
みなさんどうもこんにちは!ギター講師のきとうゆうきです。最近、部屋を快適にしたい!と思いIKEAに行って色々見繕ってきたんですが、結果「このお金でプラグイン買おう」と思ってしまい手ぶらで帰ってきました。だからいつまで経っても部屋がおしゃれにならないんだろうなー......
今回は、作曲を大いに助けてくれるプラグインをご紹介していこうと思います!SerumやAvenger等のシンセやAddictive Drums2などの生ドラム音源などなど、作曲の「クオリティ」を上げるのを助けてくれるプラグインは沢山ありますが今回は表題のとおり「作曲・アレンジの根幹を手助けしてくれるプラグイン」をご紹介していきます。
周りのアレンジャーさんや作曲家さんから『とても便利で重宝している』と教えてもらって実際に買って使っているのですが、本当に便利です。
1. TOONTRACK ( トゥーントラック ) / EZ KEYS - GRAND PIANOダウンロード納品
まず最初にご紹介するのがTOONTRACKからリリースされている「EZ KEYS」です。一見すると普通のピアノ音源なのですが、EZ KEYSは少し用途が違います。
結論から言うと、「ジャンルやテンポを指定してピアノの伴奏パターンを作ってくれる」というピアノ音源です。
ジャズやポップスなどのジャンルの中に細かく「このテンポならこんな伴奏パターンありますよ!」という提案をしてくれます。DTMをし始めてから僕は500回くらい『ピアノが弾けたらなんてよかっただろうな』と後悔しています。そして、ピアノのお悩みは特に弦楽器奏者には多いはず。
そんな時に、強烈にサポートしてくれるのがEZ KEYSです。
操作性ですが、初見の方にも非常にわかりやすくなっています。
ショートカットキーなどもあるので、操作に慣れると爆速で使えます。主に使い方は以下の通りです。
- コードをベタ打ちしたMIDIを書く
- 書いたMIDIを一旦書き出す
- EZ KEYSを開いて書き出したMIDIファイルをインポートする
- セクションごとに結合する
- DAW内で楽曲を再生しながら好みの伴奏パターンを探して適用する
- 好みの伴奏が決まったらドラッグ&ドロップ
- 演奏させたいピアノやエレピのプラグインを挿して終了!
EZ KEYSを購入すると自動的に伴奏のプリセットが沢山付属しているのですが、ご自身の作曲ジャンルにあわせて多種多様なMIDIパターンが用意されていますので追加のMIDIを購入するとさらに使いやすく、さらに幸せになれます。
→ TOONTRACK ( トゥーントラック ) / EZKEY MIDI 6PACK / BOX
2. TOONTRACK ( トゥーントラック ) / EZ BASS/BOX
次はEZ KEYSと同じくTOONTRACKのベース版、EZ BASSをご紹介します!EZ KEYSに同じく、こちらもとっっっても便利なプラグインとなっています。
ジャンルを選び、コード進行を打ち込むと対象のジャンルで使いやすいベースパターンが沢山出てきますので、EZ KEYS同様選択してドラッグ&ドロップするだけ!
また、EZ BASSの場合はベース特有のスライドイン/スライドアウトやハンマリング、スラップにゴーストノートなどのアーティキュレーションを簡単に弄れるのも嬉しいポイントです。
EZ BASSも、MIDIパックが別途販売されています。80年代ポップスからモダンなR&B、ジャズやロックなど多種多様なパターンを選ぶことができるようになっています!
もう1点便利な点がありまして、「Audio Tracker」といってwav音源を聴かせると音源のリズムにマッチしたベースラインを提案してくれるという機能も搭載されています。
曲作りに困っている時やベースだけアレンジが決まらない時、シンプルに時短しないと間に合わない時など...普段使いから突貫工事までなんでもこなせる優秀なプラグインです。
→ TOONTRACK ( トゥーントラック ) / EZBASS MIDI 6 PACK ダウンロード納品
3. TOONTRACK ( トゥーントラック ) / EZ DRUMMER 3 ダウンロード納品
最後にご紹介するのは、現在進行形でとても気になっているプラグインです。
7種類のドラムキットを取り揃えているためシンプルにリズムを手打ちするにも好みの音が見つかりそうで楽しみですね。
当然、EZ系の製品ということで数多くのドラムパターンを内蔵しています。
ドラムの打ち込みってやっぱり打ち込んだベロシティが一定だったりするとどうしても「ドラム打ち込みました!」という感じが出てしまいがちですよね。それでベロシティを細かく書いたりしていると、それだけで結構な時間がかかってしまったり......
EZ DRUMMER 3の場合は、ヒューマナイズ機能を搭載しており人間が叩いたような微妙なベロシティのランダム性を自動で調整してくれます。
そのため、EZ DRUMMER 3のリズムパターンをそのままドラッグ&ドロップで楽曲に使ったとしても前述の「打ち込みました」感が出づらいです。結果的に楽曲のクオリティを底上げしてくれます。
EZ BASS / KEYS同様にMIDIパックを追加購入することで、ご自身のピンポイントなジャンルに合致したリズムパターンを作りやすくなります。
→ TOONTRACK ( トゥーントラック ) / DRUM MIDI 6PACK / BOX
今回は「作曲の根幹を助けてくれるプラグイン紹介」として、TOONTRACK社のEZシリーズ3種類を紹介させていただきました!
他にもEZ MIX2というプラグインもリリースされていて各ジャンルに合った音作りをしてくれるようでとても気になっています。
気になるプラグインはあったでしょうか?みなさまのプラグイン選びの参考になれば嬉しいです。
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