突然ですが、発売当初に話題になったPLAYTECHの折りたたみキーボードをご存じでしょうか?軽量設計かつ、真ん中で折りたたむことができるため、とても持ち運びやすい画期的なキーボード「PFKシリーズ」です。61鍵、88鍵の2モデルがラインナップされていますが、今回は 61鍵モデル を実際に使ってレビューしていこうと思います!
いざ開封!
頑丈そうなケースに折りたたまれた状態で入っています。重さ約2.5㎏と軽い!折りたたまれた状態だと横幅約47cmと、かなりコンパクト。簡単に持ち運べるのがすでにわかり、この時点では文句なし!


ケースから出して真ん中を広げると、すぐに61鍵盤の見慣れた形にセッティングできました。

付属のUSB Type-Cケーブルを使用して給電します。バッテリーをフル充電すると、コードレスで約4時間の連続使用が可能。どこへでも持ち運んで演奏できちゃうのが◎。
それでは、実際に演奏してみましょう。
いざ電源をONに。左側のランプが光り「パワーオン」の音声が流れます。鍵盤を押すとデフォルトのピアノ音色で演奏できました。ボックスタイプの鍵盤を採用しているため、ピアノを弾いたことがある方であれば違和感なく演奏できるか思います。ボリュームは0~15の16段階にて設定可能、電源を入れたデフォルトの場合は12に設定されています。自宅で演奏する際には申し分ない音量で鳴らしてくれます。
続いて、各機能について使用感を確認してきます。
音色、リズムはそれぞれ128音色搭載。いろいろな音楽ジャンルを演奏できそうです。いくつか試してみましたが、お気に入りの音源は「19.Church Organ」。バッハなどのバロック音楽がよく合います。
Record/Playボタンを長押しすると、録音することも可能。思いついたフレーズを忘れないように簡単に録音することもできそうです!トランスポーズやメトロノーム機能など、便利な機能ももちろん装備しています。
次は目玉機能のひとつ「自動伴奏」です。
Chordボタンを押すと、SINGLE →FINGERS→ OFFの順にコードモードが切り替わります。SINGLE(指1本で伴奏を奏でられるモード)かFINGERS(3個以上の音を押して和音を弾くと伴奏が流れるモード)を選択するとコード演奏モードとなり、リズムを再生中に低音域C3~F4#のキーを押すと、リズムに合った伴奏が流れます。使いこなすには若干の慣れが必要そうですが、初心者でも簡単にそれっぽいコードが演奏できる点は魅力的です!
USB MIDIにも対応しているため、付属のUSBケーブルを使用してパソコンに接続すると、なんとMIDIキーボードとしても使用できちゃいます!「ミニキーボードよりも原寸大の鍵盤で打ち込みたい、49鍵だと若干物足りない、でもなるべく小さいものがいい……」という方にまさにおすすめ!使わない時は折りたたんでしまっておき、使うときに広げれば61鍵に早変わり。この便利さから、通常のキーボードとしてではなく、完全にMIDIキーボードとして使用しているお客様もいらっしゃるようです。
以上、折りたたみキーボード「PFK61」をざっと紹介しましたが、いかがでしたか。初心者から上級者、DTMerまで、さまざまな方におすすめの商品です。サイズは半分、機能は十分の折りたたみキーボードを、みなさんもぜひ体感ください!