7/31(日)、成田駅から成田山新勝寺まで続く参道の途中にあるバー「Barge Inn NARITA(バージイン)」にてで音楽イベント「REHUB(リハブ)」の第二回が開催されました。

~REHUBとは~
「新型コロナ禍の影響によりイベント企画が激減、成田市にはクラブやライブハウスといった箱も少なく、 もとより音楽カルチャーが乏しい街にとってイベントの減少は音楽文化の衰退に多大なる影響が想定される The Barge Inn レジデント DJや芝山 Los marvericksといったファッションカルチャー等の協力のもと、 成田市近郊をメインにイベント展開をしている【ナリタのオカゲ】が企画制作。 アートカルチャーの復興を目指し、コミュニティを繋げる(HUB)の再形成と、 マイナスをプラスにやり直すリハビリ(rehab.)的な意味合いでカルチャーパーティー REHUB を発足します」
前回と同じく腕利きのDJのみなさまがたくさん来るのと、今回は新たにバンド演奏があるってことで、超楽しみにしていました。
今回も、音響の機材協力という形で参加させていただきました♪
我が社から持ちこまさせていただいたのは、メインスピーカーにJBL「 EON712」、フロアモニターにCLASSIC PRO「CPM110P」です。

12インチ、1300W、クリアで聴きやすい中高域、密度の濃いタイトな心躍る低域を出力。
専用アプリJBL PRO CONNECTにより、ワイヤレスコントロールが可能。EQ、AFS(ハウリング自動制御)などスピーカー側でかなり細かくセッティングすることもできます。
今回は、あえてプリセットEQは使わず、フラットな状態にし、ミキサー側で音作りをしましたが、12インチとは思えない低域の厚み、中高域の通りの良さはさすがJBLでした。

「CPM110P」は、同軸スピーカーを搭載したパワードタイプです。高域と低域のユニットがセパレートしている一般的な2ウェイタイプと異なり、だいぶ省スペースなのが見てわかると思います。出てくる音も1点からフルレンジで聞こえることもあり、モニターのしやすさもお薦めポイントです。
会場は前回と同じく成田の社交場バージイン。ちょっと話がそれますが言わせてください。実は、今、使っているスペースの奥にもう半分フロアがあったんです。今はその一部通路しか使ってないとのことですが、一歩足踏み入れた瞬間に若かりし頃のいろいろな良き思い出(笑)がフラッシュバックしました!また、いつの日かここでも遊べる日が来ることを心から願っています。


音響の準備は、自分ではなく(笑)、わが社の頼れる同僚たちが手際よく進めてくれました。

バージインは縦に長いフロア・スペース。アンプや機材の位置、メインのスピーカー位置を考えながら配置しております。

DJブースにはタンテ2台に「DJM-750mk2」、そしてオールインワンDJシステム「XDJ-XZ」というド迫力セット!こんなに横に長いシステムは初めて見ました!!デジタルとアナログの融合ですね。DJがレコードを回す姿ってそれだけでカッコいいからズルいw

ドラムもAKGのドラムマイクセットでしっかりマイキング。メインのボーカルマイクはSHURE「/BETA58A」。爆音に囲まれたステージ上でもしっかりとボーカルの音だけを拾ってくれていました。さすが超定番ボーカルマイク!!

深紅のボディが眩しいっ。のーどぉぉぉぉぉ!!これも良い音鳴らしてました♪ちなみにスタンドは安心と信頼のK&Mです。

ギターアンプはSupro、ベースアンプはQuilter。これもご機嫌なサウンドでした。小さくてもパワーは十分。ギターはマイキング、ベースはDI OUTから音を拾って、バランス見てPAスピーカーからも鳴らしていました。




メインミキサーはSoundcraft「Ui16」。PC、タブレットも追加して会場を歩き回りながら音作りをしていました。ステージ上ではプレーヤーの横に立ち、各モニターのバランスを調整。リアルタイムでその場で上げ下げできるから精度向上はもちろん、リハの時短にもなりますね。

