エレキギターは音楽スタイルや用途に合わせてさまざまな種類が存在していますね。
その中で今回は皆さんが大好きなハードロック・メタルにフォーカスしておすすめギターをピックアップしてみました。
今回のBGM
皆さんいかがですか?毎度のBGM紹介で意外な初登場のDokkenです。
私が中学生でギターを始めた時に姉と母親がDokkenの話しをしていて「Dokkenってなに?」って聞いたら「Dokken知らないならギターやめた方がいい」と辛辣なことを言われ......Back for the Attackをレンタルして一生懸命聞いた思い出があります。
今思うとDokkenの認知優先度そんなに高くないだろと突っ込みたくなるんですが......
初めに
ハードロック・ヘヴィメタルというとかなり多様なジャンルに分かれており、その方向性によってギターの種類もまたさまざま。
70年代のハードロックシーンを振り返るとレスポールやSG、ストラトキャスターなどオーセンティックなギターが多く使用され、80年代に入るとヴァンヘイレンの影響もあり、より弾きやすく、よりハードなサウンドを求めて生まれた「スーパーストラト」が大流行します。中でも独自の操作性を突き詰めた「CHARVEL」「JACKSON」はHR/HMファン以外からの認知度も高いブランドなのではないでしょうか。
今回はそんな80s 90sのHR/HMの音楽シーンにスポットをあててギターを見てみましょう。
JACKSON ( ジャクソン ) / X Series Soloist SL3X DX Laurel Yellow Crackle
こんなカッコいいギターの紹介から始めていいのでしょうか。
HR/HMギタリストから絶大な信頼を得ているJACKSONのSoloist です。本器はX Seriesというシリーズで、クラシックなデザインを感じながら高い操作性と手に取りやすい価格を実現したおすすめシリーズです。
イエロークラックとSSHレイアウトにFloyd Rose、凶器になりそうなコンコルドヘッドからは当時の雰囲気があまりにも感じられて涙がこぼれるほど素晴らしいデザイン。当然ながら操作性、サウンドともに抜群。スルーネックにコンパウンドラジアス指板、JACKSON特有の薄いネックが合わさりなんでも弾ける気分にさせてくれます。後は練習あるのみです。
JACKSON ( ジャクソン ) / JS22 DKA Satin Black
始めてみるならここから!
コンコルドヘッドやシャークフィンインレイなどJACKSONギターに見られる特徴を詰め込みながら驚きの価格帯を実現しています。
ピックアップレイアウトもハムバッカーが2発なのでHR/HMに最適な仕様となっています。
Floyd Roseで激しいアーミングをしたいぜ!って方はこんなモデルもおすすめです。
■ JACKSON ( ジャクソン ) / JS Series Dinky Arch Top JS32 DKA Amaranth Satin Black
CHARVEL ( シャーベル ) / Pro-Mod San Dimas Style 1 HH FR E Ebony Lime Green Metallic
いかにも「スーパーストラト」と言わんばかりのスタイルは、無駄が省かれており洗練されたカッコよさがありますね。学生時代はこのスタイルに憧れてコピーモデルを2本作製したほど私が大好きなモデルです。
当然、ジャンボフレットやコンパウンドラジアス指板を装備しており、抜群の弾き心地です。先に紹介したSoloistに比べネックはやや太めで握り込むようなスタイルやある程度の厚みが好きな方におすすめです!
⇒ CHARVEL シャーベル / Pro-Mod San Dimas 一覧
EVH ( イーブイエイチ ) / EVH Frankenstein Relic Series Maple FB Red
本器はFrankenstein Relicというモデルで、お馴染みのストライプが施されておらずマットな質感にレリック加工が施されたクールな1本です。
ストライプがないこのデザインもあまり主張し過ぎずに好きです!Frankensteinはカッコいいど流石に誰が見てもエディと分かるギターでステージに立つのって緊張しちゃいますよね......笑
リアピックアップには評価の高いWolfgang Humbuckingを搭載。暖かさとエッジの効いたサウンドが同居しており、弾いていて楽しい1本です!
もちろん定番のストライプが欲しい!という方にもご用意しております!
■ EVH ( イーブイエイチ ) / Striped Series Frankie
KRAMER ( クレイマー ) / Baretta Bumblebee Yellow
この流れでKRAMERを紹介しない訳には行きません!
この独特なスタイルを雑誌の表紙で何度見たことでしょう。LAメタル好きならそのスタイルだけども欲しくなってしまうモデルなので多くを語ることはありません。
まとめ
速足になりましたが私がおすすめするギターを何本かご紹介してみました。
見返してみると全部似たギターで主観が詰まりまくったセレクトとなってしまいましたが、次回は各ブランドのシリーズごとにおすすめモデルをご紹介できたらなと思っています!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!