こんにちはコンセルバリオです。
今回は、どんな人がウクレレに向いているのか私の意見を書いていこうと思います。
新たにウクレレを始めたいと思っている人の参考になれば幸いです。

■ ①楽器や音楽の経験がない人
「楽器の経験は特にないし、学校の音楽の授業は受けてたけど他は特に…」
このような人は実はウクレレにうってつけです!
ウクレレを始めてみようかな、と考える時点でその人は音楽自体は好きな訳です。
音楽や楽器への興味がゼロの人と比べると、ウクレレに少しでも興味が湧いた時点でウクレレには向いている人なんです!
安心してウクレレを始めて下さい。
真面目な人ほど考えすぎてしまい「私がウクレレを始めて大丈夫だろうか?弾けるようになるのかな?」と考えてしまいます。
真面目で音楽が好きな人ならウクレレは絶対に弾けるようになります。
ウクレレ程、音楽や楽器初心者に向いている楽器はありません。
世の中にはウクレレより演奏が簡単でマニアックな楽器というのは存在しますが、マニアック過ぎて情報や教材がないのでウクレレがやはり最強です。
ぜひ音楽とウクレレへの”熱意”が消えない内にウクレレを始めてしまいましょう!
■ ②ギター、ベース、ピアノなど何か楽器の経験がある人
ウクレレは、楽器の経験がなくても弾けるようになれる楽器ですが、楽器経験者はやはりスムーズに弾ける傾向があります。
特にギターの経験がある人です。
同じ弦楽器というのもありますし、コードを押さえて演奏する、という行為に慣れているからです。
ウクレレで使う楽譜も基本はダイアグラムやタブ譜なのでギタリストにとっては見慣れたものだと思います。
持った感じやフォーム、弾き方は多少違うのですが、それにさえ慣れてしまえば結構すぐに曲も弾けるようになりますよ。
しかし注意点もあります。
それはギターと感触が近いが故に、微妙に異なる部分との混乱が生まれる事です。
例えばギターでローコードのDを押さえて下さい。
タブ譜を文字で書くとXX0232となります。
普通によく出てくるので押さえた事がある人も多いと思います。
しかしこの形をウクレレで押さえると、なんとGのコードになるんです!
同じ形でもギターとウクレレではチューニングが違うのでコードが変わってしまいます。
コードを形で暗記している人はこの違いが気持ち悪くて難しいようです。
私も最初は戸惑いましたが、ウクレレを持った時にはギターの知識は全て忘れて(頭を切り替えて)演奏しています。
このやり方が一番ミス無くやりやすかったからです。
ギターの経験がある方はその違いすら楽しめるようにすれば、ウクレレもすぐに弾けるようになりますよ。
PLAYTECH ( プレイテック ) / PUK302AB Mahogany
■ ③楽器に挫折した事がある人
どの楽器をどんな原因で挫折してしまったかは関係ありません。
楽器を買って、練習して、やっぱり合わないから辞める、この貴重な経験をしている方にこそウクレレにチャレンジしてほしいと思っています。
挫折の原因というのは本当に色々な理由があります。
音量の問題で練習が出来ない、練習時間が取れない、周りの理解が得られない、金銭的理由……
色々考えられますが、ダントツ1位の理由は”難しくて弾けないから辞める”でしょう。
この難しいというのは楽器や、やりたい音楽で変わるのですが、考え方と練習方法に原因がある場合がほとんどです。
ちなみに私がレッスンをした方で、弾きたい曲を弾けずに挫折した方は1人もいません。
なぜなら超簡単に弾きやすくアレンジして、常に変な癖が付かないようにチェックして一緒に練習しているからです。
楽器を始めよう!と思った時に大半の人は独学で始めるはずです。
しかし独学には大きなデメリットがあります。
練習方法と正解が分からない事です。
何を練習したらいいの?楽譜を完璧に1音1音弾かないと間違い?このように考えてしまうとほぼ大半の人は難しく感じて挫折します。
周りに教えてくれる人やスクールなどがあれば挫折しにくいのですが、そうでない環境の場合はやはり練習方法と考え方を変える必要があります。
本来、音楽や楽器は楽しく弾けるようになれるものです。
おもしろそう!と感じたから始めようと思った訳ですよね?
難しくてつまらなくなって挫折した事がある人はやり方が間違っています。
楽しく弾く!というのを大前提にしてもう一度楽器を始めてみませんか?
ウクレレは弾きやすいし、どんな音楽も演奏が出来るのでオススメの楽器ですよ♫
PLAYTECH ( プレイテック ) / PUK350 Concert Rosewood コンサートウクレレ
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