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第7回東総・山武音楽祭 ~61年会10周年記念コンサート~ イベントレポート

2024-11-27

テーマ:イベント・ライブ情報, ショーレポート

千葉県東総エリアで年2回行われている音楽フェス「東総音楽祭」。2024年10月27日(日)に第7回公演が開催されました!もうすっかり恒例イベントとして地域に浸透しているのではないでしょうか。

東総音楽祭とは?

千葉県横芝光町出身のベーシスト依知川伸一氏が立ち上げた「0479クラブ」主催の音楽イベント。市外局番0479地区(銚子市、旭市、匝瑳市、横芝光町、多古町、芝山町、山武市、神栖市)を中心とした東総・山武地区を音楽で盛り上げるべく、年に2回、各市町に会場を移して開催している。

⇒ 第1回東総音楽祭レポート
⇒ 第2回東総音楽祭レポート
⇒ 第4回東総音楽祭レポート
⇒ 第5回東総音楽祭レポート
⇒ 第6回東総音楽祭レポート

会場は、東金市文化会館。
江戸時代には徳川家康が鷹狩りで度々訪れ発展した地です。歴史的建造物も多く、街歩きもおすすめですよ!

開演時間となり、主催の依知川さんが登壇。

「東総音楽祭」

これまで、この名称で、旭市、多古町、山武市、横芝光町、芝山町の会場で開催してきたこの音楽フェスですが、今回東金文化会館で開催するにあたり「依知川さん、ここは東総じゃないんだよ。。」と市長からお言葉があったそう。

盛り上げたいと考えている東総地区を含めたこのエリアを呼ぶいい言葉はないだろうか、と考えに考えた依知川さんがひらめいたのが

「奥千葉(OKUCHIBA)」

この日のために作られたTシャツには、該当エリアの4つの市外局番がデザインされていました。

次回からこの音楽祭の名称は「OKUCHIBA MUSIC FESTIVAL」
略して「OKUCHIBA Fes.」に生まれ変わります!

「OKUCHIBA」とは…?命名について依知川さんが想いを綴っています。
⇒ 関連記事:【OKUCHIBA】

ゲストの石塚英彦さんに「話長い!」と乱入されながらイベントの注意事項の説明が終わると、いよいよライブスタート!

この日のステージを彩るのは、主催の依知川さんと同じ学年にあたる1961年4月2日~1962年4月1日生まれのプロミュージシャンの集まり「61年会」の皆さん!

出演メンバー

《Vocal》
尾上一平、藤原MAX正紀、杉原徹 -TE'TSU-、
藤原美穂、西涼子、mickie-phoenix
《Guitar》
HANK西山、清水一雄
《Bass》
依知川伸一、TAK斉藤
《Keyboard》
稲垣雅紀、鈴木憲彦
《Drums》
阿久井喜一郎、小口隆士
《Percussion》
石川武
《Sax》
倉富義隆

スペシャル・ゲスト

AKIRA(フィンガー5)
石塚英彦
眞木加奈子(和田加奈子)

60年代~80年代の名曲をプロが本気でプレイします。

前回61年会が出演したときはコロナ禍真っ只中。声出し禁止というライブにとって最ももどかしい環境でしたが、今回は思いのまま、あの頃のロックを堪能できます!!

「みなさん一緒に声を出してください!1曲目から声を出しておくとその後ラクです!」
尾上一平さんのリードボーカルで始まりました!

ベイシティローラーズの「Saturday Night」、KISSの「Rock and Roll All Nite」を続けて演奏。初っ端から会場があったまります!

