つい先日、会社でたまたま目についた昔のギター・マガジン 2018年2月号を読みました。特集されていた『歪みエフェクターバイヤーズガイド』たくさんのエフェクターが紹介されていて、ベーシストの自分でも楽しめる記事でした
その記事を読み進めるうちに、ふと思いました。
(ベースエフェクターのバイヤーズガイドも見てぇ・・・)
ギターエフェクターの特集記事はたくさんあるのに、ベースエフェクターの記事ってあんまり見ないですよね。
ベースエフェクターのバイヤーズガイドがあったら絶対面白いのになーっと常日頃から考えているうちに、ある言葉が脳裏をよぎりました・・・。
(いっそのこと自分で書いたろっ☆)
というわけで、サウンドハウスの売れ筋を元に、これからベースエフェクターをランキング形式でどんどんと紹介していきます!
今回は、ほとんどのベーシストがお世話になっているであろうプリアンプ編です!
まずは10位からー!
第10位 BOSS ( ボス ) / BB-1X Bass Driver ベース用プリアンプ
2015年にデビューしたBOSSのBB-1Xがランクイン。繋げばわかる音の明瞭さ!DRIVE/BLENDのつまみで図太くパンチの効いたサウンドが作れて、しかも音痩せがないので好きなように扱えます。そしてスペシャル・エディションにふさわしいプレミアム仕様の外観がかっこいい!
第9位 Vivie ( ビビー ) / OwlMighty Pro ベース用プリアンプ
OwlMightyの上位モデルが第9位。豊富なコントロールや出力端子を搭載した高い機能性と、RhinotesやFenneCompなど人気ペダルの要素を取り入れた高品質なサウンドを実現する、限界まで音にこだわったハイエンドプリアンプ!
第8位 NUX ( ニューエックス ) / MLD Bass Preamp + DI
ヘッドホンアウトやIRローダーを搭載した、自宅での練習がはかどるプリアンプ。多くのトップアーティストのベーシストとして活躍するメルヴィン・デイヴィス氏とNUXが開発した最強マルチプリ。
第7位 Walrus Audio ( ウォルラスオーディオ ) / Badwater Bass Pre-Amp D.I.
Audio初のベース専用ペダル!ボイススイッチによりドライブを増強させる帯域をハイエンド、ミドルレンジ、ローエンドから選択でき、「かゆい所に手が届く」サウンドメイキングが可能です。あらゆるスタイルのベーシストにパワフルなサウンドを提供し、豊富なEQオプションでさまざまなジャンルの音楽に対応するプリアンプです!
第6位 MARKBASS ( マークベース ) / Mark Vintage pre
2021年に発売以降、一時期は他社のベースプリアンプを置き去りにするほどの人気を得たマークベースの超名機「Mark Vintage Pre」!内部は同じく超名機アンプヘッドの「Little Mark Vintage」のプリアンプ部をごっそりそのまま抜き出しています。最高のクリーントーンと真空管を搭載したドライブサウンドは、ベースのサウンドを何段階も昇華させます!
第5位 AMPEG ( アンペグ ) / SCR-DI ベース用プリアンプ
至極のAMPEGトーンを遺憾なく発揮する「SCRDI」です。CLASSIC – Analog Bass Preampよりも多機能になり、AUX INやLINE OUTにも対応したプロ仕様モデル。プロ仕様とは言っても、もちろん初心者の方でも簡単に操作、音作りが可能なエフェクターです。大きな筐体から出力されるAMPEGサウンドはライブハウスを振動させ、途端に観客を魅了するでしょう。どこに持っていっても即戦力となる、優秀なベース用プリアンプ/D.I.です!
第4位 TECH21 ( テック21 ) / Sansamp サンズアンプ/Bass Driver DI V2 定番プリアンプ
実際にサンズを使ったことのない方でも見たこと、聞いたことはあるという人は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。私も旧バージョンモデルを長年愛用していました。
リニューアルされてバージョン2に進化を遂げたのも記憶に新しいです。
サウンドは言わずもがな「サンズの音」。低域と高域に特徴的なハリがあり(いわゆるドンシャリサウンド)、どんなベースでもサマになるあのサウンドは、一度弾いたらやみつきになること間違いなし!
