

さてさて今日は?
…ラップ!
ん?
ラップ!!
YO?ブラザー?大丈夫か?
…トラップ!
ん?罠?
そうそう、傷彦をおびきよせるにはエサにたべっこどうぶつを使ってな…ヒヒヒ…ってチガーウ!
違わないでしょ(笑)
エサにたべっこどうぶつは合ってるけど!
お手軽なエサだなぁ(笑)
もとい、ストラップ!
最初から言ってくださいよ…ってこの導入も見慣れてき…
シャラップ!
あ、韻踏んだ?
立ってギターを弾くために必要な、吊り下げヒモというかオビ!
帯って(苦笑)ストラップね。
これも近年は選択肢も多いし、好みが分かれるよね
ですね。ってストラップについて話した回ありませんでした?
遡ってみたんだけど、ストラップ単体で扱ったことは無いみたい!
意外と。130回もやってるから既にやってそうですけど…小物でまとめちゃってんのかな。
ねえ。
ではさっそくどうぞ。
ギター始めた頃はフェルナンデスの革の細いレザーストラップ一択だったね。
あー…時代、ですかね。流行ってましたもんね。細身のタイプ。
布袋さんやBUCK-TICKの影響でさ!低い位置で構えてね!
カッコよく見えましたもんね。自分も使ってたなぁ。細身で肩パッド?が付いてるタイプ。
だよね!その後はアーニーボールのやつを長く使ってた。
ERNIE BALL ( アーニー・ボール ) / 4037 POLYPRO STRAPS Black 定番ギターストラップ
定番ですね。どこでも手に入れられるタイプ。
うん。安価だし、くたびれたらすぐに買い替えられて良かったな。
大事ですね。
このタイプは少し滑るので、楽器に動かないで欲しいヒトには不向きだけど、当時の僕はグイグイ滑らせながら弾いてたなあ。
なるほど。確かにあまり滑らないタイプは、人によっては、不向きですね。そこはあまり気にしてないかも。
長さ調節の部品が金属じゃなくプラスチックなのもポイントかな。滑らせながら弾いても衣装や楽器を傷つけない。
分かる。自分は楽器ケースを選ぶ際のポイントでもありますね。
その後はもう少し幅広のモノに移行していって
はい。
たしかホーリーの影響。ホーリーがリハーサルスタジオで幅広のストラップ使ってて、良さそうだなと。
で、たしか貸し出したんですよね。
そうそう、似たようなタイプのを二本貸してくれて。
吟味して購入したんでしたよね。そのあたりの経緯はこちら。
→ 現役バンドマンが語る ~マイニューギア・2022のスタートダッシュ~
ありがとうね!ストラップの試着ってお店ではなかなかしづらいから助かったよ。
ですよね…当てがって長さ太さ確認するくらいは出来ますけれども。
で、今は幅広のレザーっぽい素材のを採用してる。
なるほど。
ジャズマスターに付けてるのはこちら!
フェンダーの60周年記念?
かな?使ってるのはスクワイヤーのジャズマスターだからさ、なんだかうしろめたい気がしないでもないけど。
後ろめたい(笑)
フェンダーのTシャツ着てる時も思ったりする。
FENDER ( フェンダー ) / Fender Spaghetti Logo T-Shirt Black M
楽器ブランドのTシャツ着ないから分からないです(笑)
ましてやギブソンのフライングVTシャツ着てスクワイヤージャズマスター弾いてる時はホントごめん!て気持ち。
GIBSON ( ギブソン ) / Flying V ‘Formation’ Tee
そこまで?(笑)
思わんけど。
どっちやねん(笑)そんなゆうたら、楽器がフェンダーじゃないのにフェンダーのストラップ付けてる人、結構いません?
いるかもね(笑)という訳で個人的なストラップの変遷を辿って来ましたが、年々ストラップが幅広くなって来てることが判明した!
