現在、自粛ムードが続く中、ライブハウスや飲食店をはじめ、いろいろな業種の方たちがさまざまな対策を講じている中で、今回は我が町成田の飲食店を応援するプロジェクト、その名も【新型コロナに負けるな! 成田の飲食店カルチャーを守りたい !SAVE THE NARITA RESTAURANTS】を紹介したいと思います。
代表は、野菜とスパイスのバル【seeds】を運営している菅野さんと原さん。
自分がいつもお手伝いさせていただいている成田の音楽イベント「ナリタノオカゲ」「Good To Be Home」でとてもお世話になっている仲間です。
こんな時だからこそ、みんなで力を合わせて乗り越えようと思ってはいても、実際、どういう風に応援したらいいかわからなかった自分にとっては、このような活動をいち早く行動に移し、場所を用意してくれた2人には感謝しかありません。
成田は音楽と食が密接に繋がっている街だと思います。
個人的な想いになりますが、成田参道にはとてもユニークなお店がいっぱい連なっていて、週末の夜ともなれば、職場のみんなと居酒屋に集まって、その後はバーやブリティッシュパブに繰り出し、そこで流れる音楽を聴きながら、踊り、外国の方もいっしょになって、いろんな人と同じ時間、雰囲気を味わい、朝を迎える。いつの間にか隣にいた人たちとおしゃべりしていて、気づけば友達に。そんな音楽と食がつなぐ人と人の輪がどんどんひろがっていく。自分もそうやってたくさんの人と知り合うことができた一人です。成田には、毎日を豊かにしてくれるみんなで楽しめる音楽と、どこも美味しすぎて迷っちゃう飲食店がいっぱいあります。
今の今は、みんなが同じ想いのもと、できるだけ外出を避け、一刻も早い収束を願っています。でも、いつかまたみんなで、顔を合わせて、笑い合って、キンキンに冷えたジョッキをカチーンと合わせてカンパイしたい!!
そしたら、成田に縁のあるミュージシャンたちが、とってもステキな応援ソングを作ってくれました!!
NARITA DE KANPAI 〜 SAVE THE NARITA RESTAURANTS 応援ソング 〜
ナリタのオカゲ、Good To Be Homeで知り合った最高のミュージシャンのみなさんが勢ぞろい!!
最高にハートフルな曲です♬
ぜひ聴いてください!!
『成田で乾杯』
Music and Lyrics Written by 向原 愛海, Hiro-a-key, 杢太郎 (Pablo), P.O.P Arranged and Mixed by 小野寺 両
●Artists
- 向原 愛海 http://www.aimimukohara.com/
- Hiro-a-key http://hiro-a-key.net/
- 杢太郎 (Pablo) http://www.pablotokyo.com/
- P.O.P http://p-o-p.jp/
- 山口あや https://www.facebook.com/aya.yamaguch...
●Guest Musicians from Narita
- Atom from VINS (guitar)
- 高松 太樹 (keys)
- 石田 玄紀 (saxphone)
- 原 聡良 from Seeds (percussion)
まだ、先の見えない不安はあるかもしれませんが、心がつながっていれば頑張れる、乗り切れると信じています。
微力ながら個人的に食事券でこのプロジェクト【SAVE THE NARITA RESTAURANTS】を応援させていただきました。
収束したら、会社のみんなで押しかけて、浴びるようにお酒と食事を楽しみたいと思います(笑)
下記は上記サイト【新型コロナに負けるな! 成田の飲食店カルチャーを守りたい !SAVE THE NARITA RESTAURANTS】からの抜粋です。
-はじめに(自己紹介)-
はじめまして。2020年2月より千葉県成田市で、野菜とスパイスのバル【seeds】を運営している菅野翔太と原聡良と申します。
日本の玄関口という土地柄や東京オリンピックに向け、まだまだ成田市では少ないヴィーガン(菜食主義者)対応のメニューをご用意したりと、成田市内の飲食業で10年間ほど培ってきた経験を活かしながら開業準備をし、プレオープン期間もたくさんのお客さまに恵まれ、2020年2月1日、意気揚々とグランドオープン致しました。

