「バンドでキーボードをやります!でも、キーボードって何をどうやって選べばいいんだろう…?」そういった疑問を持ったことはありませんか?
みなさんこんにちは、商品部の西田です。「バンドを組む」と言えば、まずギター・ベース・ドラムを思いつきますが、キーボードはどうしても最後に挙がりがち。意外に種類が多くて、いざ選ぶ段階で本人も迷ってしまう……なんてことも「あるある」です。サウンドハウスのホームページには、そんな悩めるキーボーディストのための「キーボードスタートガイド」もあります。
もちろん、それで完結!としても良いのですが、今回は特に「バンドで弾くなら」というテーマを徹底解剖!ここを押さえればライブで活躍できる、という大事なポイントにこだわって紹介します。
- 1. 鍵盤のタッチ感と演奏性
- 2. 持ち運びやすさ(重量とサイズ)
- 3. ライブでの操作性
- 4. 音色のクオリティとバリエーション
- 5. バンドで埋もれない「音の抜け」
- まとめ:初心者でもここを押さえれば安心!
1. 鍵盤のタッチ感と演奏性
鍵盤の弾き心地は、演奏のしやすさや練習のモチベーションに直結するとても大切な要素です。キーボードの鍵盤は、主に3種類に分けられます。


- ピアノタッチ(ハンマーアクション): 本物のピアノに近い重さ。基本的に88鍵盤のモデルに採用されます。
- セミウェイテッド: ピアノタッチとシンセタッチの中間くらいの、適度な重みがあるタイプ。
- シンセタッチ(キーボードタッチ): 軽いタッチで、速弾きや多彩な音色を演奏するのに向いています。
ピアノタッチの鍵盤は魅力的ですが、ほとんどが88鍵盤のため、本体が15kg以上になることも珍しくありません。移動が多いバンド活動では大変ですよね。そのため、「バンドで弾くなら」持ち運びやすい61〜73鍵盤のシンセタッチやセミウェイテッドのものをオススメします。
2. 持ち運びやすさ(重量とサイズ)
ライブやスタジオへの移動が多いバンド活動では、重量とサイズが需要です。
- 61鍵盤:5kg前後 → 電車や徒歩でも持ち運びやすい。
- 76鍵盤:7~10kg前後 → 少し重めだが演奏の幅が広がる。
- 88鍵盤:10~16kg以上 → 音やタッチにこだわりたい人向け。
ただ、鍵盤数が増えればそれだけ本体は重く、大きくなります。個人的には持ち運びやすさ(可搬性)も含めて61鍵盤が最もバランスが取れていてオススメです。
3. ライブでの操作性

ステージでは「いかに素早く音を切り替えるか」が重要になります。そこでチェックしたいのが以下の機能です。
- フェイバリット機能: よく使う音を登録&ワンタッチで呼び出し。
- レイヤー機能: 2つ以上の音を重ねて同時に出す。
- スプリット機能: 左手はベース、右手はピアノなど、音色を分けて演奏。
これらの操作が直感的で分かりやすいモデルを選ぶと、ライブでのパフォーマンスが格段にスムーズになります。
4. 音色のクオリティとバリエーション
ピアノの音だけでなく、様々な楽器の役割を担うのがバンドにおけるキーボードです。だからこそ、楽器ごとのニュアンスをきちんと表現できるリアルな音源が搭載されていることが重要です。
特に、ピアノ、エレクトリック・ピアノ(エレピ)、オルガン、ストリングス、シンセサイザーといった基本の音色が、自分が「使いたい!」と思えるクオリティかを確認しましょう。デモ演奏を聴いて、お気に入りの音を見つけるのが一番です。

また、中級者以上を目指すなら、音作りが細かくできるキーボードもオススメです。内蔵されている音色を自分好みに調整することで、バンドのサウンドに完璧にマッチした、唯一無二の音を生み出すことができます。
5. バンドで埋もれない「音の抜け」
バンドで演奏する上で「音が埋もれない」ことは本当に大事です。経験則ですが、ギターのようなアナログ処理された音に比べ、キーボードのようなデジタルな音はバンドサウンドの中で埋もれてしまいがちです。
そこで注目したいのが、**EQ(イコライザー)やCOMP(コンプレッサー)**といったエフェクトです。これらが本体に内蔵され、演奏中にツマミなどで直感的に操作できるモデルであれば、音の輪郭をはっきりさせ、存在感のあるサウンドを作ることができます。状況によって素早く音を調整し、サウンドの隙間を埋めるのもキーボーディストの大事な仕事です。
まとめ:初心者でもここを押さえれば安心!
