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地球はメリーゴーランド 時間軸の激変に耐え忍び生きていく現代人!

2022-05-30

テーマ:サウンドハウス創業者のコラム「Rickの本寝言」

Rickの本寝言 サウンドハウス創業者が本音をついつい寝言でつぶやく!

1970年代、ガロというフォークグループが「地球はメリーゴーランド」という曲を歌い、ヒットした。それから半世紀、今や地球はメリーゴーランドどころか、ジェットコースターか?いや、マッハですっ飛ぶ宇宙船のようにも思えるほど、時間軸が加速しているように感じられる。

メリーゴーランドの時代が懐かしい。ゆっくりと回る木馬に乗って、ゆらりゆらりと周りの景色を見る。そのゆったりとした時の流れが懐かしい。当時は海外との交流もほとんどがお手紙だ。何か伝えることがあれば手紙を書いて送り、返事がくるまで2-3週間は待ったものだ。その間が長いと感じることはなかった。それが当たり前の世界だったからだ。夜は10時過ぎると、みんな寝るのが普通だった。それ以外にすることがないからだ。だから朝は何となく早く起きることができた。そして朝食の買い出しに町に出て、豆腐を買ってくる。そんなのどかな時代が東京にもあった。

しかしメリーゴーランドが回転を早めていったのが1970年代後半だ。オフコンからPCへと新しい時代が幕を開けたからだ。そしてアップルのマッキントッシュが産声をあげ、それを追随するかのごとく、瞬く間にIBMのPCが市場を席捲した。そして80年代に入ると町中はバブルの景気に賑わい、日本全国が潤ったように見えた。日本が世界No.1と多くの人が思い込んだ時代でもあった。しかしながら一転してバブルがはじけ、90年代からはその煽りをうけて市場は沈み返り、それから長年にわたり日本経済はどん底をはいつくばることになる。日本は世界から取り残されてしまったのだ。

そんな最中、ふと気が付くとメリーゴーランドはさらに回転を加速し、インターネットの時代が到来した。ネット社会の共通語は英語だ。よって英語に弱い日本人は、バブル崩壊の影響もあり、ますます世界の流れから遅れをとることになる。それでもメリーゴーランドはどんどんと、その回転を早めていったのだ。そしてネット社会から電子メールのやり取りが生まれ、すべてのコミュニケーションが高速化され、世界中が丸見えになっていくことになる。それが20年以上も前のことだ。

今や、メリーゴーランドは急回転どころか、もはや馬の形さえも見ることができないほど、プロペラエンジンのように超ハイスピードで回っている。その遠心力で、日本人は皆、吹き飛ばされてしまったのだろうか。時代は変わってしまった。メリーゴーランドがゆっくり回る時代に、もはや逆戻りはできない。

2022年、世間の話題は何しろデジタルだ。そしてアルファベットの文字列が飛び交う。やれ、DXの時代だ、AI化だ、SDGsなどと、一般庶民には訳の分からぬ言葉ばかりが当たり前のように使われている。そして誰しも知ったかぶりをしなければならないのが苦痛だ。そしてヨーロッパでは世界大戦にも発展しかねない戦争が勃発し、デジタル戦争の様相を呈している。ミサイル攻撃に対して殺人ドローンが空を舞い、多くの人命が失われている。その背景にもテクノロジーの進化が見え隠れする。つまるところ、今や宇宙戦争の時代にも突入してしまったのだ。もはや、回転木馬は吹っ飛ばされて存在しない。マッハのスピードで回転木馬が回り続けた結果、誰もが振り回されて、馬ごと吹っ飛んでしまったのだ。これからどこへ飛んでいくのだろうか。

今、日本のルーツを振り返るべきだ。それはDXでもデジタルでも金でも権力でもない。のどかな自然にはぐくまれた、日本生粋の美しい文化、素晴らしい国土の在り方に回帰すべきだ。それは人と人とのつながりであり、自然との調和も意味する。そこに祭りがあり、みんなで祝いながら神を讃えるのが日本流だ。それこそが日本が世界に誇る貴重な文化遺産であり、日本国民が幸せになる道だ。それを忘れてはならない。

Rick - 中島尚彦 -

1957年東京生まれ。10代で米国にテニス留学。南カリフォルニア大学、ウォートン・ビジネススクールを経て、フラー神学大学院卒。1993年サウンドハウスを創業。楽器、音響機器のネット通販を手掛け、日本列島を音楽を通じて元気にすることを目指す。会社経営に精励する傍ら、地域活性化のプロジェクトに取り組み、全国を駆け巡りながら、古代史の研究を手掛ける。日本シティージャーナル(地域新聞)主宰。Historyjp.comのサイトを通じて新しい切り口から歴史の流れをわかりやすく解説し、日本のルーツを解明することにより、国家の精神的復興に貢献することをライフワークとする。

 
 
 

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