みなさま、すっかり春めいてきましたね。春は出会いと別れの季節と言いますが、我が家も例外ではありません。今年の春は兄が結婚、妹は大学を卒業し、社会人として新たなスタートを切ります。めでたい。。。(>_<)
嬉しい出来事が重なり、何だか落ち着かない私ですが、おかげさまで社会人4年目に突入しました。気持ちを新たに、気を引き締めて頑張っていこうと思っています(笑)
さて、今回も前回同様照明関連のブログです。今回のテーマはずばり
「フォグリキッドのQ&A!!」
みなさまからお問い合わせをいただくことの多い、フォグリキッドのQ&Aをまとめてみました。
フォグリキッド購入の参考になれば幸いです。ではさっそくスタート!
まず、はじめにフォグリキッドについて
フォグリキッドとはフォグマシン(スモークマシン)と呼ばれる照明機材で使用される液体のことです。この液体を加熱・気化させることで、舞台やイベントなどで使用される白い煙(フォグ)を発生させます。
■ フォグリキッドの効果
フォグリキッドは、主に以下の用途で使用されます。
※スモークマシンには、フォグマシン、フェイザーマシン、ローフォグマシンなどなど、いくつかの種類があります。それぞれのシチュエーションにあわせた最適なマシンを使用してください。
舞台演出
照明効果を際立たせ、幻想的な雰囲気を演出。光の筋を可視化し、空間的な奥行きを生み出します。


画像の商品は下記
イベント演出
コンサートやクラブイベントなどで、視覚的な効果を高め、雰囲気を盛り上げます。
例)
ELIMINATOR / Amber Fog 700 LED


特殊効果
映画やテレビの撮影で、霧や煙のシーンを再現します。
また、消防訓練などで、煙を発生させて視界不良の状況を再現します。
例)

では本題のフォグリキッドのQ&A
フォグリキッドはさまざまな種類があるけど違いはなに?
違いは主に3つ。
1. フォグ(煙)の滞留時間
成分の配合率によって、煙の濃度、拡散性、持続時間が異なります。
例えば、ライトタイプのAntari/FLR5、STAGE EVOLUTION/FLL4は滞留時間が短く、ヘビータイプのAntari/FLG5、STAGE EVOLUTION / FLH4は滞留時間が長いというように分けられています。
■ ライトタイプ
■ ヘビータイプ
実際のフォグリキッドの比較動画がありますのでぜひご覧ください⇩
2. リキッドの種類
水性のフォグリキッドと、油性のヘイズリキッドがあります。
水性: 一般的にフォグマシンで使用。
油性: ヘイズマシン。より細かい霧状の煙を発生させ、均等に拡散します。
3. 成分の違い
主にプロピレングリコールやグリセリンが使用されますが、その配合率によって煙の質や持続時間が変わります。
フォグマシンを使ったあとはベタつくことがある?
フォグリキッドは粘質性の高いリキッドを使用しています。使用後はフォグマシン本体や使用した部屋の壁、テーブルなどの掃除をお勧めします。
火災報知機、煙探知機などは反応しますか?
煙探知の警報機では、フォグはどのタイプでも反応する可能性がございます。使用前に事前に確認が必要です。
古いリキッドと混ぜて使用しても大丈夫でしょうか?
リキッドの使用期限は開封後1年となっております。使用期限を過ぎているリキッドはご利用にならず、新しいリキッドのみをご利用ください。
煙に色をつけることはできますか?
スモーク用の塗料はご用意しておりません。塗料を混ぜると、内部ヒーターなどが詰まり、故障の原因となります。
屋外でもフォグマシンを使用できますか?
フォグマシンは使用可能です。ただし、天候や湿度に十分注意する必要があります。特に風の影響を受けやすく、風が強いとフォグはすぐに拡散してしまいます。フォグの粒子は非常に細かく、そよ風程度でも霧散してしまうことがあります。
フォグリキッドの保存期限は?
未開封の状態で、約3年間保存できます。直射日光を避けて湿度の低い場所で保管してください。開封後はキャップをしっかりと閉めて、なるべく早く使い切ってください。
いかがだったでしょうか。今回はよくお問い合わせをいただくフォグリキッドについてのブログでした。少しでもみなさんの参考になれば幸いです。ではまた(@^^)/~~。