チェック項目 | ポイント |
---|---|
鍵盤のタッチ | 弾きやすさと好みの感触を確認 |
重さとサイズ | 持ち運びやすさ重視なら61鍵盤が◎ |
ライブ操作性 | フェイバリット、レイヤー、スプリット機能を使いやすく |
音色と音質 | 音作りの自由度・実用性・デモ演奏で判断 |
音の抜け | EQやコンプ搭載でバンド内でも埋もれにくい音を! |
それでは、これらのポイントを踏まえ、具体的なモデルを見ていきましょう。まずは、初心者から中級者向けのスタンダードモデルからご紹介します。
■ 初級から中級者向け
用途別のおすすめ
- バランスと安心感で選ぶなら
ROLAND FANTOM-0: プロの現場でも使われるFANTOMの本格サウンドをこの手に!音作りも細かく追い込めるので、バンドに合わせたこだわりのサウンドが作れます。ライブも制作も妥協したくない、中級者にも人気な一台です。
PLAYTECH PTK500: サンプラーやアルペジエーターなど、ワクワクする機能が満載の「遊べる」キーボード。ただ弾くだけでなく、音作りや作曲の楽しさも教えてくれます。初心者がキーボードに夢中になれる一台です。- 軽量性、パフォーマンス性で選ぶなら
KORG KROSS 2: 圧倒的な軽さで、スタジオやライブへの移動もラクラク。軽量コンパクトながら、バンドで即使える音もしっかり収録しています。フットワークの軽さを重視するキーボーディストの強い味方です。
YAMAHA CK: スピーカー内蔵で電池駆動も可能な、究極の「どこでもキーボード」。路上ライブや楽屋での音出しもこれ一台でOK。気軽に持ち出せる相棒として最高の入門モデルです。- ライブでの直感的な操作性で選ぶなら
YAMAHA MODX+: 繊細なピアノから分厚いシンセまで、まさに「万能」な一台。どんなジャンルのバンドでも対応できる表現力と、こだわりの音作りを可能にするエディット機能が魅力。音で差をつけたいこだわり派に。
ROLAND JUNO-D: 「難しいのは苦手…」という初心者さんに最適なシンプル操作が魅力。ツマミを回すだけで感覚的に音を変えられ、バンドで活躍できる定番サウンドも満載。コストパフォーマンスも抜群な入門機です。
スタンダードモデル(低価格で機能が充実している製品)の比較表
項目 | ROLAND FANTOM-0 |
KORG KROSS 2 |
YAMAHA MODX+ |
ROLAND JUNO-D |
YAMAHA CK |
PLAYTECH PTK500 |
---|---|---|---|---|---|---|
鍵盤数 | 61、76、88鍵 | 61、88鍵 | 61、76、88鍵 | 61、76、88鍵 | 61、88鍵 | 61鍵 |
鍵盤タイプ | シンセタッチ (61鍵) |
シンセタッチ (61鍵) |
シンセタッチ (61鍵) |
シンセタッチ (61鍵) |
シンセタッチ (61鍵) |
シンセタッチ (61鍵) |
シンセタッチ (76鍵) |
- | シンセタッチ (76鍵) |
シンセタッチ (76鍵) |
- | - | |
ピアノタッチ (88鍵) |
ピアノタッチ (88鍵) |
ピアノタッチ (88鍵) |
ピアノタッチ (88鍵) |
ピアノタッチ (88鍵) |
- | |
重さ | 約6.0kg (61鍵) |
約3.8kg (61鍵) |
約6.6kg (61鍵) |
約5.8kg (61鍵) |
約5.6kg (61鍵) |
約5.1kg (61鍵) |
約7.0kg (76鍵) |
- | 約7.4kg (76鍵) |
約6.8kg (76鍵) |
- | - | |
約14.8kg (88鍵) |
約12.3kg (88鍵) |
約13.8kg (88鍵) |
約14.5kg (88鍵) |
約13.1kg (88鍵) |
- | |