-コロナの影響で成田市の飲食店が存続の危機に。地元で頑張る飲食店に、エールを送りたい。-
最初の1週間はオープンしたばかりという事もあり客足が多く、とても賑わいがありました。
しかし新型コロナウイルスのニュースの報道が増えるにつれ、少しずつ客足が遠のき、ご予約頂いていた歓送迎会などの予約が相次いでキャンセルとなっていきました。
新型コロナウイルスで初の日本での死者がニュースで報じられた2月13日を境に来店者数は激減し、オープン月にして苦しい忍耐が必要なタイミングになってしまいました。
それでも、昔からのお客さまや身内の仲間に助けてもらいながら、自分達の給料を切り詰めて、なんとか耐え忍んでいたところに4月7日に【非常事態宣言】が発令されます。
いよいよ、今後の営業への対策をせざるを得なくなりました。
ランチ営業やテイクアウト、弁当配達、ネット販売など、新型コロナの影響により新たなサービスに踏み切ったお店から話を伺ってみたところ、どこのお店も決定的な手応えは感じておらず、営業を自粛休業しながら「やらないよりはマシ」という返答がほとんどでした。
(こういった取組も引き続き必要かとは思います。)

引き続きインターネットなどで情報を集めていたところ、他の地域では市内の飲食店を取りまとめ、クラウドファンディングで未来の食事券を販売し支援金を呼びかけるプロジェクトが発足していると知り、こんな時こそ市内の飲食店がしのぎ合うのではなく、一体となり取り組む事が重要だと気付かされました。
見通しの立たない不安が日に日に飲食業界に暗い影を落とし、店舗の存続に関わる致命的な事態にまで発展しつつあり、多くの店主が不安を抱え疲弊してしまっている今、皆さんのご支援や応援のメッセージが地元で頑張っている飲食店の皆さんのモチベーションや励みになるのでは無いかと考え、現状を打破すべく、今回のプロジェクトを立ち上げる事を決意しました。
-成田市内飲食店について-

成田市内の飲食店は観光地である成田山 新勝寺のお膝元であり、国際空港のある空港都市という土地柄からか、空港関係の外国人クルーや観光客が多く、グローバルな客層と古くからの地元のお客さんとが混在し、週末にはたくさんのお客さんにより街は活気に溢れていました。
創業100年以上の歴史をもつ老舗店や、鰻屋、僕らseedsを含めた若手の新規店舗、エアラインクルーの社交場となるバーやブリティッシュパブなど、成田の町は飲食店の数とジャンルに富み、その町並みを眺めるだけでも観光客の方や市外・県外からの来店者の方には驚き楽しんでいただけていたように思います。
バーのカウンターでたまたま隣り合った外国人パイロットと、気の良い地元のおじさんがお互い言葉も通じないのに乾杯し合う、、なんてほっこりする風景も成田市の飲食店ならではの貴重なシーンだと思っています。

2020年に予定していた東京オリンピックに向け、新しいお店がどんどん増え、さらに街が活気付いてきた矢先、今回のコロナショックという危機を迎えました。
もはや自分たちの店舗を延命させるだけの話では済まなくなっています。
多種多様で魅力的なお店が多い成田市の飲食カルチャーを守りたい!
新型コロナを乗り切った時に、大好きなこの街の飲食店で乾杯したい!
そんな思いが皆さんに少しでも伝わればと思います。
また、苦しい状況にあるのは成田市内の飲食店だけではありません。新型コロナの影響で大変な思いをされている日本各地の皆様に心よりのお悔やみとご健康をお祈りし、このようなムーブメントをつくることで、明るい未来の兆しを少しでもお届けできればとも思っています。