1.はじめに
みなさん、こんにちは!営業の手塚です。
「DASLIGHT / DVC4 HOW TO 講座」 第14回目。今回はDaslight 4 基本編として「灯体ウィンドウ」について紹介します。
2.灯体ウィンドウ

パッチした灯体は、画面右下の灯体ウィンドウ内に「□」によって表示されます。
また、バータイプのLEDウォッシャーなどは複数の「□」が並んで表されます。
「□」には灯体の動作状況(ディマー、シャッター/ストロボ、カラー、アイリス、ゴボ+ゴボ回転)が反映されます。
※表示内容は、灯体プロファイルに登録された機能により異なります。
3.灯体ウィンドウのナビゲーション

灯体がパッチされると、灯体ウィンドウの位置とズームレベルは、すべての灯体が表示されるように自動的にセットされますが、次のツールバーのボタンをクリックすることにより調整できます。
- ズームイン/アウトにより灯体を表す「□」を拡大または縮小します。
- すべての灯体を表示できるように「□」を最適な大きさと位置に調整します。
- ズームをリセットして位置を変えずに「□」を元の大きさに戻します。
- 灯体選択モードとすべての灯体を固定した状態で移動するウィンドウ位置調整モードの切り替えを行います。
4.灯体の選択
デフォルトで灯体を選択するには、「□」をクリックするか、「□」の周囲をドラッグします。
複数の灯体を選択するには、次のキーを押しながら「□」をクリックします。
・Macの場合は、commandキー。
・Windowsの場合は、Ctrlキー。

その他、灯体を選択する際に、いくつかのオプションがあります。
選択するためには、クイックセレクション・ボタンを使用します。
- フリー選択。(複数の「□」をマウスで左ボタンを押しながらドラッグします。)
- ペンによる選択。(ペンで「□」の上からラインを描きます。)
- すべての「□」を選択します。
- 選択しているすべての「□」を解除します。
- 奇数番号の「□」を選択します。
- 選択を反転します。(選択されている「□」が解除され、選択されていなかった「□」が選択されます。)
- 「□」の選択を上下で変更します。
5.灯体インデックス

灯体が選択されると、「□」の下側に「灯体インデックス」が表示されます。エフェクトを使用する場合、灯体インデックスの順番にエフェクトが生成されるため、灯体を選択する際の順序はとても重要です。 例えば、灯体が連結されていて、左から右に流れるピクセル・エフェクトを作成したい場合などは、灯体の選択が重要となります。この場合、下図の例のように、灯体インデックスは左から右に設定されていることを確認してください。

6.まとめ
今回は、パッチした灯体を選択するときに使用する「灯体ウィンドウ」について紹介しました。
灯体ウィンドウのツールバーにあるボタンを使用することで照明のコントロールをより快適に行えるようになります。
今までに使っていない便利な機能がみつかればうれしいです。
また、これからDASLIGHTの導入を検討されている方は、事前にDaslight 4ソフトウェアを無料でダウンロードして操作性を確認することが可能なのでどんどん試してみてください!
https://www.daslight.com/ja/download.htm
それではまた次回をお楽しみに!
DASLIGHT ( ダスライト ) / DVC4 GOLD DMXソフトウェア&インターフェイス
DASLIGHT / DVC4 HOW TO講座
第1回「ムービングヘッド - サークルエフェクトのプログラミング方法」
第2回「MIDIコントローラーの使用方法」
第3回「マルチユニバースの設定」
第4回「Scan Libraryエディターの使用方法」
第5回「3D Visualizerの使用方法」
第6回「シーンを同時に再生する方法」
第7回「Scan Libraryエディターの使用方法・ムービングヘッド編」
第8回「USBインターフェースDVC4 GOLD ZM編」
第9回「USBインターフェース 番外編・ドライ・コンタクト」
第10回「USBインターフェイスDVC4 FUN編」
第11回「USBインターフェイスDVC4 GOLD編」
第12回「Daslight4 基本編 ~パッチ~」
第13回「Daslight4 基本編 ~フェーダー~」