スタンドに立てたモニタースピーカーにはCLASSIC PRO「CP15II」。こちらはバージインで普段から使用されているもの。CLASSIC PROブランドの PAスピーカー上位ラインナップ「CP-IIシリーズ」は、木製エンクロージャーの重厚な筐体から出力される迫力のあるサウンドが魅力。今回もいい仕事してくれていました♪
イベントは16時スタートということで、陽が傾いてきて気温も落ち着いてきたところでゆるりと始まりました。成田にゆかりのあるDJたちのパフォーマンスはどれもカラーが違うので、毎回とても新鮮で楽しいです。
自分も毎回全員知り合いというわけではないけど、流れてる音楽が肌に合えば、なんとなく、DJブースの前に人が集まってきていっしょに楽しんじゃうみたいな。こういうの良いですよね。

わが社のDJ担当KAGEです。誰もが聴いたことがある邦楽をチョイスして盛り上げてくれました。つまみを回すさまがあんなに面白いのはなんでだろうねw




個人的に楽しみにしていたバンドはというと、、、
スゴかった。
震えた。

リハの時点からイケてるのは、すでにわかっていたけど、本番はもっとスゴかったです。DJの音が止まって、生バンドの音が鳴った瞬間、フロアの温度が一気に上がった気がしました。小さな子から年配の方、海外の方もいっしょに盛り上がってみんなが手を上げてノっていました。ホント人が多くてバンドメンバーが見えないほど。




自分は今回、スピーカーを持ち込んだだけの人。
PAやセッティングは同僚だし。
演奏はDJ、バンドメンバー。
たまたまショールームに配属されて、スピーカー担当に任命されて、日々、仕事をして早14年。ただそれだけ。
でも、嫌いじゃない。
もし、自分の子どもにパパの仕事ってなに?って聞かれることがあったら、
音楽をやる人が伝えたいことを『音』に変えて応援する仕事。大きな音にしてたくさんの人に伝えられるようにする仕事。と言いたい。
会場に来てくれた人たちが楽しんでいるところを、実際に子どもに見せて、コレがオレの仕事だと胸張って自慢したい。
PAを毎回やってくれる同僚の言葉に感動しました。
本番前にバンドのボーカル、2LOWさんに『どんな想いを1番伝えたいですか?』と訊いていたこと。一言一句逃さずちゃんと聴いた後、『ありがとうございました』とお礼を伝えて、『その想いがしっかり伝わるようにPAさせていただきます」と伝えていました。こんなに頼りになるPA見たことない。バンドメンバーは、きっと何も心配することなくパフォーマンスに集中できたんじゃないかなと。あの盛り上がりを作った要因なのは間違いないです。
今回のイベントについて、主催が言っていたこともご紹介。
『僕らおじさんの2年と20代の2年は重みが違うと思う。ここらの若い子たちはどこでイベントをしたらいいのか、どうやってやったらいいかもわからない子も多いと思う。だから、自分たちがそういう場を作ってあげたい。』
なるべく早く、気兼ねなく、みんなで音楽を楽しめる世の中になってほしいですね。
音楽イベントあるあると自分は思っている「友達の友達はみな友達」という感覚。
こういうイベントでできたつながり、縁はとても大事でかけがえのないもので、今後も残っていくものだと思います。
このイベントに声かけてくれた主催者の菅野さん、会場準備とPAをしてくれた同僚のみんな、2LOWさん、バンドメンバー、DJをしてくれたみなさま、携わってくれたみなさま、当日会場に集まってくれて盛り上げてくれたみなさまに感謝です。
また次の機会を楽しみに仕事を頑張りたいと思います♪












イベント詳細
REHUB
2022.7.31(SUN) PM 4:00~
At. Barge Inn NARITA
ENTRANCE FREE
- Guest Live:
- Pablo @pablo_official_instagram
- 2LOW BAND @2low_sakuraeastside
- DJ:
- アマヤヒロト @amayahiroto
- DJ NOCK @djnock_eastsakura_origin
- Satosy @satoshijitsukawa
- ZACK むじんくん @tmkkwd
- ナミタロウ @namistitch
- KAGE @8kg_8
- Ryuchang @ryuchang_369
- Silk Screen:
- 3 questions club @3questionsclub
- Support:
- SOUND HOUSE @sound_house_jp
- LOS MAVERICKS @losmavericks_kakuji
- DAT @dat_chillout
- Cover Art:
- Pond Original @takanova728
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