
私の記事を見れば何でも商品の紹介ばかりですが、こちらもまた紹介したいので紹介します。
今回は、日本を代表する巨人「BOSS」様から『BOSS BB-1X Bass Driver(以下、本機)』です。
BOSS ( ボス ) / BB-1X Bass Driver ベース用プリアンプ
本当になんで今まで買わなかったのだろう?なんで?どうして?っていいたいくらい買わなかったことを後悔しています。
そして、デビューから7年近く経つのに古さは感じない。
繋げばいい音がするとも言われていますが、どうでしょうか?
そしてなにより、おそらく最後のプリアンプ紹介となります。(2022年現在情報で更新される可能性が大です)
プリアンプって定番品がほとんどを占めていますが(当たり前)これもまた定番となっていますね。
今更ながらですが、一方的に語っていきましょう。(本当は読者の皆様からツッコミ制度があってほしいと思っています)
とりあえずは公式の文面をどうぞ。
■ 本題
1. 繋げばわかる音の明瞭さ!
このプリアンプの最大の特徴かもしれません『繋げばいい音がする』です。
ないと物足りなくなる感じのPedalです。
おそらく、BOSS ODB-3を除けば初のプリアンプとなると思います。
しかしどうなのでしょうか?ODB-3と同様のつまみなのですが、こちらはプリアンプで、あちらはOver Drive Pedalとするのか?
違いは?
最大の違いは構造や成り立ちにあると思います。
メインとするところが違うのかと、勝手に妄想しております。(さすが妄想ベーシスト!ロマンだけはいっちょ前!)
今回採用された『MDP』にあると思います。
アナログ回路とは少し違って、結果から言ってある程度チューニングされた、いや加工された音が鳴ります。
「加工された」と言えば、なんだか不自然な感じがするかもしれませんが、例えばケーブルを通った時点でピッキングした音がアンプからスピーカーに届くまで『ロス』が生じます。
そこを補正する様なイメージですかね。
また、題名の『音の明瞭さ』ですが、歪Pedalあるあるですが、かけすぎたら後半音がグシャグシャになってしまうあれです。(あれってなんやねん)
それが起らない感じですかね。
最近そうした対策を取られている製品も増えましたが、2015年にそれを採用したBOSSの先見の明であると考えます。
歪の質もさながら、この音を求めてた!という方はたくさんおられると思います。
2. DRIVE & BLENDのつまみは自由自在!音痩せなしなので好きな様に使える!
ここです!歪ませ放題です!www
しかし多少は相性や好みがあるかと思いますが、歪Pedalとして使うのは少し違うと思います。
どっちかというと、かけっぱなしに向いてるかと思います。
こんなPedalを探してたっていうのはここにあるのかもしれません。
ダーティーで厚みある音、それがこのペダルの特徴です。
ここで一つ。
TECH21 SANSAMPを使っている、使っていたという方に是非使っていただきたいです。
比べる対象としてはサンズだと思います。
サンズはあのギラっとした歪が特徴ですよね。
こちらはそれと色が違って、ダーティーな印象です。
ここで一つお勧め動画をどうぞ!(動画に逃げる)
多弦のジャズベースを使用されているMutsumiさんの動画です。
ものすごくわかりやすいので、こちらを参考にしていただけたらと思います。
3. 真価はライン出力にあり?
これってどうなんでしょうか?
実は広い会場でライブをやったりする機会もございませんし、私の様な自宅ベーシストにはあまり使用機会がないのでうまく表現できません。
では何故、この事を今回取り上げたかというと『BOSS製品初搭載』だからです。
今まで登場したBass Pedalにこのライン出力は搭載されなかったからです。
出力は『XLRオス-TRSフォン』を使用することとなっています。(ちなみに、ALBIT A1BP VINTAGE MARKⅡも同様でした。)
BOSS曰く、ここにかなりの力をかけたとのことで、かなり期待できる訳ですね。
そこを使えないのですからもどかしい。
例えば、ここをヘッドフォン出力も可能ですよといった具合にしていただけたらまた使い手がでるかもしれません。(ALBITの場合、ここがヘッドフォン出力にもなっています。)
一度オーディオインターフェースにつないで試してみてもよいかもしれませんね。
4. EQはLow & Highですが、ODB-3とは違った効き方
ということで、感覚的な言い方になってしまいますが、思いっきり振り切っても使えます。
かけっぱなしを想定したEQなのだと思いますが、極端なことにはなりません。
むしろ、そのベース本体やアンプ、スピーカーの出音によって変えてもいいかもしれません。
LOWを上げて音を太くするのもよし、HIGHを上げて少しギラっとさせるのもいいかもしれません。
これを作られた音と思う方もいるかもしれませんが、直感で動かせるこのノブは非常にストレスフリーです。
最近こうしたノブの設定が多いように思います。
極端な動きで、極端な音が作れるよっていうよりは「少し補正させていただきます」みたいな感じですかね。
こんなことを書きながら、私の設定はほぼセンターですがwww
同じBOSSでもODB-3の場合、HIGHを上げると、プレゼンス?に相当した位置が上がるので、正に歪Pedalだからでしょう。
そうした部分から見ても、音が破綻しないように本機はなっているものと考えられます。
キャラが薄い本機の良い所ととらえていいと思います。
表現するなら、LOW-MID & HIGH-MIDの様な印象でしょうか?
ODB-3の場合、歪に対してどのような「歪ませ方」をするか?のEQであり、本機の場合はどんな「音作り」をしたいのか?というEQになるのかなと思います。
一つキーワードをだすのなら「アプローチが極端ではない」といったところでしょうか。
■ 最後に
今回でおそらく最後のプリアンプ紹介となります。
何故なら、私のプリアンプ探しの旅が終わったからです。(これを言って終わった人はいません)
いうところ、欲しいものは星の数ほどございますが、実際使える物は限られておりますので、現在は購入を控えているというのが本音であり、もっとリアルな話が資金的に限界があるというお話です。
しかし、今回真面目に本機を触って研究しましたが、どんなベースにも合いますね!
さすがBOSSです!(「悩んだらBOSS」に嘘偽りはございません。)
そうしたらそれでプリアンプからはみ出て、BOSSのアンプが欲しくなるわけで、物欲が尽きません!
今回も好きに書かせていただきましたが、できれば今後も人のためになる、参考になるような記事を書いていきたいと考えていますので、また機会あればよろしくお願いいたします。
では、最後の最後に過去記事紹介です。
現在手持ちのプリアンプを語った記事が他にも沢山あります。
沢山といっても3つですがw
真面目な話なのですが、研究の成果なのか、ものすごく愛着が湧いてきてしまい、4機ともエフェクターボードに入れている正真正銘の愛機で、嘘偽りなくレビューしております。
過去記事:「プリアンプ」紹介
- ALBIT A1BP VINTAGE MARKⅡ
- Darkglass Electronics Microtubes B7K Ultra V2 with AUX in
- MXR M80 BASS D.I+
これらが現在手持ちで、研究可能なプリアンプです。 言いたいことや、ツッコミどころが山ほどあると思いますので、是非Twitterの方によろしくお願いします。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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