個人的にはBLENDを9時ぐらいに設定して、原音を崩さず、ブリブリしたサウンドにするのが好みです。
10位から4位までザザーッと紹介してきました。気になるプリアンプはありましたか?人気のあるモデルばかりだったので実際に使っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここからはBEST3の発表です!
第3位 Darkglass Electronics ( ダークグラス ) / Microtubes B7K Ultra V2 With Aux IN ベース用プリアンプ
ここ最近一気に知名度を上げたDARKGLASSが堂々の3位にランクイン!そのクリアなローエンドを一度味わってしまえば、たちまち虜になるでしょう!コンプ感があり非常に扱いやすいサウンドと原音とブレンドされた太く鋭いディストーションです。はモダンな音楽ジャンルにマッチします。最近はリニューアルや新製品が続々と発表されていて話題も尽きません。
第2位 MXR ( エムエックスアール ) / M80 Bass D.I. + 定番ベースプリアンプ
この価格帯では考えられない程の使い勝手の良さが魅力ですね。実際にどこが良いかと言うと、EQの効きの良さにあると思います。ここまで積極的に音作りができるのは実際に弾いていてとても楽しいです。【プリアンプ使ってる感】を味わいたいなら一押しのアイテムです。
ディストーション・チャンネルを搭載しているため、原音を軽くドライブさせてアンサンブルに馴染ませたり、ゴリゴリに歪ませて飛び道具的に使うのも◎。ギラッとした硬質な歪み方は好みの分かれる部分かと思いますが、多くのベーシストが愛用しているのも納得できる万能なプリアンプです。
第1位 Vivie ( ビビー ) / OwlMightyII ベース用プリアンプ
栄えある第1位はこの商品!VivieのOwlMightyII!上質なトーンを生み出し、コンプ・歪みを搭載した多機能ペダル型プリアンプOwlMightyが進化したモデル、OwlMighty II!当商品は多くのプロベーシストからの意見を取り込んで完成した、現代のベースプリアンプの決定版です。Vivieのエフェクターといえばこれ!という方も多いのではないでしょうか?押しポイントは何といってもドライブのブレンド機能(ドライブ/クリーンが2ch仕様なのもイイ!)と、Mid-Freqですね。ベーシストにとってうれしいポイントの詰まった至極の1台です。
いかがでしたか?サウンドハウスの売れ筋からランキングを作ってみました。人気アイテムなだけに、既にみなさんが使われているものもあったのではないでしょうか。逆に自分が使っているエフェクターがランク入りしてないこともあるかも。。。
その時は、(誰も持ってないエフェクターを持ってる俺カッケェ…)と心の中で呟いてください。
以前と比べて最近は各社から様々なベース用プリアンプが発表され、どれを選んでいいのか分からなくなってしまいますよね。そういった方の参考になれば幸いです。
~おまけ~
ちなみに私が使ってるプリアンプはコレ!
Tronographic ( トロノグラフィック ) / Rusty Box
可愛い見た目とは裏腹に、箱の中身をぶちまけたようなガシャーン!としたサウンドです(笑)ピック弾きでかき鳴らすととっても気持ちいいー!!暴れ馬感満載かと思いきや、アンサンブルの中では程良く馴染んでちょうどいい感じ。ソロに便利なブーストスイッチも付いてるため、いろんな場面で活躍する一台です!
AGUILAR ( アギュラー ) / Tone Hammer ベース用プリアンプ/DI
Aguilar定番のプリアンプといえばコレ!Tone Hammer(トーンハンマー)!定番のオンボード・プリアンプOBP-3の回路にDI機能を搭載したモデルです。ノイズレスで原音に忠実というイメージですね。原音重視のベーシストは持っていて損はありません!
(2018-02-10公開 2024-01-05更新)