イントロを聴いたら分かる曲ばかり。
曲ごとにメンバーが入れ替わり、曲紹介をするごとに客席からは「待ってました!」と拍手と口笛が沸き起こります。

息が切れるようなハードなラインナップから一息。ここで西涼子さんのボーカルによる一服の清涼剤。オリビア・ニュートン・ジョンの爽やかな曲で。

可愛らしいルックスとイケメンボイスのギャップがすごかった藤原美穂さんのホテル・カリフォルニア。エンディングのギターソロの掛け合いもうっとりと堪能しました。

ここでボーカルの皆さんは1曲休憩。

HANK西山さん、稲垣雅紀さん、阿久井喜一郎さん、石川武さん、倉富義隆さん、そして依知川伸一さんによるインストゥルメンタル・コーナー。都会的なサウンドに、東金文化会館には摩天楼が浮かび上がりました(見えました)。

テクニカルでゴージャスな演奏に、ここが「奥千葉」であることを一瞬忘れさせられます。
近頃のライブのチケット代を思うと、こんなステージをこの価格で見られるなんて信じられません。。


そしてゲストタイム!
奥千葉のご近所、いすみ市にお住まいの眞木(和田)加奈子さん登場。

「明日、私誕生日なんですよ!」

みんなのハッピーバースディから、人気アニメの主題歌を2曲続けて披露。少し難しい振り付けでしたが頑張りました!

「トム・クルーズは1個下です」
笑いの絶えない石塚英彦さんのステージ。敬愛する忌野清志郎さんの名曲を熱唱!

「同じ年だけどキャリアは誰も敵いません!」
依知川さんの紹介で登場したのはフィンガー5のAKIRAさん。同世代の皆さんが熱狂したヒット曲で、会場のテンションは最高潮に!

ガラっと空気を変えるのは、杉原徹さんのギター弾き語り。ステージを何度か拝見していますが、大好きなアーティストさんです。

ハットから飛び出す鳥もしっかり狙ってパシャリ。
2曲目は例のとっても大人な曲をバンドバージョンで楽しませてくれました!

「次ボーカル誰?」
そんな同級生ならではのトークが会場の空気を和ませます。お客さんも心が緩んで手が上がる上がる!
後半戦はスタンディングで体を揺らしながらロック&ディスコなライブを堪能しました。

今回初参加!Queenのギタリスト、ブライアン・メイサウンドの研究家としても活動している、清水一雄さんによるギターソロ演奏、からのWe Will Rock You!

ラストはディープパープルとジャーニーとでフィナーレとなりました!

セットリスト

  1. Saturday Night
  2. Rock and Roll All Nite
  3. Call me
  4. Hold the Line
  5. Long Train Runnin'
  6. Have You Never Been Mellow
  7. Hotel California
  8. Affirmation
  9. 夏のミラージュ
  10. 悲しいハートは燃えている
  11. 雨上がりの夜空に
  12. イマジン
  13. 個人授業
  14. 恋のダイヤル6700
  15. 学園天国
  16. なんて素晴らしい世界なんだ
  17. TOKYO TACO BLUES
  18. You 've Got a Friend
  19. Dancing Queen
  20. Jump
  21. We Will Rock You
  22. Teo Toriatte
  23. Burn

《アンコール》

  1. Separate Ways
  2. Smoke on the Water

ノンストップで駆け抜けた第7回!
心も体もスッキリして、あらためてライブは健康にいいなと思い帰路につきました。

毎回新しい要素が加わり、新鮮で刺激的なステージを見せてくれるこの音楽祭。

【ベーシスト依知川伸一に完全密着】
音楽祭のバックステージにオフショットカメラが潜入!

次回は2025年4月27日!「ROCK IN ASAHI」再び!!
BARAKAとDIAMOND SHAKEのロックな2マンライブをお楽しみに!

詳しくは 0479クラブ ホームページにて随時公開

SNS / 清水

弾き語りでの音楽活動を続ける中で、学校や自治体などに楽曲を提供。そこから音楽での地域活性化に関心を持ち入社し全国の音楽イベントを多く取材。コミュニティFMでのパーソナリティ経験あり。音楽はどんなジャンルも楽しく聴きます。

 
 
 
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