最近コンパクトエフェクター重すぎ問題を真剣に考えている筆者です。エフェクターを揃えまくるのも楽しいけど、毎回持ち歩いていたら肩パキパキになってしまう……。ということで今回は、マルチエフェクターといえば!なZOOMの「G2 FOUR」を実際に使ってみました。
ZOOM ( ズーム ) / G2 FOUR ギター用マルチエフェクター

まずギターケースのポケットには余裕で入ります。そして超絶軽いッ!
付属しているアダプターをつないで早速スイッチオン!アダプターは9V、0.5Aなので、一般的なパワーサプライとつなげて使用できるのも嬉しいところ。

スイッチを入れるとAMP出力とLINE出力で選べるようになっています。LINE出力を選んでイヤホン端子にイヤホンを挿せばもう音が聴けちゃいます!マジでどこでも練習できるじゃん!と早くも感動。

個人的に一番嬉しい機能は、エフェクトタイプが豊富に用意されていること。機材を揃えきっていない初心者の方でも、本格的な音作りが簡単にできます。◀ ▶のボタンをポチポチしていたらNirvanaファン歓喜の「TeenSPRT 1991」モードを発見!これでSmells Like Teen Spiritのサウンドを完コピできます。

このモードを選択すると、ディストーション、コーラス、アンプの細かなイコライジングが可能になるのでより好みの音色を作れるようになります!もちろんライブラリにあるエフェクトをひとつずつ選んでモデルを作ることも可能です。
G2 FOURの特長である「新開発のマルチレイヤ―IR機能を搭載」とは何ぞやと疑問に思っていましたが、そのサウンドを聴いて納得。ギターの音量やピッキングに応じて変化するアンプの音色の特性を如実に再現しているので、いい意味でアナログ感があって扱いやすいサウンドを得られます。
また、マルチエフェクター初心者あるあるで「操作が難解すぎて使いこなせない」問題があるかと思いますが、操作の種類が多くなくとってもシンプルなので、直感的につまみをいじってみれば操作可能。アナログエフェクターにどっぷり浸かってきた筆者でもサクサク操作できて感動しました。


端子はこちら。AUX INがついているので音源に合わせて練習したいときはここから入力できます。OUTPUTはモノラル・ステレオどちらも対応。コントロール入力端子に別売りの エクスプレッションペダル を追加できます。
横面にはヘッドホン端子とUSB端子。オーディオインターフェースとして使用できるのでパソコンやスマートフォン/タブレットと接続して手軽にDTMできます!
これに追加でルーパー機能、リズムマシン機能、チューナー機能も搭載。もうこれ1台あればほかの難しい機材買わなくていいのでは?と思うほど便利な機能がたくさんついています。
以上、G2 FOURを使用した感想でした!
何を買えばよいか迷っている初心者の方や、手持ちの機材プラスαでマルチエフェクターを検討している方にもおすすめしたい商品なので、気になった方はぜひ商品ページをチェックしてみてください!