ 【2024年】電子キーボードのおすすめ12選!初心者の選び方と人気ランキング
■ ソロや弾き語りをしたい、家に置いて使いたい → 電子ピアノ
できればグランドピアノやアップライトピアノが欲しいけど、置くスペースや予算的に厳しい!という方におすすめなのが電子ピアノです。ピアノを習っている方の家での練習用としてもよく使われています。電子楽器ならではの機能が使えるのがポイント。
特徴
- 88鍵盤のモデルがほとんど
- 上位モデルはタッチ、サウンドともにアコースティックピアノにかなり近い
- 音量調節やヘッドホン接続できるものがほとんどで、近所迷惑を気にせず練習できる
- 数種類の音色やメトロノーム機能が付いたものが一般的。高価格帯になるとレッスン機能やアプリ連動など機能が充実
- 3本のペダルがついたスタンドが用意されていることが多く、一緒に使えばアップライトピアノのような安定した感覚で弾ける
PLAYTECH ( プレイテック ) / PDP300S-WH 電子ピアノスタンドセット
こちらはスタンド込みでも4万円台と、コスパに優れた電子ピアノです。本格的な象牙調ハンマーアクション鍵盤を採用し、弾きごたえ十分!本体(鍵盤部)のみ、スタンドのみでも販売しています。
PLAYTECH ( プレイテック ) / PDP400S 収納付きピアノ椅子+ヘッドホン+お手入れセット
本体と専用スタンドだけでなく、椅子やヘッドホン、お手入れグッズまで付いたセットのため、届いてすぐに本格的な演奏を始められます!
ROLAND ( ローランド ) / LX-5-PES 電子ピアノ
こちらは見た目もアップライトピアノのような本格派タイプ。木材と樹脂のハイブリッド構造で作られた「PHA-50鍵盤」を搭載し、グランドピアノのようなタッチで演奏できます。
・最初の一台におすすめ、スリムでお手頃な電子ピアノはこちら
・本格的な演奏が可能な据え置き型(スタンド一体型)はこちら
■ ステージで演奏したい・タッチや音色にこだわりたい → ステージピアノ
ステージでのパフォーマンスに特化したキーボードがステージピアノです。
特徴
- 88鍵盤または73鍵盤モデルが主流
- ハイグレードな鍵盤や木製鍵盤を採用し、サウンドも高品質なモデルが多い
- ピアノ、エレピ、オルガンなど、鍵盤楽器系の音色のバリエーションが多い
- ステージ上でもパッと素早く音色の調整ができる設計
- ステージ映えする洗練されたデザイン
- 本体だけでは音が出ないスピーカー非搭載モデルもあるため要注意。スピーカーに繋げば、バンド演奏にも耐えうる大きな音が出せます!
YAMAHA ( ヤマハ ) / CP88 ステージピアノ 88鍵 木製鍵盤
本物のピアノさながらの鍵盤が魅力の、YAMAHAの大定番ステージピアノ。ヤマハのグランドピアノのほか、定番のピアノ音色を多数搭載。
ROLAND ( ローランド ) / RD-08 電子ピアノ
こちらも超定番モデルです。スピーカー内蔵で本体だけでも音が出るため、家での練習にも使いやすいです。
VISCOUNT ( バイカウント ) / LEGEND '70s Artist
イタリアのオルガンメーカーViscountによる音源部がモジュラータイプのステージピアノ。レトロ感あるエレクトリックピアノさながらの外観はステージでも存在感を放ちます。
■ バンドでキーボードをする → シンセサイザー
バンドでキーボードをしていると、ピアノの音だけでなくストリングス(バイオリンなど)や金管楽器の音を担当することも出てきます。また、バンドのサウンドに合わせて音色を細かく調整したい場面も。そのような要望に応える鍵盤楽器がシンセサイザーです。
特徴
- プリセット(最初から内蔵されている)音色が豊富
- 自分で音色の編集をしたり、音色を重ねたりして独自の音色を作ることができる
- 作った音色を記憶させ、ワンタッチで呼び出せて、素早い音色の切り替えが可能
- 49~88鍵盤、鍵盤数のラインナップが豊富
- 鍵盤は軽いものが多い
- ステージピアノ同様、外部のスピーカーやヘッドホンにつながないと音が出ないものが多い
ROLAND ( ローランド ) / JUNO-DS61 定番シンセ 純正ソフトケース付
バンドキーボード初心者に大定番のシンセ、JUNOシリーズ。「高音質」「軽量」「簡単操作」で一番売れているシンセサイザーです!76鍵、88鍵から選択でき、88鍵のみピアノタッチ仕様になっています。
YAMAHA ( ヤマハ ) / MX61 BK【純正ケース付】61鍵シンセサイザー
「良い音を気軽に持ち運べる」をコンセプトとして製作された軽くてコンパクトかつハイクオリティ音色が特長のシンセサイザー。
KORG ( コルグ ) / KROSS2-61-MB 61鍵キーボードシンセサイザー
軽量かつスタイリッシュなボディと、初心者でも直感的に操作可能なユーザー・インターフェースを実現。ファースト・シンセにもおすすめ!