音源 | ZEN-Core、SuperNATURAL Acoustic / Piano / E.Piano、VTW Organ、モデル音源(EXM) | EDS-iシンセシス、最大120ボイス、マルチサンプル多数 | Motion Control Synthesis Engine(AWM2 + FM-X) | ZEN-Core | AWM2、AWM音源 (Organ Flutes) | PCM音源 |
音色数 | 約3,500以上 | 約1,000以上 | 約2,200以上 | 約600以上 | 500以上 | 580 |
ライブ機能 | シーンチェンジ時の音切れ防止(トーンリメイン)、8ゾーンのレイヤー/スプリット、リアルタイムコントロール、パッドによる音色切替やミュート、アルペジオやモーショナルパッドで動的演奏が可能。 | 16パッド×8バンク、ドラムトラック、アルペジエーター、フェイバリット登録、ステップシーケンサー搭載で即時性と視覚的操作性を活かしたライブパフォーマンスが可能。 | 最大16パートのパフォーマンス切替、モーションシーケンス、スーパーノブ、ライブセット対応 | フェイバリット機能、ワンタッチ・サウンド切替、パフォーマンスモード、USBメモリー再生によるバックトラック再生に対応し、ライブに強い即応性を実現。 | ライブセット機能で音色を即座に切替可能、直感操作しやすい専用ノブ類、内蔵スピーカー搭載、電池駆動OK | タッチパッドでエフェクト操作、リズムに合わせて演奏できるアルペジエーター、自動伴奏、ミックス/DJプレイモード |
制作機能 | 16トラックシーケンサー、最大64小節×16パターン、リアルタイム・ステップ・TR-REC録音対応、ピアノロール+タッチ編集+オートメーション+マイクロスコープ搭載、キーボード&PADサンプラー対応 | 16トラックMIDIシーケンサー、最大128ソング、64ステッププログラムパターン、16パッド×8バンクのパッドサンプラー、オーディオ録音3時間対応 | 16トラックシーケンサー、パターン&ソングモード、リアルタイム録音、アルペジエーター、モーションシーケンサー | 8トラックシーケンサー、最大64小節パターン、リアルタイム・ステップ録音、ピアノロール編集対応、USB MIDI/オーディオ対応 | USBオーディオインターフェース対応でDAWと連携、シンプルなレイヤー/スプリット演奏設定も可能 | 最大5曲までの録音が可能、和音の学習に便利なコード辞典、ハーモニー自動生成、初心者向けレッスン機能 |
エフェクト | MFX 16系統、90種+多数 | インサート5系統+マスター2系統、計134種 | 最大インサート×2(88タイプ)、マスター×26、EQ多数搭載 | MFX 8系統、93種など計8種 | 簡易エフェクト搭載 | リバーブ10種、コーラス8種、マスターEQ(6種)、DSPオン/オフ、14chミキサー |
電源供給方法 | ACアダプター | ACアダプター、単3電池対応 | ACアダプター | ACアダプター、USBバスパワー(USB Type-C(R)端子) | ACアダプター、単3電池対応 | ACアダプター、単3電池対応 |
価格帯(税込) | 約15〜30万円 | 約8〜15万円 | 約20〜30万円 | 約10〜20万円 | 約8〜18万円 | 約2〜4万円 |
続いて、より本格的なサウンドと機能を求める上級者向けのフラグシップモデルをご紹介します。
■ 上級者向け
用途別のおすすめ
- サウンドクオリティと表現力で選ぶなら
ROLAND FANTOM EX: FANTOMシリーズの最高峰。最新音源による生々しい表現力と、どこまでも作り込める音作りの自由度は圧巻です。他のキーボーディストと一線を画す、究極のサウンドを求めるあなたのためのフラグシップモデル。
YAMAHA MONTAGE M: リアルな楽器音と強力なシンセ音源を両立したハイブリッドモデル。弾き手のニュアンスを余すことなく音にする表現力は鳥肌モノです。ライブも制作も、最高レベルで両立させたいあなたへ。- 唯一無二のサウンドを創造したいなら
