こんにちは!打楽器ライフいかがお過ごしでしょうか。
打楽器はメソポタミア文明期発祥のフレームドラムや、2000年スイス生まれのハンドパンなど、生まれた場所や時代もそれぞれ大きく異なり、たくさんの種類があることが魅力の一つだと感じています。そして今もなお、現在進行形で多くの打楽器が生み出されています!
今回はLPやPEARL、REMOなど、長期に渡りたくさんの打楽器を製造してきたメーカーより、オリジナルで生み出されたパーカッションをご紹介します!
トゥバーノ
REMO ( レモ ) / TU-1112-PM トゥバーノ
REMO(レモ)のオリジナルパーカッション、トゥバーノ!REMOといえば、ドラムヘッドが有名ですが、パーカッションも豊富にラインナップしています。特にヘッド製作の技術を生かしたものや、環境や素材にこだわったものが多い印象があります。
トゥバーノは、コンガやジャンベの特徴を組み合わせた膜鳴楽器!アフリカの民族布、鮮やかなケンテクロス柄のシェル材に、REMOのニュースキンヘッドを採用しています。実際に演奏してみると、鳴りが良く、響きのある温かいサウンドを奏でました。スタンド無しで床にそのまま置けるのも、ありがたいポイントです!
パンダンザ
PEARL(パール)よりパンダンサ!ネーミングも形もユニークなこちらの楽器はパンデイロにアゴゴベルを装備した楽器です!ブラジリアンミュージックはもちろん、アコースティックなライブでも、リズムを担う存在として光ります!
ビブラスラップ
LP ( ラテンパーカッション ) / LP208 ビブラスラップ スタンダード
カーッ!と乾いた音色でインパクトのある楽器、ビブラスラップ!2024年、某少年漫画に登場したことで、目にした方も増えたかもしれません。
もともとは、LPが開発し特許を得ていたものです。キューバの楽器であるキハーダを元にして作られたと言われています。
いろいろな楽曲で耳にする機会がありますが、最近聴いて特にビブラスラップの出演が色濃く記憶に残った曲は、MISIAの「つつみ込むように…」です!数えたところ、曲中に80回ほど聞こえました・・・。ビブラスラップの音までこんなにナチュラルにつつみ込んでしまうなんて・・・!
♪MISIA - つつみ込むように…
バイーアバスドラム
REMO ( レモ ) / BH-0016-A1 バイーアバスドラム
Acousticonシェルを採用した、REMOのバイーアバスドラム!ビニール製のヘッドは環境に左右されにくく、教育現場や音楽療法にも多く用いられてきました。シンプルな構造だからこそ、演奏方法にきまりはなく、それぞれのやり方で新しい奏法を開拓できるのも強みの一つだと感じます。床と楽器に隙間ができるようになっており、しっかりと音を響かせることができます。軽量で取っ手も付いているため持ち運びも簡単です。
シャケレッツ
手首や足首に巻いて演奏するシェイカー、PEARLのシャケレッツ!
手首などに取り付けるタイプといえば、スレイベルなどの鈴が思い浮かびますが、シェイカータイプもあったなんて!
カホン、ボンゴ、コンガなど、手を使って演奏する楽器で使うと、普段のリズムパターンの良いアクセントになりそうです!赤と青の2色で1ペアになっています。
以上、歴史ある打楽器メーカーから生み出されたオリジナルパーカッションをご紹介しました。今は当たり前のように存在している打楽器も、それぞれの背景を持ち、世界中の人に、いろんな奏法で楽しまれていると思うと、ロマンを感じます!今もなお生まれ続ける打楽器から目が離せません!ぜひ気になったものをチェックしてみてください!