■ 気軽に持ち運べる鍵盤や、子供が遊べる鍵盤がほしい → ポータブルキーボード
本体が軽量・コンパクトなキーボード。 楽しい機能でお子様におすすめの機種も多いです。
特徴
- 5000円以下のモデルもあり、お財布にやさしい
- 初心者でも楽しめる機能が備わっているモデルが多い
- 32~61鍵盤ほどで、鍵盤数もさまざま
PLAYTECH ( プレイテック ) / PTK070 ミニキーボード
コンパクトなのに多機能な44鍵ミニキーボード。代表的な音色をワンタッチで切り替えできる便利なボタンを搭載し、曲中の音色の変更もスムーズです。初めて楽器を触るお子さまにもおすすめ!
PLAYTECH ( プレイテック ) / PTK200II ポータブルキーボード
多機能・高コスパの61鍵ポータブルキーボード。さまざまな音楽ジャンルを演奏できるよう、480もの音色を内蔵。押さえたコードを画面表示できるコード辞典など、便利な機能が満載。初心者でも手軽に楽しめます!
PLAYTECH ( プレイテック ) / PFK61 折りたたみキーボード
半分に折りたたむことができ、収納・持ち運びに便利な61鍵ポータブルキーボード。リズムと音色はそれぞれ豊富な128種を内蔵。充電式かつ専用のソフトケースが付属するため、どこへでも持ち運んで演奏できます!
■ 吹奏楽や歌の練習で使う → 練習用キーボード
吹奏楽や合唱の練習では、ピアノやキーボードで音取りをすることがあると思います。普通のキーボードもいいですが、練習専用のキーボードというものも存在し、演奏用にはないさまざまな機能がついています。
特徴
- 吹奏楽でよく使うB♭、E♭、F、Cにワンタッチで移調できる
- 平均律と純正律を切り替えられる&自分で調律を設定できる
- 拍子を自在に設定できるメトロノーム機能
- 音色の立ち上がりや明るさなどを変更でき、指導者のイメージを伝えやすい
YAMAHA ( ヤマハ ) / HD-300 ハーモニーディレクター
専用アプリとBluetoothで接続し、コードの判別やうなり・ハーモニーバランスを確認可能。ピッチやリズムを聴きながら練習できる自動演奏機能を搭載しています。
ROLAND ( ローランド ) / JUSTY HK-100 ハーモニー&リズム練習用キーボード
ハーモニー&リズム練習用キーボード。チューニングに使いやすい専用音色を17音色内蔵。鍵盤から手を離しても音が持続するホールド機能を搭載しています。
■ インテリアとしても楽しみたい → トイピアノ・ピアノ風キーボード
部屋に置いておくだけでも絵になるおしゃれなキーボードがこちら。 プレゼントや、お子様の遊び用としてもおすすめです。
KORG ( コルグ ) / microPIANO Red マイクロピアノ
おしゃれなルックスで本格的なピアノ演奏が楽しめるミニチュア・ピアノ。25種のショート・フレーズ音色を含む61音色を内蔵。単3乾電池6本で動作し、いつでもどこでもピアノ演奏を楽しめます!
KAWAI ( 河合楽器製作所 ) / グランドピアノ ブラック(1141)
KAWAIの定番トイピアノ。クリアで正確な音程を奏でます。新開発の鍵盤アクション機構を搭載し、弱い力でも音を出しやすく、小さなお子さまでも楽しく演奏できます。
以上、一口にキーボードと言っても用途に合わせてさまざまな種類があります。購入をお考えの方は、使い道に合わせてじっくり選んでみてください。