ザ・ドリフターズのことを、皆さんどれだけご存じでしょうか。
かの有名な2大お笑い番組はご存じかと思いますが、実は結成当時、バンドとして活動していたことがあるんですよ!
※さかのぼりすぎると長いので、荒井注在籍時の時代より振り返ります。
ボーカル:みんな
ギター:高木ブー・仲本工事
ベース:いかりや長介
ドラム:加藤茶
キーボード:荒井注
ザ・ドリフターズはレコードもかなり出しています。
シングル15枚以上、アルバム通算13枚(ベストも含む)!
今回はそんなドリフの名曲たちをピックアップ。かつ、それぞれの楽曲の元ネタ・元歌をご紹介していきます!
【ドリフのズンドコ節】
1969年シングルリリースされた「ドリフのズンドコ節」。
そもそもズンドコ節とは、囃し詞にズンドコが用いられている歌です。
「ドリフのズンドコ節」は、軍歌である「海軍小唄」を元歌としていますね。
ドリフのズンドコ節の6番の歌詞が元ネタの歌詞です。5番(荒井注パート)のあとに、いかりや長介が「元歌!!!」と言っています。
ズンドコ節で1番有名なのはきよしのズンドコ節でしょうか。(ズン・ズンズン・ズンドコ《きよし!》)
【ほんとにほんとにご苦労さん】
これの元歌も軍歌!「軍隊小唄」といいます。
さらに「ほんとにほんとにご苦労ね」という歌もあります。
ドリフは「軍隊小唄」と「ほんとにほんとにご苦労ね」の2曲を合体させて、「ほんとにほんとにご苦労さん」を歌っているようですね。
【ドリフのバイのバイのバイ】
加藤茶がほとんど歌ってる曲。
元歌は大正時代の流行歌「東京節」。
さらに「東京節」の元歌はヘンリー・クレイ・ワーク作曲の「ジョージア行進曲」です!!
あんなに日本感の強い歌が、クラシック音楽を元にしているなんて面白いですよね。
聴き比べると本当にそのままです。
【真っ赤な封筒】
男性目線ですが、POPでかわいらしい曲です。
元歌は Albert Von Tilzer が作曲し、 Lew Brown が作詞したコミックソング「Oh By Jingo!」。
歌詞は当時の日本らしく変わっていますが、テーマは同じですね。
つい口ずさみたくなる、頭に残るメロディーの曲です。
【ドリフ大爆笑op】
「ド・ド・ドリフの大爆笑♪」で始まるオープニングソング。
こちらの元歌は「隣組」という歌です。徳山璉が歌を歌っています。昭和前期の流行歌。
そもそも隣組とはWW2中にあった、町内会よりも小さい1番小さな組織です。
とにかくドリフ大爆笑のオープニングテーマですが、ポンポンをもったたくさんのチアガールと、ビシッとスーツで決めた5人が登場するところで、今週の楽しみが始まった!!!!とワクワクする歌ですよね!
【いい湯だな】
みんなが歌える代表曲! ザ・ドリフターズ、といったらコレ!と思ったら、カバーでした。
元はデューク・エイセスが発表した「にほんのうたシリーズ」の一曲・群馬県編でした。
よく聴いてください。草津の湯って言ってるでしょう。
ドリフ版では題名もさまざま。
「ドリフのビバノン音頭」だったり、「さよならするのはつらいけど」だったり。
2001年の紅白歌合戦でもメドレー最後の曲でしたが、悔いなく一年締めくくれるなぁ。
いかがでしたでしょうか。 ちなみにバンド編成のドリフですが、それぞれ他の楽器も演奏することができます。
志村けんは三味線の腕前がすごい!
津軽じょんがら節をカッコよく引き倒している映像があります。
SUZUKI ( スズキ ) / 三味線セット かえで MS-8 和楽器
また、ドラムの加藤茶は、ドラムの腕前がプロ級、、、
ドリフは映画もいくつか出していますが、「ザ・ドリフターズの極楽はどこだ!!」の中で、ものすごいドラムソロを披露しています。気になる方はぜひ映画をご覧ください!
PLAYTECH(旧ZENN) ( プレイテックゼン ) / ZDS3000II METALLIC BLUE ドラムセット
さらに高木ブーは個人的にウクレレを演奏します。
特にドリフの冠番組終了後はウクレレ奏者としての活動領域を増やしていますね。
PLAYTECH ( プレイテック ) / PUK302AB Mahogany
また、荒井注はキーボード担当となっていますが、実は全然弾けなかったとか。。。?
PLAYTECH ( プレイテック ) / PTK200 電子キーボード
今でも日本中に笑いを届けているドリフのコント。
音楽業界にも深くかかわり、日本の芸能を大いに盛り上げてくれていたことがわかりました!
映像が残っているものも多いので、気になる方は調べてみてください!