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バイオリンの基本的な取り扱い

バイオリンの基本的な取り扱い

バイオリンの基本的な取り扱い

ここではバイオリンの基本的な取り扱いを中心にご説明します。なかなか思い通りにいかないバイオリンという楽器を手にして戸惑う点や、楽器に慣れるまでは取り扱いが大変と感じる点も多いと思います。あせらず、あわてず、あきらめずにバイオリンをお楽しみください。

演奏に必要なもの

ミュート

楽器一式(セットになっている商品を選ぶのがよいでしょう)

  • バイオリン本体
  • 松脂
  • 肩当
  • ケース

バイオリンの音の大きさと近隣への音量対策

ミュート

初めて楽器の音を出した時、ほとんどの方が「意外に大きな音がする」と感じると思います。
ご自宅での練習で音量を押さえる為に消音ミュート(Practice Mute)をお求めください。
Artino / バイオリンミュート 一覧

ミュートには演奏用ミュートと練習用(消音)ミュートがあります。練習用は一般のご家庭での使用時、音量を小さくするためのものです。消音ミュートと表記されていますが音が消えるわけではなく、ミュートを装着しない時と比べて軽減させる効果があります。

色々なミュート

<色々なミュート>

奥左:Vc用木製 / 奥右:Vc用金属製 / 手前左:Vn用金属 / 手前中央:Vn用演奏用ミュートゴム製 / 手前右:Vc用演奏用ミュートゴム製

楽器の選び方

サイズ ※楽器の全長(mm) 身長(cm)
4/4 590 145以上
3/4 560 145~130
1/2 515 130~125
1/4 478 125~115
1/8 439 115~110
1/10 407 110~105
1/16 361 105以下

サイズについて(4/4から1/16または1/32まで)

子供さんの年齢や体格にふさわしい、合ったサイズのものを選びます。
この虎の巻では4/4=フルサイズ=大人用に限って説明をしていきますが、取り扱いの基本はどのサイズでも共通しています。

材料

アコースティックバイオリンとエレクトリックバイオリン

アコースティックは普通のバイオリンです。

エレクトリックはピックアップがついていて、生音は普通の楽器より小さく消音ミュートをつけたくらいの音量です。

材料

材料について

バイオリンのネック、胴体横板、裏板にはメイプル材が使われます。表板にはスプルース材が使われています。左2本がメイプル(端材)右側がスプルース材です。

糸巻、指板、上ナット、あご当てなどのパーツには黒檀、または黒く着色したものが使われます。あご当てにはローズウッドも使われます。

黒檀パーツと着色パーツ

黒檀パーツと着色パーツ

着色パーツは黒檀の代用品として、廉価な楽器に用いられます。
着色であるため色落ちして白い木の下地が見える場合があります。
一方黒檀は本黒檀が使われるのは概ね高級品で、縞黒檀に補助的に着色したものも存在します。

塗装(ニス)

塗装(ニス)について

廉価な楽器には合成樹脂の塗装、ニスは比較的高級品の楽器に用いられます。

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