いきなりですが、皆さんはNinja Tune(ニンジャ・チューン)というレーベルをご存じでしょうか。Ninja Tune は、1990年にColdcut(コールドカット)のMatt BlackとJonathan Moreによって設立されたイギリス・ロンドンのインデペンデント・レコードレーベルです。2人が来日した際に、雑誌で見た忍者にインスピレーションを受けてレーベル名が決まったそうです。ジャンルはクラブ・ミュージックですが、幅広い音楽分野に流通したアーティストが多数所属しています。今回は、そんなNinja Tuneから厳選した3組のアーティストを紹介していきます。
1. Coldcut - コールドカット -
Paid In Full (Seven Minutes Of Madness - The Coldcut Remix)
Ninja Tuneの創設者として語るに欠かせないデュオユニットです。イギリスにおけるサンプリング・ミュージックの第一人者といわれています。上記でご紹介した曲は、ヒップホップのリミックスにおける原点として現在でも語り継がれるほどの衝撃だったそうです。当時、音楽のみを素材としてミックスするメガミックスが普及していましたが、彼らは音楽だけでなく、話し声や効果音なども素材とするカット・アップ(コラージュ)手法を確立しました。
2. The Cinematic Orchestra - ザ・シネマティック・オーケストラ -
The Cinematic Orchestra - 'To Build A Home'
1999年にジェイソン・スウィンスコーによって結成されたアーティスト集団です。ジャズやハードコアパンクの要素と実験的なリズムの融合によって、その名のとおり映画音楽のようなサウンドが多いです。ご紹介する曲は、不朽の名曲「To Build A Home」。カナダのシンガーソングライター、Patrick Watsonがボーカル、ピアノを担当しました。ピアノのコードループから始まり、途中で弦楽器が加わることで曲に厚みが増していきます。2021年現在、Spotifyの再生回数が3億3千万回を超えるほど人気の曲です。
3. Bonobo - ボノボ –
Bonobo - 'Black Sands'
UKブレイクビーツを根底とした、イギリスを代表するエレクトロニック系音楽プロデューサーです。Bonoboというアーティスト名は、Bonoboというチンパンジーの種類から取っているそう。楽器構成とアレンジ能力がお見事、卓越したビート・プログラミングも必聴です。2010年発表の「Black Sands」で世界的ブレイクを果たし、ジャンルや国境を越えて絶大な人気を誇っています。
いかがでしたでしょうか。最後に、Ninja Tuneの楽曲をたくさん聴きたくなるような素敵なヘッドホンをご紹介します。
AIAIAI ( アイアイアイ ) / TMA-2 Ninja Tune Edition ワイヤレスヘッドホン
高品質なヘッドホンの開発に特化したブランド「AIAIAI」と、イギリス・ロンドンの人気レコードレーベル「Ninja Tune」が夢のコラボ!スピーカーユニットも、イヤーパッドも、ケーブルも、収納袋も、全て「Ninja Tune」仕様でファンにはたまりません!
使わなくなったレコードをリサイクルした素材を使用しているスピーカーユニットは地球にやさしいだけでなく、高級感ある見た目です。抜けのいい音を鳴らしてくれるのもGOOD。ワイヤレスヘッドホンは充電が煩わしいと思っていましたが、20時間も連続再生なら話は別!一日外出する際も最後まで楽しくリスニングできました。イヤーパッドが2種類付属しているので、気分や好みによって付け替えられるのもうれしいポイント。すべてのパーツを交換することが可能なモジュラー式ヘッドホンのため長い期間使用でき、SDGsに配慮している点も魅力的です。