ちょっとだけエレキバイオリンに興味があるけど、始めるのにあと一歩が踏み出せない方や、この楽器の質感や音量は実際のところどんな感じなのか知りたい方向けに、弦楽器担当がこの楽器を実機で弾いてみたレビューを書いてみました。ぜひ参考にして頂けると幸いです。
PLAYTECH ( プレイテック ) / PSV100BR エレクトリックバイオリン 4/4サイズ ブラウン
今回用意したのは初心者におすすめのPLAYTECH エレキバイオリン PSV100BR。
カラーはブラウン。弓・肩当て・ケース・松脂・接続ケーブル・ヘッドホン・チューナー・クロスが付属しており、エレキバイオリンを始めるのに必要なものが一式揃っています。
本体の写真
本体はこんな感じ


よく見てみると木目が見えるシースルー塗装マット仕上げのきれいなボディです

肩当ても問題なく取り付けられます

楽器背面の中央にはコントロールボックスが付いています

ペグボックスもよく見ると木目が見えます
実際に音を出してみた
このPSV100BRを使って、加工一切なしの生音を録音してみました。きれいな澄んだ音という印象です。
実際の音はこんな感じです。
録音だとわかりにくいですが、実際の音量はアコースティックバイオリンと比較してもかなり小さかったです。これならアパートなどでも全力で演奏しない限りは、音を出しても問題ないと思います。
付属品も試してみた

付属品は写真の通り、弓・肩当て・ケース・松脂・接続ケーブル・ヘッドホン・チューナー・クロスが付いてきます。
弓・ケース・ヘッドホン・接続ケーブル・クロス
弓・ケース・ヘッドホン・接続ケーブル・クロスについてはそのまま使用することができるので、特に注意点はないです。特に楽器を触った後は、クロスを用いて楽器を拭くと楽器がきれいに保てるので、毎回拭いてケースにしまいたいですね。
肩当て

肩当ては届いた状態のままではサイズが合わない場合があります。自分の肩に合うように位置調整が必要です。適宜フォークメンバー(肩当の取り付け脚の部分)を自分の肩に合うよう調整しましょう。肩当てのつけ方の詳細は、商品ページの取扱説明書にもありますので、参考にしてみてください。
チューナー

チューナーの裏面にCR2032番のコイン型電池を入れ、電源ボタンを2秒以上長押しして電源がONになります。楽器のヘッド部、スクロールの先端、ペグボックスあたりにクリップで取り付けると音を拾ってくれました。画面の下ボタンを押す度にチューニングモードが切り替えられます。バイオリンのチューニングの場合は真ん中の「V」のバイオリンを選択してチューニングを行います。
松脂

新しい松脂は表面がつるつる、かつ凸凹があるので、紙やすりで表面をこすって平らにして、塗りやすい状態にすると使いやすくなるでしょう。松脂の表面に白く粉が出てくればあとは弓の毛を擦るだけで、松脂を弓の毛につけることが出来ます。

プリアンプ用のバッテリー

このPSV100BRのプリアンプ用のバッテリー(006P 角型9V電池)は別売りになっています。予備も含めて常備することをお勧めします。
いろいろなセット品があります!
他にもこんなセット商品があります!
PLAYTECH ( プレイテック ) / PSV100BR エレクトリックバイオリン 4/4 初心者セット II BROWN
PLAYTECH ( プレイテック ) / PSV100BR 電子バイオリン 4/4 入門アンプセット ブラウン
別カラーのブラックにも同様のセット品があります!
PLAYTECH ( プレイテック ) / PSV100BK エレクトリックバイオリン 4/4 ブラック
PLAYTECH ( プレイテック ) / PSV100BK エレクトリックバイオリン 4/4 初心者セットII BLACK
PLAYTECH ( プレイテック ) / PSV100BK 電子バイオリン 4/4 入門アンプセット ブラック
いかがでしたでしょうか。エレキバイオリンは実際触ってみると思った以上に遊べることが分かりました。バイオリンを触ったことがない方や、敷居が高くて楽器に手が出せないかたは、ぜひエレキバイオリンをご検討ください!