サックスを演奏する際に使用するストラップ。演奏性の重視はもちろんですが、気軽に個性が出せるアイテムとして各社さまざまなデザインのものが発売されています。
ストラップを選ぶポイント
① フック
フックとは、サックス本体のストラップリングに引っ掛ける部分の事。主に2種類のデザインがあります。
フック | スナップフック |
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楽器の着脱が簡単なフックタイプと、不意に外れることを防ぐスナップフックタイプ、主にこの2種類です。また、フックの材質もプラスチック、メタルとそれぞれあります。
プラスチック製のものは、楽器本体のストラップリングを傷つける心配が無い一方、メタルに比べて強度は劣ります。メタル製のものは強度がある一方、ストラップリングもしくはフック自体が摩耗するため、ストラップリングやフックの交換が必要になる場合があります。
※サックスのストラップはあくまで演奏時の楽器の保持をサポートするものです。落下防止のために、必ず楽器に手を添えてください(^-^;
② ネックパッド
アルトサックスの重量は約2〜3kg、バリトンサックスとなると約7〜8kgもあります。手で支えているとはいえ、首に掛かる負担をできるだけ少なくしたいものです。
シンプル | パッド付き |
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首にあたる部分にパッドが入ったものと、入っていないシンプルなものがあります。
シンプルなものは価格が安いこと、また襟付きの服を着る場合などにはスッキリとします。パッド付きのものは価格が少し上がりますが、首への負担を軽減することができます。
また、素材もナイロン・レザー製とあります。レザー製は使用を続けることにより、自分の首に馴染んできます。
③ 他にもこんな種類が!
ハーネス | ショルダー |
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どちらも首への負担の軽減を考えて作られたものです。ハーネスは楽器の重さを上半身全体へ分散させます。バリトンサックス奏者の使用率が高い印象です。ショルダーは首では無く肩で支えるタイプです。
④ カスタムストラップ
ストラップパーツをお好みのものからチョイスできるカスタム系のストラップも続々と出ています。代表的なのが、Bird strap(バードストラップ)とBREATHTAKING(ブレステイキング)です。サウンドハウスではバードストラップの取り扱いがあります。
首への軽減を防ぐと同時に、パーツごとに自由に組み合わせができるカスタムタイプも人気があります。パーツの交換が可能ですので、メンテナンスをして長く使用できます。
おすすめ人気ランキング5選
何を選んだらよいか分からない…そんなあなたに人気のストラップをランキング形式で紹介します。
※ランキングは、サウンドハウスの売れ筋ランキングをもとに独自に順位付けをしたものです。
① B.AIR ( ビー・エアー ) / BSN-AW-M サックス用バードストラップ Mサイズ
首への負担が掛かりにくい設計とカスタマイズ性に優れた話題のストラップ。各パーツを組み合わせた完成品です。
② BRANCHER ( ブランチャー ) / BRSS-B ネックストラップ スタンダード ブラック
コスパ高&シンプルデザインのこちら。フックがスナップフックになっているのも嬉しいポイントです。
③ BG ( ビージー ) / S40SH サックスストラップ ハーネス
ハーネスタイプで人気なのがBGのストラップ。サイズ・カラーも豊富にあります。
④ LEVY'S ( レヴィース ) / M27W-003 サックスストラップ
LEVY'Sはギター用ストラップを数多く製作しているカナダのブランド。シンプルで遊び心のあるデザインが人気です。そんなストラップメーカーの手がけたサックスストラップは、レザーの美しさが際立っています!
⑤ D'Addario Woodwinds ( ダダリオウッドウインズ ) / DWLSBK-SM ネックストラップ レザー
デザインを重視したい方にはこちらがおすすめ!パッド入りのレザーはブラック・ブランドの2色展開。フックもレザーに合わせたカラーになっています。
さいごに
ネックストラップは奏者の個性が出せる気軽なアイテムです。ぜひお好みのストラップを探してみてください♪♪