KORG NAUTILUS AT: KORGが誇るクリエイター向けフラグシップ。強力なサンプラーやシンセ機能を内蔵し、頭の中にあるサウンドを形にできます。既成概念にとらわれない、全く新しい音を生み出したいあなたへ。- ライブでのパフォーマンスを極めるなら
NORD STAGE 4: ライブでの使いやすさを徹底的に追求した「ステージキーボードの王様」。直感的な操作性と、バンドの要となる最高峰のピアノ・オルガンサウンドが魅力。最高の音でライブがしたいあなたに。- 業界標準の安心感と信頼性で選ぶなら
KORG KRONOS: プロの現場で愛用され続ける「業界標準」モデル。リアルな鍵盤タッチと、複数の音源エンジンによる圧倒的なサウンドは他の追随を許しません。キーボーディストなら誰もが一度は憧れる存在です。
フラグシップモデル(ブランドを代表する最高品質製品)の比較表
項目 | ROLAND FANTOM EX |
KORG NAUTILUS AT |
KORG KRONOS |
YAMAHA MONTAGE M |
NORD STAGE 4 |
---|---|---|---|---|---|
鍵盤数 | 61、76、88鍵 | 61、88鍵 | 61、76、88鍵 | 61、76、88鍵 | 76、88鍵 |
鍵盤タイプ | セミウェイテッド盤(61鍵) | セミウェイテッド (61鍵) |
セミウェイテッド (61鍵) |
セミウェイテッド (61鍵) |
- |
セミウェイテッド (76鍵) |
- | セミウェイテッド (76鍵) |
セミウェイテッド (76鍵) |
ピアノタッチ (76鍵) |
|
ピアノタッチ (88鍵) |
ピアノタッチ (88鍵) |
ピアノタッチ (88鍵) |
ピアノタッチ (88鍵) |
ピアノタッチ (88鍵) |
|
重さ | 約13.7kg (61鍵) |
約13.0kg (61鍵) |
約14.2kg (61鍵) |
約15.3kg (61鍵) |
- |
約18.3kg (76鍵) |
- | 約20.4kg (76鍵) |
約17.6kg (76鍵) |
約16.7kg (73鍵) |
|
約27.7kg (88鍵) |
約23.1kg (88鍵) |
約23.4kg (88鍵) |
約28.1kg (88鍵) |
約19.6kg (88鍵) |
|
音源 | ZEN-Core、ACB、V-Piano、VTW Organ、SuperNATURAL | 9種類 | 9種類 | Motion Control Synthesis Engine(AWM2, FM-X, AN-X) | サンプラー・オルガン(Tonewheel他)、ピアノ(2GB)、Nord Wave2シンセ |
SGX-2:Premium Piano(アコースティック・ピアノ) | SGX-2:Premium Piano(アコースティック・ピアノ) | ||||
EP-1:MDS Electric Piano(エレクトリック・ピアノ) | EP-1:MDS Electric Piano(エレクトリック・ピアノ) | ||||
HD-1:High Definition Synthesizer(PCM) | HD-1:High Definition Synthesizer(PCM) | ||||
AL-1:Analog Synthesizer(アナログ・モデリング) | AL-1:Analog Synthesizer(アナログ・モデリング) | ||||
CX-3:Tonewheel Organ(トーンホイール・オルガン) | CX-3:Tonewheel Organ(トーンホイール・オルガン) | ||||
STR-1:Plucked Strings(フィジカル・モデリング) | STR-1:Plucked Strings(フィジカル・モデリング) | ||||
MOD-7:Waveshaping VPM Synthesizer(VPMシンセシス) | MOD-7:Waveshaping VPM Synthesizer(VPMシンセシス) | ||||
