チェロといえば以前から興味があったが値段が高くて今ひとつ手が届かない楽器のひとつではないでしょうか。サイズも大きいし、家では大きな音はだせない・・・チェロを始めるには何を用意したらいいのかわからない…そんなあなたにおススメしたいチェロをこのブログではご紹介いたします!
チェロにもサイズがあります!


チェロにもバイオリンと同じようにサイズがあります。大人が演奏するチェロはフルサイズの4/4、お子様が演奏するチェロは3/4や1/2・・・と分数で表記されています。一般的に身長155~135cm程度のお子様は3/4サイズ、身長145~125cm程度のお子様は1/2サイズとされています。また大人が使うサイズの中には4/4の他に、すこし小柄な方にご使用頂ける7/8サイズ(4/4と3/4の間)というものもあります。ご自身に合わせてチェロのサイズを選ぶようにしましょう!
早速初心者におすすめのチェロをご紹介いたします!
コストパフォーマンス最高! PLAYTECH PVC244 4/4
できるだけ価格を抑えてお手軽にチェロを始めたい・・。そんな方におすすめなのがPLAYTECHのPVC244チェロセットです!弓、松脂、ソフトケース、チューナー、エンドピンストッパーもセットとなっており、チェロを始めるのに必要なアイテムはこのチェロセットがあれば揃っちゃいます。なんといっても他のチェロセットと比較してお手頃な価格での販売が特徴でお財布にも良心的!私も実際に演奏してみましたが、音は高級品と比べても遜色の無い深みのあるチェロの演奏が楽しめたので、興味のある方はぜひご検討ください!
4/4サイズは大きすぎと感じている小柄の方やお子様におススメ!YAMAHA Cello VC5S
少し小さいサイズのチェロです! サイズは3/4でフルサイズのチェロよりサイズが小さく、お子様だけでなくフルサイズのチェロが大きいと感じる小柄な方にもおすすめのチェロです!こちらも楽器を始める方には安心の弓・松脂、そしてソフトケース(黒)が付属しています。またYAMAHAの上級機種と同じように削りだしにて製作されていますので、音楽教室に通われている方や初心者の方におススメのチェロとなっています。
ここまではアコースティックのチェロをご紹介しました。さて、音量の事が気になりますよね?
音量をおさえたい!自宅練習にはまずミュートを試しましょう!
Artino(アルティノ)チェロ練習用ミュート
使い方としては、駒のうえから装着して振動、そして音量を減衰させるものです。
吸音材などを壁に張るのもおススメです!
防音手段としては、防音室がもちろん最強ですが
- 部屋の壁に遮音カーテンをつける
- 床に防振ゴムを敷いてみる
といった、ホームセンターで入手できるものである程度の防音効果は期待できます。
ここまでミュートのご紹介をしましたが、チェロ自体の音量自体を小さくできるYAMAHA Silentシリーズというのもあります!
生音は極力小さく。夜間の練習にはこれ! YAMAHA SVC50 サイレントチェロ
コンパクトなデザインが特徴のサイレントチェロです!フレームを最小限に残して、軽量化と高い可搬性と収納性を実現したモデル。サイレントチェロをお探しで、できる限り価格を抑えたい方はSVC50がおススメです。ブラックのボディがカッコよく、個人的な意見ですが見た目で選ぶならこのチェロが一番好きです。
こちらのモデルはひざ当てが着脱可能となっており、専用ケースに収納が可能となっているので部屋のスペースにも困ることなく保管することができますよ!
膝あてが折りたたみ可能! YAMAHA SVC210 サイレントチェロ
SVC50よりコンパクトなデザインで3種類のリバーブ機能もついているYAMAHAのサイレントチェロです!ひざ当てが折り畳み収納できるほかペグもギア方式を採用しており、これ以上小さくできないというほどコンパクトに収納できます。またリバーブ機能をオンにすれば、まるでホールで演奏しているかのような演奏を体験できるのも魅力。初心者の方でもお手軽にチェロを楽しみながら上達できます!
チェロ経験者の方におススメ! YAMAHA SVC110S サイレントチェロセット
サイレントチェロの中で、アコースティックチェロの音質や演奏感を重視したい方はSVC110Sがおすすめです!通常のチェロに近いデザインのため、違和感なく楽器を構えることができます。また、重量は約3.7kgと他のサイレントチェロと比較しても軽量なつくりとなっています。静音性も優れており、外に音を漏らさず静かに演奏することが可能です。もちろんリバーブ機能も付いていますので、残響の効いた音を楽しむこともできます!
番外編 チェロ演奏おススメアイテムのご紹介
床を保護し、チェロを滑らないように安定させる 「エンドピンストッパー!」
チェロの演奏、レッスンにとても役に立つアイテムに、「エンドピンストッパー」があります。初心者の方は特に揃えておきたいアイテムで、これを使えばチェロを床で安定して設置することが出来ます。写真のようにエンドゴムを外して尖った先端を床に突き立てる事で安定感が増します。エンドピンの先端が尖っているのはこのように使用するためとなります。

いかがでしたでしょうか。チェロは見た目もカッコよくてあこがれの楽器だけど、今一つ踏み出しにくい楽器の一つかと思います。けれどチェロを演奏することはとても楽しく、演奏する姿はとてもカッコイイと思いますので、恐れず皆さんも挑戦していただけたら幸いです!