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ピアノの歴史が面白い

2022-01-17

テーマ:音楽ライターのコラム「sound&person」

かなり昔から親しまれている「ピアノ」
数多くの名曲を生み出しており、音楽というものがここまで発展したのもピアノの存在があったからこそだと思います。

こんなにも大型な楽器でありながらも、ほとんどの方が学校などで触れたりしたことがあると思います。

そこで今回は、ピアノの歴史や構造などをご紹介していきます。
この記事を読むことで、普段何気なく聴いていたピアノのイメージがガラッと変わると思います。

それではいきましょう!

■ ピアノとは

弦をハンマーで叩くことで発音する鍵盤楽器の一種。
「ピアノ」というのは略称で正式には「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」といいます。

内部機構はとても複雑で、昔の職人の技術力の高さを感じます。
動作原理は、鍵盤を押すことで鍵盤に連動したハンマーが対応する弦を叩き、音が出るという仕組みになっています。
このような作りなので音の強弱(ベロシティ)を細かく表現することができるんですね!

内部のハンマーで弦を叩く、、、ということなので打楽器と弦楽器の特徴も併せ持った打弦楽器に分類されています。

一般的には88個の鍵盤を搭載していますので、超低音から超高音まで奏でることが可能。
数多くの楽器の中でも、最も広い音域を鳴らすことができます。
この音域の広さはクラシックはもちろん現代音楽にも欠かせない存在となっているんですね。

汎用性の高い楽器であることから、演奏目的として使われるのはもちろんのこと、音楽教育、作品研究、作曲などにも広く用いられています。

保育士試験や小学校教員採用試験などでも必要とされているほど、教育に必須の楽器だといえます。
実際に、「幼いころからピアノを習うと賢くなる」という噂を聞いたことがありますよね。

■ ピアノの歴史

現在のピアノの原型を作ったのは、イタリアの楽器製作家 バルトロメオ・クリストフォリ・ディ・フランチェスコ。
300年以上もの歴史があり、1700年頃にはピアノが存在していたそうです。

クリストフォリがなぜピアノの制作に取り掛かったかというと、「チェンバロ」の表現力に不満を感じたからだそう。
このクリストフォリが発明したピアノのメカニズムは現在のピアノにも応用されているそうです。
とんでもない発明家ですよね、、、、。

ちなみに、正式名称である「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」は、イタリア語で「弱音も強音も出せるチェンバロ」という意味を持っています。

18世紀後半には、ウィーンを中心にピアノ製作がどんどん盛んになっていきました。 当時のピアノは

  • 木のフレームに1音2弦の弦を張り、革で覆ったハンマーを持つもの
  • 現代のピアノとは黒鍵と白鍵の色が逆のもの

など、ユニークな仕様を取り入れたピアノが誕生していました。

1790年から1860年頃にかけて、ピアノは現代の「モダンピアノ」へと進化。
この進化の一因となったのが、産業革命による鋳造技術の発達です。
金属の加工技術が向上したことで、頑丈な鉄製フレームの「プレート」を作れるようになりました。

また、デザインもおなじみのグランドピアノへ変化していきました。

19世紀末には現在の形へと辿り着きました。
ほぼ完成形にまで進化したこともあり、その後は大きな変化が無く、徐々に改良が加えられて現在のピアノになったのです!

■ 音楽の父・バッハの影響力

音楽の父として知られているバッハ(ヨハン・ゼバスティアン・バッハ) 音楽の授業でも学んだ方が多いと思います。

  • G線上のアリア
  • 主よ人の望みよ喜びよ
  • 小フーガト短調
  • メヌエット
  • 平均律クラヴィーア曲集

など、幅広いジャンルにわたって作曲を行い、オペラ以外のあらゆる曲種を手がけたことで有名ですよね。

バッハが取り入れてきた理論や音楽性は現代においてもなお新鮮さを失うことなく、ポップスやジャズに至るまで、あらゆる分野の音楽に応用されています。

昔はまだまだ音楽理論などが確立されていない時代にも関わらず、現代の音楽シーンにまで影響を与えています。

さて、いかがでしたか? ピアノという楽器の奥深さを感じることができたと思います。 ピアノをはじめたい!と思った方もいるのではないでしょうか? サウンドハウスで取り扱っているオススメの製品をピックアップしていきましょう!

PLAYTECH ( プレイテック ) / PDP300BK 収納付きピアノ椅子セット

ピアノを始めるとなると、難点となるのが設置場所と価格ですよね。
しかし、この製品はそれらの難点をほぼクリアしています!

リッチな手触りと弾き心地が楽しめる象牙調鍵盤を搭載しており、高級感溢れるデザイン。

出力は内蔵25Wスピーカー、標準フォン、ヘッドフォンx2を搭載しているので、プチコンサート、大音量ライヴ、深夜の自宅練習など、あらゆるシーンで活躍。
他にも、内蔵エフェクトとしてリバーブやコーラスを搭載されているので、大きなコンサートホールで演奏しているかのようなサウンドを楽しむことができます。

AUX OUT (L/Mono & R、標準フォン)を使用すれば、音楽を流しながら練習が可能。
USB (MIDIのみ)で接続すれば、DTMにも利用できます。

椅子も付属するので、届いて直ぐに本格的なピアノを楽しめます!
こんなにも充実した機能性なのに、50,000円以下という驚きの価格です。

以上、「ピアノの歴史」についてお話してみました。
時代を超えて愛され続けるピアノの凄さが伝わりましたでしょうか! 最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

参考:
横浜 馬車道ピアノサロン(https://www.pfpf.jp/
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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Kaoru

2017年から作曲家、編曲家として本格的に活動を開始。
楽曲提供・MIDIデータ制作・ミックス・マスタリング・オンラインでの講師など幅広く活動中。
また、Webデザイナーとしても活動しています。
website https://kaoru113portfolio.wordpress.com

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