千葉県東総エリアで春と秋の年2回のペースで行われている音楽フェス「東総音楽祭」あらため「0479音楽祭」(なぜ0479なのかはこのあと説明!)。2024年6月23日に開催された第6回の会場は、サウンドハウス本社のある成田市と共に成田空港を抱えている町、芝山町の文化センター。

0479音楽祭 とは?
千葉県横芝光町出身のベーシスト依知川伸一氏が立ち上げた「0479クラブ」主催の音楽イベン ト。市外局番0479地区(銚子市、旭市、匝瑳市、横芝光町、多古町、芝山町、山武市、神栖市)を中心とした東総・山武地区を音楽で盛り上げるべく、年に2回、各市町に会場を移して開催している。
梅雨のはじまりということで小雨がぱらつくお天気でしたが、開演30分前には駐車場は満車状態!
仮設駐車場となっているお隣の役場の敷地に停めさせてもらい、急いで会場に。
客席には、学生さんから大人まで幅広い年齢層の方がパンフレットを見ながら開演を待っています。
「このような天気の中、ようこそいらっしゃいました!本当に嬉しいです!」
開演時間になり、主催団体「0479クラブ」の代表を務める依知川伸一さんが、拍手に迎えられステージに登場。

「この音楽祭をなんのためにやっているのか、それには3つ理由がありまして。1つ目は東総山武地区に来てもらい、この地域の素晴らしさを知ってほしい。2つ目は、地元の皆さんに素晴らしい音楽を聴いてほしい。3つ目は、地域間の交流。」
同じ山武郡である横芝光町出身なのに、芝山町にはあまり来たことが無かったという依知川さん。
毎回会場が変わるこの音楽祭に来ることで地域同士の交流もできたら、という想いもあるのだそう。

「今日は、それぞれタイプの違う女声ボーカルグループが3組出演します。女声ボーカルの素晴らしさと、日本を代表するバンドの演奏を楽しんでいただけたらと思います!」
依知川さんの紹介で1組目の「Mio」さんのグループがステージに。
演奏はギターとヴァイオリンという珍しい編成。
1曲目は有名映画のテーマ。
2本の弦楽器が軽やかにイントロを奏でると、Mioさんの歌声が伸びやかにホールを包みました。
ピュアなアコースティックサウンドはまさに極上!
3人とは思えないダイナミックさに終始圧倒されました。
音の数が少ないからこそ、一つ一つの音に耳を傾けられるのもアコースティックのいいところ。
よく知られた映画音楽や歌謡曲、オリジナル曲も交えてあっと言う間の40分程の演奏時間が終了。
もっといろんな曲を聴いてみたい!

「Tokyo Funky Dolls!!」
ゴキゲンなイントロとともにステージに飛び出してきたのは、特大アフロヘアのファンキーな3人組!
全身スパンコールの衣装で身を包み、その輝きに照らされ会場は一瞬にして巨大ディスコに!
ソウルフルなボーカルとコーラス、そしてキラキラと衣装を揺らす息の合ったソウルダンス。
MCでは関西のノリでどんどん会場を巻き込んでいきます。
落ち込んだ心もぐいっと引っ張り上げてくれるようなポジティブ・パワーに、自然と笑顔で手拍子を打っていました。
みんなが口ずさめるソウルナンバーと元気が出るオリジナルソングで、心の栄養をたっぷりチャージしました!
それにしても、女性のソウルステップってめちゃくちゃかわいい。
あれ、あの背の高いギターの方はどこかで…!?

Tokyo Funky Dolls の最新情報はこちらから!
ラストは、元ユーミンのコーラス隊のボーカルユニット「みみみ」
メンバー全員の名前に「み」が入っていることから付いたユニークな名前。
しっとり歌い上げる系のグループなのかなーと思っていたら…
ダイナミックな振り付け!
ピンヒールでステージを端から端まで駆け回るパフォーマー魂!
大胆なアクションと親しみやすいトークで客席のハートをがっちり掴んでいました!
何より結成してから長年重ねてきた圧巻のコーラスは、強い絆と信頼感の印。
とても心地良いハーモニー。
それぞれの人生があり活動休止するも、「やっぱりやりたいね」と活動を再開。
今を楽しむ姿に、諦めるってもったいないな?と皆さん思ったんじゃないでしょうか。

ラストはボーカリスト全員でのスペシャルライブで幕を降ろしました。
曲は、守られたくなるあの名曲!

今回3組のライブを拝見して思ったのは、女声ボーカルの包容力ってすごいな!ということ。
やさしく背中を押されたような、あったかい気持ちになりました。

さて、次回第6回東総音楽祭は、10月27日(日) 東金市の東金文化会館にて『61年会10周年記念コンサート』が開催されます!こちらもどうぞお見逃しなく♪

最新情報は 0479クラブ ホームページにてご確認ください。
お問合せは 0479club@gmail.com まで。