
Tolan Shaw氏のオリジナルソング「Change the World」のソロ・アコースティック・ルーパー・バージョン
TouchMix-30 Proデジタルミキサーを経由して録音、Pro Toolsにてミックス。
録音機材について
本ビデオはBlowhole Sound社Scott Lehman氏により録画、編集されたものです。
入力
- チャンネル1: ボーカル: NEUMANN U67
- チャンネル2: ギターバイパスループ: 12フレット近辺に設置したAKG C414コンデンサーマイク。
- チャンネル3: ギターDIバイパスループ: アコースティックギターのピックアップ->RADIALステレオ DI
- チャンネル4: DIポストループ:アコースティックギター->RADIALステレオ DI(THRU)->ループペダル+エフェクトループ->Fenderアンプ->ROYER121リボンマイク
Scott Lehman氏のメモ
ROYER 121からの信号(チャンネル4)は曲全体のガイドとして使用し、最終ミックスに加えています。
ループペダルからの出力(チャンネル4)は1トラックしかないため、各ループ毎にボリューム調整、エフェクト追加、パンニングはできません。この問題を解決するために、AKG 414(チャンネル2)とDIからの信号(チャンネル3)をPro Toolの新しいトラックにコピー&ペーストして、パーカッション、リズムとリードギター、それぞれのトラックを作り直しています。次にパンニング、ボリューム、エフェクト、アンプ・シミュレーションなどを調整して各ループパートをミックス。AKG414からの信号(チャンネル2)はちょっと工夫が必要でした。マイクがボーカルも拾っているため、ループとして使用できない箇所があり、代わりにDIトラック(チャンネル3)を使用しています。
ソロのパートなど一度しか演奏しなかったため、そのまま残し、オーバーダブは使用しませんでした。全てのループを作成し直し、よりバランスのとれたミックスを作成、チャンネル1と4は編集せずにそのまま使用しています。
Tolan Shaw氏のオリジナル曲 Change the Worldをお楽しみください。
この記事はQSCによるTouchMix Sessions- Tolan Shaw – Change the Worldの翻訳です。