前回は、SOLAR GUITARSの創設者Olaを含む5人のギタリストのシグネチャーモデルを紹介しました。今回はベースを含むシグネチャーモデル5機種を紹介します!
前回に負けず劣らず錚々たるメンツが揃っているので、ぜひ最後までチェックしてください!
■ Tommy Vatterli(Coroner)
80年代から90年代に多くの名盤を残したスイス産スラッシュメタルバンド、CoronerのギタリストTommy Vatterli。Coronerは「テクニカル・スラッシュメタル」や「プログレッシブ・スラッシュメタル」とも形容される音楽性が特徴のバンドです。ギタリストであるTommyは1996年のCoroner解散後、ドイツのスラッシュメタルバンドKreatorへ参加していたことでも知られます。
そのシグネチャーモデルはロック式トレモロにフロイドローズではなく、GOTOH製GE1996Tを搭載。ピックアップにはFISHMAN / Fluence Modernモデルを搭載し、サウンド、演奏性ともにこだわりが詰まった1本です。
SOLAR GUITARS ( ソーラーギターズ ) / A1.6Coroner
■ Kirk Windstein(Down)
Phil Anselmo率いるDownの結成メンバーとして知られるギタリストKirk Windstein。そのシグネチャーモデルはEMG / 81ピックアップ一発という至極シンプルなスペックが魅力の一本です。SEYMOUR DUNCAN製のオリジナルPUや、FISHMANのFluenceを搭載しているモデルが多いSOLAR GUITARSにおいて、2023年3月現在、唯一のEMG搭載ギターだったりします。
Type Eモデルをベースとし、22フレット、24.75インチとオーソドックスなスペックを採用。「漢」と書いて「おとこ」という出で立ちのギターです。
SOLAR GUITARS ( ソーラーギターズ ) / E1.6KW
■ Nocturno Culto(Darkthrone)
ノルウェージャン・ブラックメタルの黎明期を率いたバンドの一つDarkthroneのギター / ボーカルNocturno Culto。そのシグネチャーモデルは「インナーサークル」のイメージを微塵も覗かせないほどにオーソドックスでクラシックなルックスが特徴です。
タバコ・サンバーストのフィニッシュを纏い、ボディ / ネックともにマホガニーを採用しています。ピックアップにはHR / HMギタリストに人気の高いDuncan Distortion(SH-6)を搭載。ハイゲイン・セッティングでも太くパワーのあるサウンドを出力します。
SOLAR GUITARS ( ソーラーギターズ ) / GC1.6NC
■ Jonas Bjorler
ブランドの創設者Olaも所属するデスラッシュバンドThe Hauntedや、北欧メロデスの重鎮At The Gatesでベーシストを務めるJonas Bjorler。実兄であるAnders Bjorlerと共に、上述のバンドのメインコンポーザーを担当していることでも知られています。
SOLAR GUITARSのベースは、デュアルコイルピックアップの搭載を基本スペックとしていますが、Jonas BjorlerモデルはPJピックアップ配列を採用。コントロールもマスターボリューム、バランサー、トレブルのみと他モデルに比べてシンプルなスペックを採用しています。
SOLAR GUITARS ( ソーラーギターズ ) / AB1.4JB
■ Johan Niemann(Evergrey)
スウェーデン産プログレッシブ・メタルバンドEvergreyのベーシストJohan Niemannのシグネチャーモデル。Evergrey以前はシンフォニック・メタルバンドTherionのベーシストとして活動していた時期もある人物です。
パンチのある中域を特徴とするアルダーをボディバックに、見た目の華やかなフレイム・メイプルをボディトップに採用。ピックアップにはEMGのPJタイプを採用し、プログレッシブ・メタルのアンサンブルに最適なクリアなサウンドを出力します。
SOLAR GUITARS ( ソーラーギターズ ) / AB1.4JN
前回と合わせて総勢10名のシグネチャーモデルを紹介しました!
創設者Olaと同じ北欧のアーティストだけでなく、アメリカやスイスのアーティストも居たりとワールドワイドに人気を獲得していることがうかがえますね。
シグネチャーモデルだけでなく、レギュラーモデルでもメタルに最適なスペックのアイテムを取り扱っているので、ぜひチェックしてみてください!