聴いているだけで癒されたい、リラックスしたい。そんな方におススメなクラシックバイオリンの曲をこのブログではご紹介いたします!どなたでもどこかで聴いたことのあるバイオリンの有名な曲をセレクトしてみましたので、ぜひ動画の曲を聴いてリラックスした気持ちになっていただければ幸いです!睡眠用BGMとしてもおススメですよ~。
01.カノン パッヘルベル作曲
ドイツの作曲家ヨハン・パッヘルベルが作曲した曲。よく結婚式や卒業式などお祝い事の行事で使用されることが多いです。実は「カノン」はそもそも音楽用語でいう「輪唱」という意味を持っていて、カエルの歌のような一つのメロディを各パートが順番に追いかける曲構成となっています。バイオリンの演奏パートが心地よく聴くことができるので睡眠用BGMとしてもおススメです。
02.G線上のアリア バッハ作曲
G線上のアリアはバッハが作曲した『管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068』の一部を、ヴァイオリニストが編曲したものです。曲名の「G線」はバイオリンの一番低音の弦のことをさしていて、少し難しいですがこの「G線」のみで演奏できるように編曲されています。バイオリンの初心者用の演奏曲としても定番なので練習曲としてもおススメです。また個人的なお話ですが「劇場版エヴァンゲリオン(Air)」にて後半の重要なシーンでこの曲が使用されていたのが非常に印象的でした。
03.タイスの瞑想曲 マスネ作曲
オペラの作曲家ジュール・マスネが書いた歌劇『タイス』、その第2幕第1場と第2場の間奏曲がこの「タイスの瞑想曲」です。曲名だけではどんな曲かわからないという方もいらっしゃると思いますが、曲の冒頭部分を聴けばピンとくる方も多いのではないでしょうか?この曲はオーケストラをはじめ、ピアノやバイオリン、フルートなど様々な楽器でよく演奏されているイメージがあります。この曲もカノンと同じように特にバイオリンの音色が心地よく聴くことができるので、睡眠用BGMとしてもおススメです。
04.組曲『惑星』 グスターヴ・ホルスト作曲
イギリスの作曲家グスターヴ・ホルストの作曲した代表的な管弦楽曲『惑星』。7つの章から構成されている楽曲で、あのイギリスの愛国歌も国歌の中間あたりの旋律はこの曲をもとにしたコーラスになっています。日本だと『Jupiter』にて歌手の平原綾香さんがCDデビューの際にこの曲をもとにした楽曲を歌い、一躍ヒットした曲だと記憶しています。
動画では後半部分で誰もが聴いたことのある有名なフレーズが聴けると思います。ぜひその部分まで聴いてみてください!
05.四季より春:第一楽章 ヴィヴァルディ作曲
イタリアの作曲家ヴィヴァルディが作曲したバイオリン協奏曲の1つである「和声と創意への試み」の中の1曲がこの四季の『春』です。この曲も曲名を言われてもピンとこない方が多いと思いますが、最初のメロディを聴けば一発で「あーあの曲か!」となるかと思います。 この曲はバイオリンのみが演奏する「独奏」と呼ばれる演奏形態が多く取り入れられていて、バイオリンのソロの音とオーケストラとが掛け合いをしながら演奏しています。聴いているだけで美しい風景が見えてくるような、心地よい雰囲気が特徴な曲なのでぜひ聴いてみてください!
06.愛の挨拶 エルガー作曲
イギリスの作曲家エドワード・エルガーが作曲した楽曲で1888年にエルガーがキャロライン・アリス・ロバーツとの婚約記念に贈った曲です。タイトルの通り結婚やお祝い事の時によく使用されている曲です。日本でもピアニストやバイオリンニストに人気のある曲で演奏難易度もそこまで高くないために、様々な人に演奏されることの多い曲です。なんだか聴いているだけで幸せな気持ちになれる、そんな曲です。
07.くるみ割り人形 組曲 チャイコフスキー作曲
ロシアの作曲家チャイコフスキーがバレエ作品のために作曲した楽曲で、クリスマス・イヴにくるみ割り人形を贈られた少女が、人形と共に夢の世界を旅するという物語がテーマとなっている曲です。そのためにクリスマスの時期になるとよく街中でこのメロディを聴く方がいるのではないでしょうか。ちなみに数あるバレエ作品の中でもこの「くるみ割り人形」と同じくチャイコフスキーが作曲した「白鳥の湖」「眠れる森の美女」の3つは「3大バレエ」と呼ばれていて、世界的に人気のあるバレエ作品となっています。
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介したバイオリンの癒される音を聴いて、少しでもリラックスした気持ちになっていただければ幸いです。私自身バイオリンをよく演奏するので今後もバイオリンに関する情報を発信していきたいと思っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。