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今さら聞けないステレオとモノラルの違い

2019-09-20

テーマ:PA

こんにちは、営業の井上です。
今回は「ステレオとモノラルの違い」について説明していきたいと思います。機材のお問合わせを頂く際、今まで気にしていなかったという方が結構いらっしゃいます。ステレオを意識すると音楽の聴こえ方も変わり、これまでとは違った発見があるかもしれません。これを機にしっかりとマスターしましょう。

■ ステレオとモノラルの違い

まずはよく勘違いされる点を上げてみます。

・ステレオは両方から聴こえる、モノラルは片方からしか聴こえない
・ステレオのほうが音質に優れている。
・スピーカーが一つでもステレオ再生できる。

恐らくこんなところではないかと思います。では、ステレオについて詳しく掘り下げていきます。

ステレオ音源は、複数のスピーカー(イヤホンだとLとR)がないと再現できません。
というのもステレオは右と左で違う音を出力し、立体感を出しているからです。コンサートで聴いているかのような臨場感はこのステレオ再生によって実現することができるのです。
ステレオ音源である必要があり、モノラル音源の場合は、2つのスピーカーで鳴らしても、モノラルになります。理由は左右から同じ音が出ているからです。実際に2本のスピーカーの中央でモノラル音源を聴くと一点から音が聴こえてきます。
ステレオ・システムでは、両方のスピーカーをよく聴くと左右で異なる音が鳴っています。簡単にステレオとモノラルの違いが確認できる実験があるので紹介します。

■ スマートフォンでモノラル・ステレオの違いを確かめよう!

iPhone限定ですが(恐らくAndoroidでも可能ですが今回は省略)、iPhoneにはモノラル、ステレオを切り替える機能があります。その設定手順を説明します。

1.iPhoneの設定ボタンをタップ

01

2.一般のタブをタップ

02

3.アクセシビリティをタップ

03

4.モノラルオーディオをON

04

以上で設定完了です。

■ 試聴

設定手順がわかった所でステレオとモノラルで聴き比べてみましょう。
いかがでしょうか。ロック系のバンドであればボーカルやベースは真中でシンバルは右、左から聴こえてくるかと思います。ギターが右、キーボードが左など、それぞれの音がいろいろな場所(定位と言います)から聴こえてこないでしょうか。
「これでも違いがわかりにくい!」
という方がいましたら、ぜひビートルズの初期の曲を聴いてみてください。
右からはギター、左からはドラムとはっきりと分かれています。これは本人たちが意図していたわけではないようですが、左右で音が異なって聴こえることを体感するには最適です。例を挙げると、I Want To Hold Your HandやCan’tBuy Me Loveなどがわかりやすいかと思います。ステレオ黎明期ならではのミックスです。

現在制作される音楽はステレオが主流ですが、モノラル音源を楽しむ方もいます。
●オーディオ初心者によるアナログライフのススメ 第二回 「黄金のネジは、あなたのストレートアームを救う!」

■ PA・レコーディング目線でのステレオについて

では、ここからはPA・レコーディング目線でもう少し詳しく見てみます。
ミキサーにはPANというツマミがあります。これは左右(L/R)のスピーカーからどのくらいの割合で音を出力するかを決めるツマミです。右に回すほど音は右に、左に回せば左に寄っていきます。音の聴こえる位置を「定位」と呼びます。

05

ツマミの位置が真ん中だと、左右同じレベルで出力され音も中央から聴こえます。ミキサーを使ってステレオ再生する際は、このPAN(赤枠)を楽器やボーカルなどの音源ごとに設定して、ステレオイメージを作ります。こうしてステレオ音源を制作しています。

ステレオコネクターについて

さて、ステレオ音源を理解できたところで、最後にコネクターについても少しお話したいと思います。ステレオのコネクター、モノラルのコネクターはそれぞれ下記となります。

モノラル(2極) CLASSIC PRO (クラシックプロ) / P12 モノラルフォンプラグ

CLASSIC PRO/P12

ステレオ(3極) CLASSIC PRO (クラシックプロ) / P12S ステレオフォンプラグ

黒いリング一つがモノラル、二つあるのがステレオです。イヤホン/ヘッドホンは基本的にステレオなので、黒いリングが二つあります。
実はライブやレコーディングなどで機材に触れる方は、もう一つ知っておくべきことがあります。先ほどステレオと紹介していますが、ステレオではない使い方もあるのです。

バランス接続

ステレオ仕様のフォン端子は、TRSフォンとも呼ばれ、バランス接続する際にも用いられます。この場合、ステレオではなくモノラルとして使用します。バランス接続では、正相、逆相の信号とグラウンド、3つの信号を利用し、ノイズ成分だけを打ち消す仕組みになっており、ノイズに強い伝送方式になります。

少しややこしい話ですので、ここでは「ステレオフォン」コネクターが、必ずしもステレオ接続ではないことを覚えていただければ大丈夫です。ステレオ接続とバランス接続に互換がないことだけ覚えておいてください。

営業部 / 井上 洋平

中学生時代に聴き始めたB'zやポルノグラフィティ等のロック音楽に興味を持ち、高校よりギターを弾き始める。大学進学後、サークルでバンドを組み、そこで基本的なPAの知識を身につける。音楽に関わる仕事をするため、地元福岡を離れサウンドハウスへ入社。現在はPA機器全般を担当し、マイクのプロダクトマネージャーとして活躍中。趣味は自家製チャーシュー作り。

CLASSIC PRO / P12 モノラルフォンプラグ

CLASSIC PRO

P12 モノラルフォンプラグ

¥100(抜)¥110(込)

フォンコネクター、モノラル、ストレート

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