フジロックまであと少し!みなさんウキウキで準備中かと存じます。
今回は、まだ靴について悩んでいる方のために、わたくしの経験談をいくつか!
フジロックは、主に苗場スキー場の広大な敷地を利用して開催されます。以前に比べると、地面はだいぶ整備されたものの、雨が降れば水たまりや小川ができ、木陰の通路には木の枝や石ころが転がっています。
都会の喧騒から離れた素晴らしい大自然の中、あちこちで鳴る音楽を楽しみつつ歩くことはとても気持ちが良いものですが、歩けば歩くほど疲れます。そりゃそうです。
まぁ今はググれば情報はたくさんありますけど、フジロック初参加から二十数年、これまでに履いた靴はどうだったか、良かったら参考にしてください↓
普通のスニーカー
初参加の時はこれでした。スポーツ用ではなく、普段街で履いているようなレザーのスニーカー。履き慣れたものが良いと思ってこれにしたと思います。歩き心地は特に問題なかったものの、底が平らなので土踏まずが疲れました。そして雨降ったらアウト。泥々になるし雨が滲みてきます。乾くのも時間がかかって、翌日もほんのり濡れていたような……これはおすすめしない。
スポーツ用スニーカー
初参加時の失敗を元に、翌年はこれで。普通のスニーカーより格段に歩きやすく、通気性が良くて晴れた日はとても快適。しかし大雨は防げず…。底が柔らかいものを選んでしまったので、凸凹道はちょっと歩きにくかったです。
ガーデニング用の長靴(見た目重視)
まだ日本野鳥の会のバードウォッチング長靴が流行る前の話です。当時カラフルな長靴を履いている人をよく見かけたので、自分も真似してかわいい長靴を。土砂降り後の水たまりも全く気にならず、田んぼ状態の場所も難なくクリア。しかし蒸れる!足ふやける!足首のホールド感が無いうえに重くて疲れる。ふちの部分が脛に当たって痕がつく。足が痛い。あかん。おすすめしないです。
アウトドアブランドの水陸両用シューズ
長靴の失敗を経てこれを。底も厚めで快適、歩きやすい~。晴れた日は特に気持ちが良くて、履いたまま川にも入れちゃう。しかし小枝や石ころが隙間に侵入してくることがあり、そうなると痛い。雨でもまぁ平気ではありますが、足がとても冷えました。あと会場内の泥や水たまりの淀んだ水が直接肌に触れるのはちょっとね・・・。
防水トレッキングシューズ
(ローカットタイプ)
防水透湿性のある素材、GORE-TEXの生地を採用した、アウトドアブランドのもの。底も厚いので凸凹道を歩くのも楽だし、通気性もばっちり。しかし苗場の土砂降りはアウトでした。足首のところから浸水して靴下がびしょ濡れに…。
(ちなみに最近は透湿防水靴下というものがあるようで、気になっています。)
防水トレッキングシューズ
(ハイカットタイプ)
こちらも防水透湿生地の、足首までしっかりホールドされたタイプのもの。軽登山用であれば軽いものが多く、なにより山道や凸凹道が歩きやすい!土砂降りや多少深い水たまりも全然平気。泥がついた場合は、履いたまま外側だけ洗ったりすることもできて、今までで一番快適。基本これに落ち着いて、今も愛用中です。会場内でも、これを履いている人が多いです。
日本野鳥の会 バードウォッチング長靴
(+高価な中敷き)
もはやフェスの定番品となりました。何と言ってもパッカブル(折りたたんで持ち運び可)。BIRDの「B」を使ったロゴがとてもかわいい。私も土砂降り対策用に1足持参しています。通常の長靴に比べ、足首部分が狭くなっていてホールド感があり、歩きやすいです。ゴム製なので多少は蒸れますが、暑い時は履いたまま折りたたんで足首までの長さにすることもできます。こうして履いている人、かなり多いです。底が薄めでクッション性が足りないですが、しっかり足裏をサポートしてくれる中敷きを使えば問題ありません。中敷きは高価であればあるほど良き。
土砂降りやその翌日など深い水たまりが発生している時はやはり長靴最強なので、トレッキングシューズと使い分けています。
ここで朗報!バードウォッチング長靴のショート丈が出た!!
間もなく入荷するので、フジロック間に合いまーす!数量限定なので、気になる方はお早めに(^-^)
おさらい
- 足元を安定させたい&荷物を減らしたい方には、ハイカットタイプの防水トレッキングシューズがおすすめ
- 晴れの日と雨の日に履くシューズを使い分けたい方は、底が厚めで歩きやすいスポーツシューズ or アウトドアブランドのサンダル+日本野鳥の会 バードウォッチング長靴の組み合わせ
- 靴を新調した場合は早めに履いて慣らす(+踏んで柔らかくしておく)
- 1日だけ行くのに高価なトレッキングシューズを買うのはちょっと・・・という方は、これを機にトレッキングを始める
- 日本野鳥の会バードウォッチング長靴はサウンドハウスでも買える
以上です!