
こんにちは!作曲家のKaoruです!
今回はベースアンプについてお話をしていきたいと思います。
ベースアンプは、ギターアンプなどとかなり似たような構造や動作原理でできておりギターアンプ同様に大まかに分けて2種類に分けられます。
それは「トランジスタアンプ(ソリッドステートタイプ)」と「真空管アンプ(チューブアンプタイプ)」の2択です。
これらはそれぞれに特徴や得意/不得意がありますがどちらも同じくらいの人気があります。
つまり、使用される方の目的・環境・好みによるということだと思います。
そこで! トランジスタアンプと真空管アンプの違いや魅力を解説し、僕が個人的にオススメしたい製品をピックアップしていきます!
■ トランジスタタイプとは?
トランジスタアンプはその名の通り、信号の増幅をする部分に「トランジスタ」という電子パーツを搭載しているアンプのことを指します。
最近特に、目にする機会が増えた「デジタルアンプ」や「モデリングアンプ」もほとんどのモデルがトランジスタを使用していることもあり、トランジスタアンプのカテゴリーに分類されることになります。
特徴をいくつか挙げていきましょう。
1. 維持が楽!
真空管アンプのようなメンテナンスやパーツ交換の必要が無く、故障しない限り半永久的に使い続けることができます。
よっぽど雑な使い方をしない限りはかなり長期間使用していけると思います。
2. サウンドメイクや柔軟性が抜群
基本的にコントロールできる周波数も幅広いので、サウンドメイクの幅も真空管アンプより広いです。
しかし、真空管アンプに比べるとパンチ力に劣ります。
サウンドに関しては、各モデルによって異なりますし自分のサウンドメイクでカバーできる部分もあるでしょう。
3. コンパクトなモデルが多い
トランジスタアンプは構造がシンプルかつ、使用されるパーツがコンパクトなものが多いのでアンプ本体もコンパクトなものが多いです。
モデルによっては、ベースのギグバックに収まるくらい小さいものもありますので持ち運びやすいです。
■ 真空管タイプとは?
こちらもその名の通り、真空管というパーツが使用されているアンプのことを指します。
名機が多く存在しており、アンペグなどのアンプは長年世界中から人気を得ています。
真空管は使用できるようになるまでに時間が掛かったり、消耗品なので交換が必要だったり、デリケートだったりと欠点の多いものではありますが真空管ならではの魅力があります。
1. 真空管ならではの温かく力強いサウンド
これは真空管アンプでしかだせない唯一無二の強みでしょう。
また、歪み系のサウンドとも相性が良いので根強い人気があります。
2. 真空管によるサウンドの変化を楽しめる
真空管と一言に言ってもさまざまな種類があります。
製造メーカー・構造・サイズなど、、。
真空管を交換した際の音の変化を楽しむことができるので、自分の好みに合わせたカスタマイズができます。
音に徹底的にこだわりたい!という方にはとてもオススメです。
真空管は安いものなら2,000円程でも豊富に販売されているようです!
■ 価格の違い
真空管アンプとトランジスタアンプですが価格を比較してみると全体的に真空管アンプのが高価なモデルが多いようです。
定期的に真空管を交換したりとコストが掛かってしまいますのでその費用も考えて購入する必要があります。
また、あくまで僕の経験上ではありますがいろいろな種類の真空管を販売しているお店が少ないのが現状だと思います。
なので購入したい場合は、サウンドハウス一択です!
いざという時のために多めに購入しておくことをオススメします!
■ 選ぶ際の基準は?
選ぶ基準ですが人それぞれの用途によります。
なので一概には言えませんが私の個人的な意見を伝えさせていただくとすれば
ライブなどを多く行われる方は真空管アンプがオススメ!
真空管はとてもパンチがあるのでバンドアンサンブルなどの多くの楽器が入り混じる場面でも埋もれることのない存在感のあるサウンドになります。
トランジスタアンプは真空管アンプに比べ維持費のようなものがないので自宅でベースを行ったり、レコーディングで使用したい方に向いていると思います。
特に最近はかなり機能が充実しているモデルが多いのでとても楽しめると思います。
またコンパクトなので自動車を持っていない方にオススメ!
それではサウンドで取り扱っているオススメの製品をご紹介していきましょう!
AGUILAR ( アギュラー ) / Tone Hammer 500
ベースアンプやエフェクターなどを中心に展開しており、世界的に注目されているアギュラーのコンパクトなヘッドアンプ。 ちなみにトランジスタアンプになります。
とても上質でクセの少ないクリアなサウンドに定評があります。
約1.4kgと片手で持ち運べるくらい軽量なので持ち運びやすいです。
コントロールパネルにはゲイン・ミッドレベル・ベース・ドライブ・ミッドレンジ・トレブル・マスターヴォリュームが搭載されており幅広いサウンドメイクが可能になっています。
ミュートスイッチが搭載されているので、ライブ中のベースの持ち替えやMCの時にとても重宝します。
入出力端子にはSEND・RETUNE・BALANCED OUTPUTといったエフェクターの接続やレコーディングなどにも充分な機能を搭載しているのでさまざまなシーンで活躍してくれます。
僕自身、バンドマン時代に使用していましたが音質・耐久性・利便性どれをとっても満足できる製品でした。
出力が異なるモデルも販売されています。↓
AGUILAR ( アギュラー ) / Tone Hammer 350
AGUILAR ( アギュラー ) / Tone Hammer 700
ご自身の用途に合わせて選んでくださいね!
以上、「ベースアンプ」トランジスタアンプと真空管アンプの解説とオススメの製品をご紹介してみました。
アンプはサウンドの決め手となる重要なアイテムでメーカーごとに様々な特徴があります。
みなさんもいろいろなベースアンプを試してみてくださいね!
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