
Big Bad Voodoo Daddy, Colbie Caillat, Christina Perri, Stolen Babiesなどの著名なミュージシャンによる素晴らしい演奏の数々に立ち会ってきたミキサーエンジニアKevin Majorinoから、最近参加したColbie CalletのツアーでTouchMix16をどのように活用したかについて、メールが届きました。
Colbie Caillatのツアーでは、小規模ライブでは一般的な小型のデジタルミキサーとして、大規模コンサートではサブミキサーとしてTouchMixを使用しました。一方で、ラジオ局や、SNSのプロモーションイベントのような小さい現場にもTouchMixを使います。Colbie氏は通常、ギタリストや、パーカッションプレイヤーと一緒にプレイするため、6から10のインプットを使います。このような場合、TouchMixをフロント(FOH)とモニター用として同時に接続します。AUX出力を、2台のフロアモニターやインイヤーモニターに、メインミックスをFOHスピーカーか放送局のミキサーに送ります。直ぐに素晴らしいサウンドミックスが得られ、しかも省スペースで済むので、大変気に入っています。TouchMixのプリアンプはコンプレッサーやEQと同様に素晴らしく、搭載されているリバーブも大変使いやすいため、特にメイン、フロアモニター、インイヤーモニター等のミックスに最適です。
また、大規模なショーでサブミキサーとしても使っています。TouchMixは、トラックをまとめるための非常にシンプルなソリューションです。FOHコンソールや、大規模なバックアップシステムのインプットを数チャンネルごとのブロックに分けて、それぞれ別々のトラックに送りたい時など、簡単に、しかも非常にコンパクトなスペースで実現できます。
TouchMixで一番気に入っている点は、その直観的な操作性です。ほんの数分で使い方が分かり、思い通りに操作することができます。早いペースで周るツアーでは、仕事は早く、効率的に進めることが重要ですが、TouchMixのわかりやすいワークフローと直観的な操作性から、このような仕事にはTouchMixを真っ先に選びます。 -Kevin

この記事はQSCによるKevin Magorino using TouchMix on Colbie Caillat Tourの翻訳です。