MS-20EX:CMT(アナログ・モデリング) | MS-20EX:CMT(アナログ・モデリング) | ||||
PolysixEX:CMT(アナログ・モデリング) | PolysixEX:CMT(アナログ・モデリング) | ||||
音色数 | 約7,000以上 | 約4,000以上 | 約4,000以上 | 約3,000以上 | 約500以上 |
ライブ機能 | 16ゾーン、128シーン×4バンク、16 RGBパッド | シーンメモリー、シーケンサー、Arpeggiator、MIDI、USB | 多彩なコントローラーとスイッチ | 豊富なライブセット(ユーザー2,048セット)、8パートアルペジエーター、操作性良好な物理コントローラー多数 | 8ライブプログラム、3スプリットポイント、2レイヤー設定、LEDキーボードゾーン表示 |
制作機能 | 16トラックシーケンサー、サンプラー機能(キーボード・パッド) | 16トラックシーケンサー、サンプラー、エフェクト搭載 | 16トラックシーケンサー、サンプラー、エフェクト搭載 | 16トラックシーケンサー、130,000音収録可能、MIDI/DAW連携対応 | サウンドマネージャーによる音色差替え、外部MIDI連携、アルペジエーター、3パートマルチティンバー |
エフェクト | マルチFX×16系統、インサートFX×2系統、TFX×1系統、ボコーダー、アナログフィルター他多数 | 12系統のインサート、マスター&トータル各2系統、197種の多彩なエフェクト搭載。モジュレーションやサイドチェイン対応。最大32プリセット/エフェクト、合計783プリセット。 | 12系統のインサート、マスター&トータル各2系統、197種の多彩なエフェクト搭載。モジュレーションやサイドチェイン対応。最大32プリセット/エフェクト、合計783プリセット。 | リバーブ13種、バリエーション91種、インサーションA/B多数、マスターエフェクト28種、EQ付 | モジュレーション、ディレイ、リバーブ、アンプシミュ、ロータリースピーカー等多数 |
価格帯(税込) | 約35〜50万円以上 | 約25〜40万円以上 | 約40〜55万円以上 | 約40〜55万円以上 | 約60〜80万円以上 |
■ キーボード以外のおすすめ
「やっぱりピアノの音とタッチには妥協したくない!」そんなピアニストのこだわりのためにあるのがステージピアノです。ピアノが大好きで、バンドでもその表現力を存分に発揮したい方は、こちらも検討してみるとよいかもしれません。
代表的なモデル
- YAMAHA / CPシリーズ
「ステージでも”本物”のピアノ体験を」がコンセプト。YAMAHAが誇るリアルなピアノサウンドと、上位モデルに採用された木製鍵盤の弾き心地は、まさにグランドピアノさながらです。- Roland / RDシリーズ
多くのプロに愛される、ステージピアノの「定番」。高品位なサウンドと、どんなジャンルにも応える素直な演奏性を高いレベルで両立。迷ったらコレを選べば間違いない、信頼の一台です。- Roland / V-STAGEシリーズ
ピアノ、エレピ、オルガン、シンセをそれぞれ独立エンジンで搭載した万能機。どの音色も妥協のない一級品のサウンドで、ライバルとしてNORDが挙がるのも納得のクオリティです。- KORG / SV-2Sシリーズ
本物の真空管を内蔵し、アナログな温かみや太い歪みサウンドが魅力。ヴィンテージサウンド好きにはたまらない一台です。スピーカー搭載で、気軽に単体で演奏できるのも嬉しいポイント。- VISCOUNT / Legend '70sシリーズ
70年代さながらのレトロな外観と、音源を組み替えて自分だけの楽器を創れる「モジュラー」方式が特徴。見た目と中身を自由にカスタマイズしたい、こだわり派のあなたへ。
さて、様々なモデルを紹介してきたように、ライブ向きのキーボードは数多くあります。今回ご紹介したこだわるポイントを押さえれば、きっとあなたに合ったお気に入りの1台が見つかるはずです。ぜひサウンドハウスで、最高のパートナーを見つけてくださいね!