
ギターケーブルはさまざまな種類と価格のものがあります。これまで、CANARE GS6のケーブルにSWITCHCRAFT 280のコネクターを組み合わせたものを使っていましたが、Ex-pro FL seriesを購入しましたので比較をしてみたいと思います。
Ex-pro ( イーエクスプロ ) / FL series 3.0m S/S
SWITCHCRAFT ( スイッチクラフト ) / 280
■ 音質はどうなの?

アンプに繋げてエレキギターを弾いてみました。ずばり音質でいうとEx-pro FLの方が好みです。CANARE GS6S+SWITCHCRAFT280と比べてギターから出る原音のまま忠実にという感じでしょうか。こもった感じがなく非常にクリアーな音で聴こえます。逆に言えばCANARE GS6S+SWITCHCRAFT280のほうが温かみのある音質で聴こえます。
DTMのエレキギター音源入力用としても使いたかったので、原音に忠実なEx-pro FLの方が後で加工しやすく使い勝手が良さそうです。まあ、価格でいってもEx-pro FLの方が2倍くらいの金額なので、音質がよくないとトホホ・・ですが。
CANARE GS6S+SWITCHCRAFT280はアマゾンで販売業者がケーブルとコネクターを組み合わせたものを購入したので、サウンドハウスで材料を購入して自分で作ればもっと安くできるはずです。サウンドハウスのユーチューブチャンネルでもギターケーブルの作り方が紹介されています。
HOW TO 「ギターケーブルの作り方」
■ 見た目でカッコいいのはどっち?

個人的にすごく気になるのがデザインのカッコよさです。カッコ悪いケーブルだとエレキギターを弾くテンションが上がらないので見た目は大切です。CANARE GS6S+SWITCHCRAFT280のデザインはまあ普通ですね。黒いケーブルに艶のあるシルバーのコネクターで非常にシンプル。安っぽくはないので悪くはないです。
Ex-pro FLは黒いケーブルに艶消しシルバーのコネクター(差し込む部分は艶あり)で、コネクターのシマシマが入ったデザインが好きです。水色のラインも入ってちょっとおしゃれ。また、ケーブルには金色の文字が書かれていてカッコいいです。見た目ではEx-pro FLが断然好きです。
また、Ex-pro FLの方がケーブルが太いのでどっしりして見えますね。Ex-pro FLが実測で直径7mm、CANARE GS6Sが実測で直径6mmです、たかが1mmですが印象がだいぶ違います。ケーブルの固さはどちらも同じくらいで、柔らかめで使いやすいと思います。
■ エレキギターのジャックに入りやすい!

普段使っているのはFENDER Player Stratocaster HSSですが、SWITCHCRAFT280の場合ジャックのネジをきっちり締めると入らなかったので、少し緩めて使っていました。Ex-pro FLの場合はきっちり締めてもちょうどいい力加減で入ります。当たり前と言えば当たり前ですが、実はこれが一番嬉しいところでした。
■ Ex-pro FLはケーブルが長くなっても高音質
個人的には自宅で聴いた感じがよければいいのですが、Ex-pro FLはケーブルが長くなっても、高音域の劣化を最小限に抑えることができるようです。これは、自宅で使うよりもステージで長いケーブルで使う方が特徴が発揮できるということですね。なかなかの優れものです。
■ 他にもあるぞ!Ex-proのギターケーブル
今回クリアな音がほしかったのでEx-pro FLを選びましたが、Ex-proには他にもギターケーブルがありますのでご紹介します。
Ex-pro ( イーエクスプロ ) / FA series 3.0m S/S
Ex-proで、ず太いサウンドが欲しい方にはFAがおすすめです。FLの何も加えない引かないサウンドに比べると、低音域の強い、ず太いサウンドが楽しめるギターケーブルです。FLよりも少し価格が高くなりますがおすすめです。
どうせならケーブル全てEx-proにしてしまおう!という方におすすめなのがこれ。Ex-proのパッチケーブルFTP-04LLです。高い柔軟性と強度を持ち、音の輪郭をしっかりと表現できるパッチケーブルです。
Ex-pro ( イーエクスプロ ) / OPREX REGULAR SERIES 2.0m L/S
FLやFAはちょっと価格が高いかなという方におすすめなのがOPREX REGULAR SERIESです。低価格でありながらEx-proらしい素直な音質でおすすめです。
■ とにかくそのまんまの音が欲しい人は試してみて!
今回は、Ex-pro FLをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。CANAREのギターケーブルと個性が違うギターケーブルを使ってみたい方におすすめします。ぜひ、試してみてくださいね。
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