1. はじめに
みなさん、こんにちは!営業の手塚です。
「DASLIGHT / DVC4 HOW TO 講座」 第9回。今回は「USBインターフェース 番外編」として、ドライ・コンタクトと呼ばれるポートについて紹介します。
2. ドライ・コンタクト・ポートとは
USBインターフェース、「DVC4 FUN」「DVC GOLD」「DVC4 GOLD ZM」には、ドライ・コンタクトと呼ばれる端子が備わっています。
※上図、External HE10のコネクター
※DVC FUNは、アップグレードすることにより使用可能。
※DASLIGHT / DVC4 HOW TO講座 第8回「USBインターフェースDVC4 GOLD ZM編」参照
ドライ・コンタクトは、ドライ接点や無電圧接点とも呼ばれ、接続するスイッチ側に電源を必要としない接点になります。
反対は、ウェット・コンタクトになり、ウェット接点や有電圧接点と呼ばれ、接続するスイッチ側に電源が必要になります。
3. 接続方法
8個のドライ接点を経由して、ライブモードとスタンドアローンモードの両方でDaslight4のシーンをトリガーすることができます。
例えば、P1とGNDをスイッチやプッシュボタン、リレーなどを使用し、ON/OFFの切替えができる回<>路を作るだけでシーン1を呼び出せます。
ドライ接点になるため、スイッチ側には電源のいらないすごくシンプルな回路があればいいわけですね!
シーンを8個よりも多く呼び出したい時は、 8個のピンをバイナリで組み合わせると前回紹介したように、これはディップスイッチによるDMXチャンネルの設定と同じ組み合わせになるので下記のページも参考にしてみてください。
→ 照明入門講座 ディップスイッチによるチャンネル設定
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
ドライ接点を活用することで、より便利にUSBインターフェースを使用することが可能になったと思います。
スタンドアローンでこの機能を活用すれば、USBインターフェースをパソコンに接続せずにメモリーに保存したシーンをボタンひとつで再生でき、ショーウィンドウやバーなどのムードを盛り上げるような照明演出も簡単に行えます。
アイデア次第で用途の幅がさらに広がっていくでしょう!
DASLIGHT / DVC4 HOW TO講座
第1回「ムービングヘッド - サークルエフェクトのプログラミング方法」
第2回「MIDIコントローラーの使用方法」
第3回「マルチユニバースの設定」
第4回「Scan Libraryエディターの使用方法」
第5回「3D Visualizerの使用方法」
第6回「シーンを同時に再生する方法」
第7回「Scan Libraryエディターの使用方法・ムービングヘッド編」
第8回「USBインターフェースDVC4 GOLD ZM編」