分かる…(笑)
今度はホーリーのストラップ事情を聞かせてよ。
自分ですか?最初は…大体の人がそうだと思うんですが、最初に買った楽器に付いてきたヤツを使ってました。シンプルな…身も蓋も無い言い方すれば、ちゃっちいヤツ(苦笑)
あるある。
最初はストラップのことまで気が回りませんでしたもんね。こんなもんだろ、と思いながら使ってたんじゃないかな。まぁ、そもそもの話、田舎の楽器屋には選択肢がそんなに無かったということでもあるんですけど、ね。
分かる分かる。
その次は…どうだったっけな?大学生の頃はもうちょっとだけいいヤツかな?進学で大阪に出たので、選択肢も増えて、ライブハウスにも出演するようになって、多少は気にするようになった感じですかね。
行動範囲内の楽器屋さんで決まるよね…。
でも、演奏性とかはあまり気にしてなかったかもなぁ。手頃なタイプを選んでた気がします。
安価なのは大事!元々弦などのランニングコストかかるもんね。
ランニングコスト(笑)たしかに。ライブハウスに出るようになってからは、さっき言ったように細身のタイプも使ってましたね。見た目がカッコよかったので(苦笑)
だよねー。
で、その後は幅広のレザータイプかな。多分ですけど、使用ベースを変えたことが原因かと。
重いヤツ、ってこと?
確か、BOSSAのベースからG&LのASATベースに変えたタイミングですね。ベース本体の重量が重くなったんで、その重さを分散?させる為に幅広タイプに変えた覚えがあります。
それも大事!
細身のタイプは肩に食い込んで…まぁ年齢的なこともありますけど(苦笑)その頃には選択肢もかなり増えてましたね。色々なタイプが。
ね、選択肢。
で、それ以降は、幅広でなるべくクッション性のいいタイプを選んでます。身体への負担を考慮したタイプも増えてきてましたもんね。
そのうち、アレ?ギターさげてたっけ?気づかなかった!ぐらいのフッカフカクッションのものも…?
気づくやろ、それは(笑)今は、だいたいNEOTECHのストラップを使ってるんですが…どうやらウクレレやマンドリン用とクラシックギター用くらいしか無いみたいですね…
→ NEOTECH / ストラップ一覧
へえー。
そんなところかなぁ。そういえば、ストラップを選ぶポイントってあります?今は幅広のレザーっぽいタイプですよね?
僕はよくストラップがねじれた状態でギターをさげてしまうのだけど、
なってるなってる(笑)スタジオでもよくなってるから、気付いたら自分が直してますけど。
うむ、かたじけない。
で?
なのでねじれた時にすぐ分かるように表と裏がハッキリ分かるもの!
なるほど。確かに、ストラップって裏表が分かりにくいですね。
なので今は表が光沢レザー風で裏地がスエード調のモノを使ってる。これでだいぶねじれ解消された、というかねじれてたらすぐ気づくから自分でサッと直す。
納得。
それと、ある程度幅広いモノ!
同感です。細身は細身でカッコいいんですけどね。
自分の楽器の重さや厚さにもよるけど、だいたい1時間くらいのステージ、このストラップなら行けるかなあ、と想像してみると良いと思うよ!
ですね。特にベーシストには幅広のタイプをお薦め、かな。
あとは実際にレパートリーを弾いてみて弾きづらくないかどうか。
お、意外とマトモな意見。
デザインはね、最近はシンプルなものを選ぶね。
その心は?
持ってるギターがわりとガチャガチャしたデザインだからさ!
ガチャガチャ…分かる(笑)
このくらいかな!
なるほど。後、長さも大事ですよね。長めなのか短めなのか…ある程度融通は利きますけど、場合によっては足らない、もしくは長すぎるということも。
そうだね。楽器屋であれば、実際に当てがって。サウンドハウスだと長さも記載されているので、それを参考にして。
大事!それから、自分は、長さを調整する際はスライド式…でしたっけ?無段階調整出来るタイプを選びたいですね。スリット式のヤツも使うんですけど、あれは長さ変えるのがちょっと面倒で…ロックピン付けてると尚更で。
そうだね。長さはコレ!と決めてる人はスリット式のほうがズレたりしないからいいだろうけど、ね。
自分はベースをころころ変えるからなぁ(苦笑)後はコスパ、かな。そういえば、傷彦さんの相棒・テッドさんは、ストラップは消耗品と割り切って、安価なヤツを使ってるんですよね。年イチくらいで交換するんでしたっけ?切れるまで?
あぁ。そうだね。テッドはシンプルなヤツを使ってるね。年イチだったかな?
なので、以前テッドさんの誕生日にシンプルなストラップを何本か詰め合わせでプレゼントしたら喜ばれました(笑)
絶対に使うものだからね(笑)そういえば、ストラップと言えばストラップピンも大事だよね。
はい。ロックピンとか、ですよね。いずれ題材にしましょうか。
だね!
今回のコラムが皆さんのストラップ選びの参考になりますように。
そう、すべては?
愛ゆえに!
コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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