
エレキギターはいろんな弾き方ができる楽器です。真面目な奏法ではタッピング奏法やライトハンド奏法など有名な奏法がありますね。まあ、それは誰でも知っていると思いますので、今回はちょっと変った奏法や面白い奏法を集めてみました。暇があったらぜひチャレンジしてみてください。
■ 歯ギター奏法
Shaman villagrana / Jimi Hendrix Hey Joe Subtitulos Español HD SD歯でエレキギターを弾きます、とにかく目立つことは間違いないです。ジミヘンがこの奏法を多用するので有名になりましたが、ジミヘンが登場するより前からこの奏法があったようです。
弾くときの注意点は、エレキギターを腕の力だけで支えようとしないこと。4kg程度もあるエレキギターを頭の位置まで持ち上げて弾くので、体全体で力を捉えるようにしましょう。背中を反るような感じにして胸にエレキギターをのっけましょう。
口はなるべく大きく開けると弾きやすいです。口を動かすよりもエレキギターを動かすようにすると楽に弾けます。インパクトが大きいわりに意外とやりやすい奏法なので、ぜひ試してみてください。
■ 背面弾き奏法
Shaman villagrana / Jimi Hendrix Hey Joe Subtitulos Español HD SDこれも歯ギター奏法と同じでジミヘンがやっていることで有名になった奏法です。背中にエレキギターをのっけて演奏します。のせるのは肩から首にかけての位置で、右利き用のエレキギターなら右肩にのっける形になります。
演奏者からは全くギターが見えないので難しそうですが、手の持ち方が変わるわけではないですし、普段からギターを凝視して演奏する人はあまりいないと思いますので、練習すれば意外と早く習得できます。
この奏法は聴いている人に弾いている動きがよく見えるのがいいところです。歯ギターだとほとんどギターの裏側しか見えないので、本当に歯で弾いているのか疑われそうですが、背面弾きならその心配はないですね。
■ ギター回し奏法
ナショナル ジオグラフィック TV / ギタースピンでかっこよくキメる方法 | バ科学エレキギターをグルグルまわしちゃう奏法、連続して3回くらいまわせるとマスターといえるでしょう。最初はワイヤレスでシールドなしで練習しましょう。慣れてきたらシールドありでもいけます。
ストラップをピンと張った状態にしてからエレキギターのエンド方向にギターを投げます。自分を中心軸にしてギターを回す感じです。最初は1回転したらキャッチ、慣れたら2~3回転ぐらいできるとベストでしょう。
ストラップはしっかりとエレキギターにつけておきましょう。回すとエレキギターに大きな遠心力がかかるので、ストラップピンから外れてエレキギターがふっとんでいく可能性があります。ストラップは穴が大きくなっていない新品を使うと安心だと思います。
■ コーム奏法
Mattias IA Eklundh / Mattias IA Eklundh - Musth櫛で弾く奏法です、連続して同じ弦をピッキングしたような音になります。櫛の歯の部分が弦に当たるので、同じ強さ一定のリズムで音を鳴らすことができます。櫛は木製や金属製、プラスチック製などさまざまな素材があるので、ピックの素材を選ぶ感覚でいろんな素材の櫛で弾き比べをしてみるのも面白いかも。
■ ラップタップ奏法
erikmongrain / Erik Mongrain - PercusienFa座った状態でエレキギターを膝にのせて弾く奏法です。これは弾きやすいかもしれません。ギターの弦が見やすいので、確実に弦をヒットすることができます。しかも、ぶら下げて持つ必要がないので肩もこりません。個人的には大正琴みたいだなと思ってしまいました。
■ ボウイング奏法
坂本光久Official Youtube / バイオリンの弓でエレキギターを弾く!これが伝説の「ボウイング奏法」だ!ーViolin bow on electric guitar (Amazing Grace)ミュージシャンでは、レッド・ツェッペリンのギタリストのジミー・ペイジがこの方法で演奏しています。バイオリンなどで使われる弓をつかってエレキギターを弾きます。バイオリンのようにロングトーンが弾けるようになります。エフェクターを使えばより幻想的な音に仕上げることもできます。
■ 個人的にはコーム奏法が押し!
面白いエレキギターの奏法をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。個人的には一番簡単で特徴的な音が出せる「コーム奏法」が気に入っています。いつもの演奏に飽きたり暇があったら、ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
投稿についての詳細はこちら