こんにちは!サウンドハウス営業の高瀬です。今日はみなさんに一押しのムービングヘッドを紹介します。
EK PRO / E3 Spotです!
E3 Spotは、OSRAM60W RGBW LEDを使用したスポットタイプのムービングヘッドです。
いきなり話が逸れるのですが、ムービングヘッドの見た目ってすごくかわいくないですか?愛らしいお顔とフォルムがたまりません(笑)
E3spotには、クイッククランプホルダーが付属しており、天吊時のバトンへの装着が容易です!そして、セーフティワイヤーも付属しているのが嬉しいですね!
もちろん、床に置いて使うこともできます。
クイッククランプホルダー
クイッククランプホルダーにクランプを固定したら、本体のクランプホルダー取りつけ位置に合わせて、2つのネジをカチっと回すだけで簡単に装着できます。
※クランプは別売りです。
今回使用しているクランプはSTAGE EVOLUTION / ABCLAMPです。
トラスに吊ると、このようになります。
さて、それでは実際に操作方法を見ていきましょう!
E3spotは基本的にDMXコントローラーで制御します。まず、スタートアドレスを決めましょう。はじめはこのような表示になっています。
ディスプレイの横にある左方向ボタンを押すと、Main Menu画面に切り替わります。ボタンを押しても反応が無い場合は、ENTERボタンを長押ししてロックを解除してください。
「DMX Functions」という表示にカーソルを合わせて、Enterまたは、右方向のボタンを押すと「DMX Address」「DMX Channels」という表示が出てきます。
E3 SpotをDMXコントローラーのどのチャンネルで操作するのか、「DMX Address」で決めます。この作業を「スタートアドレスを設定する」と言います。今回は、11chに設定しました。
次にDMXチャンネルモードを決めましょう。E3SPOTは15ch、18ch、23chと3種類のチャンネルモードがあります。
先ほどと同じように「DMX Function」から「DMX Channels」を表示させ、選択します。
今回は23chモードに設定してみました。これで設定は完了です!
DMXコントローラーの11chのフェーダーを動かしてみると…
E3SPOTが動きだしました!あとは、それぞれのチャンネルに割り振られた動きを確認しながら、演出をしていきます。
いかがでしたか?ムービングヘッドの設定は難しそうに思えるけど、実はとっても簡単にできます。
さて、このE3Spot。実際に光っているところ見てみたいですよね。実は、あのLINE動画企画「男姫の舞」シリーズで活躍していたんです!その動画はこちら。
【吉田ぱみゅぱみゅ / つけまつける】
https://youtu.be/7yWlUpiMuds
【エルサ中西 / Let it go】
https://youtu.be/UqzXCeIowOM
吉田ぱみゅぱみゅの「つけまつける」では、縦横無尽に動き回り、ゴボパターンとカラーバリエーションで華やかさを演出しています。
内蔵されている「オートプログラム」をDMXチャンネルの中から呼び出して使用したので、難しい設定は一切していません!それでもこんなに演出ができるのです。
エルサ中西の「Let it go」では、ゴボを雪の結晶に見立てて、世界観を演出しました。
最大の押しポイント「モーターライズドフォーカス機能」!
E3Spotには「モーターライズドフォーカス機能」が搭載されています。DMXコントローラー上の「Focus」が割り振られているチャンネルフェーダーを調整して、投影されている模様の焦点を合わせます。エルサ中西で使った雪の結晶も模様の輪郭をぼかさずに、クッキリと投影させて「氷の世界」を表現することができました。
このように、シーンに合わせて様々な演出が可能なE3SPOT。初めてムービングヘッドを使ってみたいという方におすすめの一台です!ぜひお試しください!