みなさんこんにちは。春もすっかり通り過ぎ、梅雨入り間近ですがみなさん元気にお過ごしでしょうか。「梅雨」といえば、「梅」の字が入っているのはなぜだろう……と、ふと思い調べたら「中国でちょうど梅の実が熟すころに降る雨なので梅雨と呼んでいたのが日本へ伝わった」とのこと。私は梅と聞くと梅酒が思い浮かびます。ソーダ割りやロックもいいですが、私は寒い時期にお湯割りで熱々にして飲むのが好きです(*’▽’)それはさておき、今回はぜひみなさんにおすすめしたいムービングヘッドを紹介します。
商品はこちら、ドーンっ!
AMERICAN DJ ( アメリカンディージェイ ) / VIZI BEAM RXONE ムービングヘッド
Osram Sirius HRI 1Rを光源に持つ、ビームタイプのムービングヘッド。照射角度3度の鋭いビームが特徴。DMXに対応し、15種類のゴボと14色+白のカラーを装備。
実際に動いている動画はこちら↓
商品の仕様は下記です↓今回は下記の仕様に関して数か所抜粋し説明していきます。
- タイプ:ムービングヘッド、ビームタイプ
- 光源:Osram Sirius HRI1R ディスチャージランプ
- Art-NET対応:×
- DMX512対応:○
- 使用チャンネル数:2、15、17チャンネル
- XLR端子の種類:3PIN XLR
- Pan:540/270
- ビーム角:3度
- カラー:14色 + 白
- ゴボ:15種類 + オープン
- ゴボの種類:固定
- プリズム機能:○
- フロストフィルター搭載:○
- サウンドアクティブ機能:○
- オートプログラム機能:○
- マスター/スレーブモード機能:○
- 消費電力:199W
- 電源:AC100V 50/60Hz
- 質量:9.2kg
- 寸法:225 x 279 x 387 mm
- 付属品:ハンギングブラケット
01 ムービングヘッド ビームタイプについて
ムービングヘッドはおもにビームタイプ、ウォッシュタイプ、スポットタイプ、ハイブリッドタイプがありますが、VIZI BEAM RXONEはビームタイプのムービングヘッド。テレビの歌番組やLIVE、ステージ照明などでシャープな直線の光を目にすることがあると思います。あの光です。
タイプ別の詳細は下記↓
- ビームタイプ…………非常にシャープな直線の光(レーザーとは光源が異なる)
- ウォッシュタイプ……広がりのある光、色染めに使用
- スポットタイプ………ビームとウォッシュの間のビーム角、光の縁がシャープ、ゴボ(模様)が出せる
- ハイブリッドタイプ…ビーム・ウォッシュ・スポットの複合機
02 DMXについて
VIZI BEAM RXONEはDMX対応〇。ムービングヘッドは基本的にDMX規格のコントローラーで制御を行う事が多いです。ムービングヘッドなど使用チャンネル数の多い灯体はエフェクト向きのDMXコントローラーを選びましょう。
■ DMX512について
DMX512は米国芸術技術協会(USITT)が発端となり改訂されてきたデジタル信号の通信規格です。1本のデジタルケーブルで512チャンネル分の照明制御データのやり取りが可能で、また各チャンネルの信号を256段階で制御することができます。
おすすめのエフェクト向きのDMXコントローラー
ELATION ( イレーション ) / DMX OPERATOR 384 DMXコントローラー
STAGE EVOLUTION ( ステージエボリューション ) / DMXOPERATOR LITE
03 パン/チルトについて
ムービングヘッドはモーターによってパンベルトとチルトベルトを動かすことにより左右上下の動きを制御し照射位置を調整します。ちなみにパンはX軸の横動作、チルトはY軸の縦動作。VIZI BEAM RXONEのパン/チルトは540/270度。照射範囲が広いとダイナミックな動作が可能になり、本格的なステージ照明を演出できますね。
04 ビーム角とは
ムービングヘッドから出ている光の幅。VIZI BEAM RXONEはビームタイプのため光の幅は3度と狭く、鋭いビームが出ます。またビーム角が狭いと光はより集中しているので、光は強いです。はじめに紹介した動画を見て頂ければよくわかると思います。
逆に広い範囲に光を当てたい、柔らかい光を出すムービングヘッドをお探しのかたは①で紹介した下記商品のようなウォッシュタイプのムービングヘッドを選ぶ必要があります。
AMERICAN DJ ( アメリカンディージェイ ) / FOCUS WASH 400
05 サウンドアクティブ機能について
サウンドアクティブとは音楽のリズムや大きな音に反応して照明機器の動作が変わること。照明機器が光ったり、回転動作などの演出ができます。
VIZI BEAM RXONEはサウンドアクティブ機能が対応しています。もちろんサウンドアクティブ機能のON/OFF、感度の設定はできるので曲や使用場面によって調整可能です。
いかがだったでしょうか。今回はコンパクトで使い勝手も良いムービングヘッド「VIZI BEAM RXONE」を紹介しながらムービングヘッドの仕様について紹介してみました。ムービングヘッドの購入に悩んでいる方の参考になれば幸いです。ではまた!