中学、高校の吹奏楽部をはじめ、一般団体でも少しずつ練習がスタートしているのではないでしょうか。今回はパートに関わらず練習に欠かせないアイテムを幾つか紹介します。弦楽アンサンブルやオーケストラ部の皆さんも必見です。
■ チューナー&メトロノーム
木管、金管楽器だけでなく打楽器の担当になっても、ティンパニやハープを演奏する機会があるので、メトロノーム単体ではなくチューナー付きが良いでしょう。
YAMAHA / TDMシリーズとKORG / TMシリーズは大きさ、機能とも変わりなく、SEIKO / STH200は少し小さめです。
管楽器の担当になると合奏中に自分の音程を確かめるためにクリップ式のマイクを買う方も多く、KORG / CMシリーズやSEIKO / STMシリーズが人気です。
ちなみに自宅での練習にはチューナーに内蔵のマイクがあれば充分ですよ。
キャラクターとコラボしたチューナーについては、コチラのブログ で紹介しています。
■ 譜面台
家の中だけでなく、遠征先や譜面台のない会場での演奏に備えて自分の譜面台があると良いでしょう。
1.折りたたみ式
価格と持ち運びを考えて、初めての1本は折りたたみ式の譜面台がおすすめ。
格安の PLAYTECH / MS05 や
ロングセラーの Wittner / 961D
などがあります。
昨年発売となったMS05以外の定番アイテムについては、こちらのブログで商品比較をしていますので、ぜひご覧ください。
➡︎ ブログ「譜面台の選び方&人気商品(折りたたみ編)」
2.卓上
軽さやコンパクトさを重視したい!という方におすすめなのが「卓上譜面台」 脚が無いだけ、と笑うことなかれ!
折りたたみ式の譜面台の多くは1kg前後ですが、卓上タイプとなれば500gと重量は半分以下! 折りたたみ時の大きさは42cmですので、楽譜を入れている鞄にもスッと入っちゃいます。
市販のタブレットホルダーや開いた楽器ケースに楽譜を載せてガタつきを気にしたり、机の上に置いて楽譜が真上を向いていて見えづらいなぁと思いながら練習している学生さんも多いのではないでしょうか?
コンパクトさが魅力の K&M / 12400 パーカッションの方がよく練習台に置いたりしていますね。
書見台やタブレットスタンドにも流用できてカラフルな K&M / 12450
卓上とスタンドへのクランプ、2とおりの使い方ができる PLAYTECH / ZMH1
などが一例として挙げられます。
譜面を置く設計になっているので安定感があるのと角度調節も可能ですね。
■ バンドファイル
楽譜を入れたまま書き込みができる優れモノ!今や定番アイテムとも言えるでしょう。 合奏中にファイルから楽譜を取り出したり(風で飛ばないように洗濯バサミで止めていましたよね^^;) スケッチブックに楽譜を貼り付けたり(結構重い) なんて苦労も、もうありません!
■ クロス
楽器に汚れが残らないよう、拭き取りが大切です。 各メーカーから大きさや材質、研磨剤の有無も様々なクロスが販売されていますが、楽器に関係なくコスパの良いものとして FERNANDES / WCS Polishing Cloth 625S をおすすめしています。 私も管弦打楽器のメンテナンスに重宝しています。
【まとめ】
吹奏楽部の必須スタートアイテムについて紹介しました。 学生さんの場合、学校から品番が指定される場合もありますので充分確認してから購入しましょう。 いろいろなものが販売されていて、どれを選んで良いか分からない、パートが決まっていないという方でも、これを参考にして部活動をスタートさせてみてくださいね。 サウンドハウスは、吹奏楽部のみなさんを応援しています!