つい先日、会社でたまたま目についた昔のギター・マガジン 2018年2月号を読みました。特集されていた『歪みエフェクターバイヤーズガイド』たくさんのエフェクターが紹介されていて、ベーシストの自分でも楽しめる記事でした
その記事を読み進めるうちに、ふと思いました。
(ベースエフェクターのバイヤーズガイドも見てぇ・・・)
ギターエフェクターの特集記事はたくさんあるのに、ベースエフェクターの記事ってあんまり見ないですよね。
ベースエフェクターのバイヤーズガイドがあったら絶対面白いのになーっと常日頃から考えているうちに、ある言葉が脳裏をよぎりました・・・。
(いっそのこと自分で書いたろっ☆)
というわけで、サウンドハウスの売れ筋を元に、これからベースエフェクターをランキング形式でどんどんと紹介していきます!
今回は、ほとんどのベーシストがお世話になっているであろうプリアンプ編です!
まずは10位からー!
第10位 AGUILAR / TONEHAMMERV2
Aguilar定番のプリアンプといえばコレ!Tone Hammer(トーンハンマー)!定番のオンボード・プリアンプOBP-3の回路にDI機能を搭載したモデルです。ノイズレスで原音に忠実というイメージですね。原音重視のベーシストは持っていて損はありません!
第9位 EBS / MICROBASSIII
このベース用プリアンプは、まさに「オールインワン」の優等生。EBSならではのクリアで上質なサウンドを軸に、自然なコンプと幅広い音作りを可能にするEQ、そして使えるドライブまで搭載。宅録からライブまで、これ1台で足元の悩みは解決です!ベース本来の音を活かしたいあなたに、自信を持っておすすめします。
第8位 NUX / MLDBASSPREAMPDI
ヘッドホンアウトやIRローダーを搭載した、自宅での練習がはかどるプリアンプ。Micro-B USB ケーブルを使用してUSBオーディオインターフェースとしても使用できます。多くのトップアーティストのベーシストとして活躍するメルヴィン・デイヴィス氏とNUXが開発した最強マルチプリ。
第7位 AMPEG / SSGTDI
長年愛され続ける王道"Ampegサウンド"を、この一台で。新搭載のIR機能で、自宅やスタジオでもまるで本物のキャビネットを鳴らしているかのような、リアルで迫力のあるサウンドを再現します。伝統のサウンドと最新技術が融合した、まさに次世代のDI/プリアンプ。音作りにこだわる全てのベーシストにおすすめしたい逸品です。
第6位 Darkglass Electronics / MXU
Darkglassが誇る多機能ベース用プリアンプの最高峰!クリアな低音とアグレッシブな歪みを完全に分離してコントロール可能。緻密な音作りを可能にする6バンドEQも搭載し、理想のサウンドをどこまでも追求できます。Djentやメタルはもちろん、幅広いジャンルで最高の音を求めるベーシストにこそふさわしい、まさに究極の一台です。
第5位 PROVIDENCE / BDI1
プロの現場で絶大な信頼を得るProvidence「BRICK DRIVE BDI-1」!独自のバッファー回路VITALIZER Bにより、ONにするだけで音の輪郭を際立たせ、優れた音抜けを実現します。原音を大切にする本格派ベーシストにこそ、自信を持っておすすめしたい逸品ですね!
第4位 Darkglass Electronics / B7KV2
ここ最近一気に知名度を上げたDARKGLASSがまたもランクイン!そのクリアなローエンドを一度味わってしまえば、たちまち虜になるでしょう!過激な歪みやドンシャリサウンドがお好みの方にはまさに理想的。扱いやすいサウンドと太く鋭いディストーションは、モダンな音楽ジャンルにマッチします。近年はリニューアルや革新的な新製品が続々と発表され、話題も尽きません。
10位から4位までザザーッと紹介してきました。気になるプリアンプはありましたか?人気のあるモデルばかりだったので実際に使っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここからはBEST3の発表です!
第3位 MXR / M80
ベース用プリアンプの"ド定番"といえばコレを思い浮かべる方も多いのでは?MXRが誇る「M80 Bass D.I.+」です!1台でクリアなクリーンと激しいディストーションの2chを切り替え可能。特にCOLORスイッチ一発で決まるドンシャリサウンドは、ロックベーシストにとってまさに"伝家の宝刀"と言えるでしょう!
第2位 TECH21 / BSDRV2
実際にサンズを使ったことのない方でも見たこと、聞いたことはあるという人は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。私も旧バージョンモデルを長年愛用していました。サウンドは言わずもがな「サンズの音」。低域と高域に特徴的なハリがあり(いわゆるドンシャリサウンド)、どんなベースでもサマになるあのサウンドは、一度弾いたらやみつきになること間違いなし!個人的にはBLENDを9時ぐらいに設定して、原音を崩さず、ブリブリしたサウンドにするのが好みです。
第1位 BOSS / BB1X
2015年にデビューしたBOSSのBB-1Xが堂々の1位にランクイン。繋げばわかる音の明瞭さ!DRIVE/BLENDのつまみで図太くパンチの効いたサウンドが作れて、しかも音痩せがないので好きなように扱えます。そしてスペシャル・エディションにふさわしいメタルの外観がかっこいい!登場から年月を経てもなお愛され続ける、まさに現代の「名機」と呼ぶにふさわしい逸品です。
いかがでしたか?サウンドハウスの売れ筋からランキングを作ってみました。人気アイテムなだけに、既にみなさんが使われているものもあったのではないでしょうか。逆に自分が使っているエフェクターがランク入りしてないこともあるかも。。。
その時は、(誰も持ってないエフェクターを持ってる俺カッケェ…)と心の中で呟いてください。
以前と比べて最近は各社から様々なベース用プリアンプが発表され、どれを選んでいいのか分からなくなってしまいますよね。そういった方の参考になれば幸いです。
~おまけ~
ちなみに私が使ってるプリアンプはコレ!
Tronographic ( トロノグラフィック ) / Rusty Box
可愛い見た目とは裏腹に、箱の中身をぶちまけたようなガシャーン!としたサウンドです(笑)ピック弾きでかき鳴らすととっても気持ちいいー!!暴れ馬感満載かと思いきや、アンサンブルの中では程良く馴染んでちょうどいい感じ。ソロに便利なブーストスイッチも付いてるため、いろんな場面で活躍する一台です!
MARKBASS ( マークベース ) / Mark Vintage pre
2021年に発売以降、一時期は他社のベースプリアンプを置き去りにするほどの人気を得たマークベースの超名機「Mark Vintage Pre」!内部は同じく超名機アンプヘッドの「Little Mark Vintage」のプリアンプ部をごっそりそのまま抜き出しています。最高のクリーントーンと真空管を搭載したドライブサウンドは、ベースのサウンドを何段階も昇華させます!