10月ですね。あ、どもこんちわ。
皆様急激に秋ですが、どうでしょう、体調とか崩してないですか?
私は急な季節の変化で自律神経鬼乱れ狂喜乱舞フルスイング体調不良なうだぜ、いぇい。って感じながらもこうして筆を執っています。特に低気圧による「頭痛が痛い」ってやつですね泣
皆様はどうかご自愛くださいね。
さて、秋は文化祭や地域のお祭りなど、音響機材の出番も多い季節です。
機材を準備して、マイクをつないで、音楽も流して……。
「待って、このケーブルで合ってる??」
端子の形は合っている。ちゃんと差し込める。
でも、PAの世界では「つながる=正しく使える」とは限らないんです。
というわけで今回は、PA接続で迷いやすいケーブルのポイントを整理してみましょう!
① 同じ形でも、ケーブルの用途は違う!
ギターやミキサーなどで見かける、棒状の「フォンプラグ」。
パワーアンプとパッシブスピーカーを接続するケーブルにも、同じ形のものがあります。

「じゃあギターのシールドで代用できる?」
ここは要注意!
楽器用のシールドケーブルとスピーカーケーブルは、端子が同じでも内部の構造や用途が違います。
アンプで増幅した信号をパッシブスピーカーへ送る場合は、大きな電流を流すことを想定したスピーカー用のケーブルが必要です。楽器用シールドでの代用は避け、商品説明の用途を確認しましょう。
ちなみに、アンプ内蔵のパワードスピーカーへミキサーから音声を送る場合は、通常マイク/ライン用のケーブルを使います。スピーカーにMIC/LINEの切り替えがある場合は、通常LINEに設定します。ミキサーのライン出力をMIC設定で受けると、入力が過大になって音がひずむ場合がありますので注意が必要です。
同じ「スピーカーにつなぐ」でも、アンプがどこにあるかで変わるんですね。ややこしいぞ!
② 黒い線が2本あれば、ステレオ……?
フォンプラグを見ると、金属部分に黒い線のような区切りがあります。
一般的に、区切りが1本のものは「TS」、2本のものは「TRS」と呼ばれます。

TRSはヘッドホンなどのステレオ信号に使われますが、PAでは「バランス接続のモノラル信号」にも使われます。つまり、TRSだから必ず左右の音を送っている、というわけではありません!
バランス接続は、伝送中に混入するノイズの影響を減らすための方式です。「ステレオかどうか」とは別の話なんですね。すでに難しくてイヤになりますが、もう少しだけついてきてくださいね。
端子の形に加えて、機器側がどんな信号を扱うのかも確認する必要があります。
③ スマホの音を、ミキサーへ入れるときは?
スマホやパソコンのイヤホン出力から、ミキサーへBGMを送る場面。
「ステレオミニを標準フォンに変換して、空いている穴へ!」
……と進めたくなりますが、ちょっと待ってください。
ステレオ出力のLとRを、1本のTRSプラグのままモノラルのバランス入力へ入れると、左右の信号の差が取り出され、中央に定位するボーカルなどが小さくなったり、聞こえにくくなったりする場合があります。
「カラオケ音源じゃないのに歌が消えた!?」なんてことにも。
基本は、対応するステレオのライン入力へ接続するか、左右を分けるケーブルで2つのライン入力へ接続します。
例えば、イヤホン出力のあるスマホやパソコンから、ミキサーのL/R独立した標準フォーンのライン入力へ接続する場合は、「ステレオミニプラグ→標準モノラルフォンプラグ×2」の分岐ケーブルを使うのが一般的ですね。
入口は1つ、出口は左右で2つ。アルファベットのYの形状をしているので、「Yケーブル」と言われたりします。ただし、Y字型でも用途はいろいろ。左右の音声を分けるためのケーブルか、商品説明を確認してくださいね。

④ 変換すれば、何でも使えるわけではない!
変換コネクターは便利ですが、基本的には端子形状や配線を合わせるもの。
マイク用の小さな信号と、アンプで増幅したスピーカー用の信号まで、都合よく同じにしてくれるわけではありません。
特に、パワーアンプのスピーカー出力を、通常のミキサーやパワードスピーカーのマイク/ライン入力へ、変換コネクターだけで直接接続するのはNGです。機材が壊れるおそれがありますので!!
確認したいのは「どの機器の、何という出力から、何という入力へつなぐのか」。
ケーブルの両端だけでなく、機器側の端子名も見てあげましょう!
最後にちょっとした小ネタとして、、
どのケーブルを買えば良いのかわからない、お目当てのケーブルをすぐに見つけたいという方に向け、サウンドハウスには「ケーブル購入ガイド」なるページが用意されています。ケーブル購入ガイドなら、楽器やPAセットの接続、照明機材の設営などに必要なケーブルが、用途とコネクタの種類から簡単に見つかりますので、ぜひチェックしてみてください。
ケーブルは地味に見えて、音を届ける大切な通り道です。
イベント本番で慌てないためにも、事前の接続確認と音出しをお忘れなく。
配線を完ぺきにして、最高のBGMとともにおいしい秋の味覚を楽しみましょう!
じゃあな。







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