しばらく機材紹介ネタが続いていましたが
そろそろ一旦機材から離れてみましょう。さくです。
今回は実際に私がギターケースに入れておいて良かった物や、欲を言えばこれも入れたい!と感じるような便利&安心グッズのご紹介です。
ベースでも使えるものばかりなので、ベーシストの方も是非ご覧ください。
KYSER ( カイザー ) / KG6 GOLD
カポといえばこれ!Kyserです。わざわざ紹介せずとも皆様ご存知かと。
バネの力もちょうど良く、過剰に力を入れずとも着脱できてGOOD。
なんにせよカラバリが意味わからんくらい充実しています。ライブ衣装やギターごとに変えてみると楽しいかもしれません。
ちなみにKGEB以外はアコギ用として販売されていますが、エレキギターでも問題なく使用できています。聞いた話だとKGEBの方がバネが弱めのため、チョーキングなどがしやすいようです。ただし黒しか用意されていないので、カラバリか利便性かで悩んでしまいますね。
GHS ( ジーエイチエス ) / FAST-FRET 指板潤滑剤
Finger Easeかこっちかで非常に迷いました。こっちは直で塗り塗りがOKなのでこっちにしました。
弦の滑りを良くするだけでなく、同時に弦の汚れも取って綺麗にして、音の煌びやかさを取り戻してくれます。すげーです。
演奏のたびに塗っておけばノンコーティング弦でも安心です。
普段は天下のElixirを使っているのですが、ここぞという場面ではGHSのノンコーティング弦を使うのでお世話になっています。
ELIXIR ( エリクサー ) / OPTIWEB Super Light #19002
つい最近エクストラライトゲージに乗り換えました。長時間の演奏でも疲れず、チョーキングやアーミングといったピッチを揺らす奏法もかなりやりやすいです。
ノンコーティング弦と比べると80点くらいの音ですが、それが劣化せず長期間維持され、何より唯一無二の手触りが本当に弾きやすいので、他の弦をメインで使おうという気になりません。
巻き弦にもう少しガッツが欲しいので、次買う際にはCustom Lightにしてみようと思います。
DADDARIO ( ダダリオ ) / PRO WINDER/CUTTER ギター用ペグワインダー
これマジで良いです。一台二役が最低保証。アコギ弾きなら三役です。
ペグワインダー、カッター、ブリッジピン抜きがこの一個に集約されています。
出先で急に弦が切れてもこれ一個あればスムーズにストレスなく弦交換ができちゃう。
個人的お気に入りポイントが二つあって、ワインダーにペグを縦横どっちでも挿せる点と、カッターの先端が丸いため、ヘッドを傷つけにくい点です。
買ったのがかなり最近なのですが、マジでもっと早く、なんならエレキギターを頑張ると志した日に買うべきだったと思います。
ここまで読んでいるあなた。一旦カートに入れてまた戻ってきてください。
PICKBOY ( ピックボーイ ) / H-95 DRYKEEPER
乾湿剤に迷ったらコレです!このお値段で何と2個入り。
私はギグバッグなので効果があるかはさておき、なんとなく安心感を与えてくれるので入れています。
大事な楽器のコンディションを、ちょい足しで良好に維持できるのであれば買わない理由はありません。
湿度調整だけでなく、防錆、消臭効果もあるので入れておくと何かと安心かもしれませんね!
ARIA ( アリア ) / CC500 Navy Blue クリーニングクロス
お手頃価格でありながら、使用感、耐久性ともにバッチリのクロスです。
ギターをしまうたびにネックとボディをサッと拭くようにしているのですが、このクロスは厚手で丈夫でありながら、ほどよくしなやかなのですいすい拭けます。
ちょくちょく洗うようにしているのですが、染料がよく滲み出るので洗濯機で洗うのはお勧めしません。手洗いしましょう。
ちなみに私はケース入れ用、家用、メンテナンス時の仕上げ用の3枚を持っています。
なんぼあってもええですからね。
大塚刷毛製造株式会社 ( オオツカハケセイゾウ ) / プラグレ 筋違 30mm
急に楽器とは縁もゆかりもなさそうなのが登場しましたが、ばっちり関係あります。
いわゆるお掃除グッズとして使っているのですが、ギターのピックアップ周り、ブリッジ、ヘッドの弦の隙間だけでなく、エフェクターのホコリ取りにも使えちゃいます。
毛が柔らかいのでもちろん楽器を傷つけることはありませんし、よほど力を入れて使わない限りはエフェクターのつまみを回してしまうこともありません。
綺麗な楽器はやはりテンションが上がります。サッとできるお掃除で、テンションを上げていきましょう。
TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / PolyTune Clip クリップチューナー
最後に、私は訳あって持っていませんが、絶対入れておくべきアイテムのご紹介をして終わりにしたいと思います。
はい。クリップチューナーです。かの有名なPolyTune。今更私が何も言わなくとも、皆さんよくご存知かと思います。
ペダルタイプのイメージが強いですが、クリップタイプもあります。
±0.02セントの高精度ストロボチューニング。全弦同時のポリフォニック・チューニング。場面に応じて自動回転する画面。邪魔にならないよう極限まで小型化され、バッテリー持ちも向上。
クリップチューナーを買うならコレです。カートに入れてきてください。
で、なぜ私が持っていないかというと、シンプルです。
よく無くすし、よく壊すからです。
他のクリップチューナーを5個くらい使ってきましたが、うち2つは破壊して3つは紛失しています。
私みたいな人にはクリップチューナーは不向きなので、大人しくペダルチューナーを使っています。ライブの待ち時間にサッとチューニングできないのが非常に辛いです……。
今回の記事を一言でまとめるなら、「備えあれば憂いなし」です。「入れときゃ良かった」を「入れといて良かった」にするなら今。もっと快適にギターができれば、もっと上達すること間違いなし。
細かいところですが、こういったところから良い環境を作ってみませんか?
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