
2/12(日)、成田で多くの人が賑わうBar「Barge Inn NARITA(バージイン)」にて、2022年に行っていた音楽イベント「REHUB(リハブ)」や「ナリタのオカゲ」とは趣旨を変えた、バンドライブ中心の音楽イベント「Land Park(ランドパーク)」が開催されました。
Land Park(ランドパーク)とは・・。
出演者は成田や周辺の佐倉など周辺地域に在住の10代、20代が中心となり、成田周辺の同年代同士が気軽に集まれるライブイベントとして始まりました。DJ、ファッション、古典など今までのイベントとは一味違う、若年層ならではアイデアを取り入れ、入場料なしフリー(自由な空間での)ライブというコンセプトのもと発足しました。

いつも「ナリタのオカゲ」にてお世話になっている成田の老舗Bar「Barge Inn NARITA(バージイン)」。今回もイベントスペースの提供にご協力いただきました。


機材回りは出演者や関係者の機材を持ち寄って設営。今やメーカー製造終了で販売していないような製品もありました。
- ギターアンプ :Peavey BANDIT 112 , Marshall DSL40C
- ベースアンプ :Peavey BASIC 112 Bass
- ドラムセット :Pearl
- PAミキサー :MG20XU , MG16
また、スピーカーは「ナリタのオカゲ」にてイベントブログを書いている会社の先輩(河西さん)にお願いして、普段イベントに持ち込んでいる、メインスピーカーJBL「EON712」、フロアモニターJBL「EON710」をお借りしました。


EON700シリーズは、相変わらず1人でも問題なく設置ができるほど軽量で、低域から高域までを網羅した良質な音でした。
そんなこんなで16:00にお店がOPEN。
この日は日曜日で歩行者天国だったこともあり成田山参道はかなりにぎわっていました。
出演者目当てのお客さんだけでなく、さまざまなお客さんが入店し徐々に会場も賑わいをみせていきました。
今回初めて共演する出演者ばかりで、ワクワクしながらスタートをまちました。
そしていよいよ17:00よりライブがスタート!!
1組目は「安藤友弥」

安藤さんは、チルミュージックという感じの楽曲を中心に、アコギの弾き語りでの演奏をおこなってくれました。足元にある様々なエフェクターを用い、声やギターの音色を変えたりサンプラーを用いた穏やかながらもテクニカルな演奏でした。洗練された音楽性はとても心地よい空間となり、その場にいた多くの人がお酒を飲んでいることもさることながら「酔いしれる」という感覚になっていたかと思います。
2組目は「鈴江貴仁」

鈴江さんはR&Bのような縦ノリや緩やかなPOPsといった印象の楽曲。弾き語りとバック音源をDJが演奏するといったスタイルです。シンガーソングライターの打ち込み音楽によるパフォーマンスというスタイルが、個人的には最近のシンガーソングライターやフジロックなどの野外フェスに出るアーティストを彷彿とさせる感じでした。1組目の安藤さんとは違った方向性でテクニカルかつ最高の楽曲でした。
3組目は「UN」


REHUBでは常連のDJとなりつつあったRYUCHANGをバックDJにひっさげ、ザHIP-HOPという感じの楽曲。RYUCHANGによるDJパフォーマンスからはじまり、UNさんのラップ技術だけじゃないあおりやしゃべりなどのパフォーマンスが会場の空間を一気に変えてくれました。私は2LOWと共にREHUBにて演奏をさせてもらって以来、さまざまなHIP-HOPを聞くようになったのですが、2LOW以外のHIP-HOPを生で聴くのは初めてだったこともあり、やはりラッパーはすごい、とまた1つ勉強させてもらえたライブでした。
4組目は「Peeps in pieces」

今回サウンドハウスからの出演者の1人「山下浩輝」率いるバンド「Peeps in pieces」。アジカンなど2000年ごろにムーブメントを巻き起こしたロックバンドのようなバンドサウンド。個人的にはフェスに行ったときに感じる『ロック楽しいな』という感覚を思い出させてもらえるような熱い曲調でした。演奏後に話したところ、披露した曲は各々のオリジナル曲をやったとの。山下君の曲は配信で聴いていたこともあり、聴き覚えのある曲を演奏した時は個人的に盛り上がってしまいました。
また、このバンドでドラムを担当した山口大輝 君が映像系の会社に務めているとのことで、今回のイベントでは写真や動画の撮影にも協力していただきました。
5組目は「JIN」

ラッパーのJIN君、成田に来て私が初めて知り合った会社外の同年代、アトム君と共に佐倉市などをはじめとするエリアで活動しているラッパーです。この二人が今回、私と共にこのイベントの企画立案を行ってくれました。楽曲はHIP-HOPではなくPOPsという印象。最近はPOPs系のラッパーも増え、認知度が増している音楽ジャンルとなってきています。彼の楽曲はラップもさることながら、シンガーとも言えるような歌い上げる部分もあり、POPsとしても聴きやすい曲調でした。また最後の曲には前述のアトム君も入り2人による歌唱、個人的に好きな曲調だったこともあり大満足のパフォーマンスでした。
6組目は「Sheerecs」

ラストを飾るのは私が成田に来てから組んだバンドです。今年になり楽曲やメンバーがそろい始め、この日が正式にバンド始動ということもあり何人かは初ライブでした。メインの曲調はポップやロックとエレクトロを融合させた楽曲を中心とし、さまざまなジャンルや音楽性を取り入れています。当日は残念ながらドラムが忌引きにより来られず、急遽、サウンドハウス社員にヘルプを頼む形で強行ライブとなりました。また私も鍵盤とパソコンを手放しボーカルだけでのパフォーマンス。普段ボーカルだけを行うことがないため、とても緊張しました。後日ミーティングしたときは各自反省などもあったようですがライブを楽しめたというような感想なども聞け、やってよかったなと思いました。

成田にはバンドやシンガーの出演するようなライブハウスがほぼないということもあり、今回このような企画を発案しました。場所の心配をせず、さまざまなところでライブが行える環境を作りながら、いろいろなジャンルのイベントを行っていけるよう、今後も尽力したいと主催一同考えております。
演奏者やライブスタッフ一同、初めて会うお客さんから声をかけていただき、気に入ってもらえることがとても励みになります!!
今回のような入場料のないライブはちょっとお茶する程度の感覚で観れますので、もし近場で開かれてた際は、ぜひ気負わず気軽にお立ちよりください。



PHOT
Organizer
Designer
Artist
Special thanks
:山口 大輝 and more…
:JIN、Atom Sheena、yoshiki
:菅野 翔太
:安藤 友弥、鈴江 貴仁、UN、Peeps in pieces、JIN、Sheerecs
:黒巣 翔太、河西 政佳