
2025年2月にPLAYTECHから待望のエレクトリックチェロ「PEC100BR」が発売されました!今回は発売されたばかりの「PEC100BR」の実機を用意しましたので、さっそく遊んでみようと思います!
PLAYTECH PEC100BR エレクトリックチェロ
初心者にも安心な弓、ケース、松脂、ケーブルなどが付属したチェロセットです。いままでチェロを触ったことがない人にとくにおすすめです。ではどんなところがポイントか見ていきましょう!
おすすめポイント① 音量、音漏れが気になる方へおすすめ!
音量についてはアコースティックチェロと比較して小さいため、できるだけ音漏れを避けたい方におすすめです。マンションなどにお住まいの方は、別途下記のようなチェロ用のミュートなどを駒に取り付けていただくと、さらに音量を小さくすることが可能です。
Artino ( アルティノ ) / チェロ用 練習用ミュート
おすすめポイント② ボディがコンパクト!
このエレクトリックチェロは胸当て部分を立てて演奏しますが、その胸当ては折り畳みが可能です。またサイズについてもこの胸当てを折り畳むと、通常のアコースティックよりサイズが薄いため、楽器の保管にスペースを取らない利点があります。
おすすめポイント③ アンプにつないで音作りが出来る!
こちらのチェロは本体裏面のコントロールボックスがあり、アンプに接続するための出力端子が備わっています。アンプに接続するためのケーブルも付属しているため、アンプを用意すれば様々な音作りが可能です。アンプにエフェクトのリバーブつなげてもよし、ディストーションをつなげて激しい音にするもよし。ぜひ自分だけの好みの音を作ってみてください。筆者はリバーブをいっぱい効かせて、まるでホールで演奏しているかのような音色にするのが好きです。ちなみに筆者は今回下記商品を使用しました。
YAMAHA ( ヤマハ ) / THR30IIA Wireless
おすすめポイント④ ヘッドホンを接続して、楽しむことも可能!
先ほど紹介したコントロールボックスには、ヘッドホンを接続するための出力端子も備わっています。ヘッドホンを接続すれば、ヘッドホンの中で音を出して楽しむことが可能です。
実際にエレクトリックチェロを触ってみた
それでは実際にアンプにつないで音出ししてみましょう!全体像はこんな感じです。

専用ソフトケースは弓収納ポケットがついており、裏面には肩掛けアクセサリーがついていました。


↓はエレキチェロを収納した様子の写真。ケース中央にある2本の紐を使って楽器を固定します。
背負ってみましたが、中の楽器は動くことなく問題ありませんでした。

ボディのアップ写真。しっかりと木目が出ていて綺麗な仕上がりですね。

コントロールボックスのアップ画像はこちら。アンプ出力用の「LINE OUT」、音の入力用の「MIC」、ヘッドホン接続用の「PHONE」があります。
上部のノブは本体の「ボリューム」と「トーン」となっており、自由に調節できます。
9Vの電池を使用します。

アンプにつないで演奏してみた!

実際にアンプにつないで演奏してみましたが、アコースティックチェロと比較しても遜色なく演奏することができました!音色も澄んでいてチェロらしい心地よい低音を響かせてくれます。
あとこれは検証の価値ありですが、張ってあるチェロ弦を自分の好みの弦に張り替えても、面白いだろうなと思いました。弦を変えたり、好みのエフェクトを追加したりと、可能性は無限大なところがエレキ楽器の面白い所ですね。
またミュートについても、駒に挟んでどのくらい音が小さくなるか試してみましたが、問題なく音量は抑えることができました。あくまで個人的な感覚の話ですが、ミュートを付けた状態であれば、マンションなどの集合住宅でも、音漏れのリスクはかなり低減できると思います。
いかがでしたでしょうか。今回は新しく販売されたエレクトリックチェロを実際に触って演奏してみました。いままでエレクトリックチェロは高くて手が出せなかった方や、少しでもチェロに興味がある方は、ぜひご検討ください!