
こんにちはコンセルバリオです。
”エレキギター”という楽器は本体以外にも実は色々な道具が必要です。
ピック、アンプ、シールド、チューナー、スタンド、その他…
これらの道具がなくても演奏が全く出来ない訳ではないのですが、今後の事を考えると必ず持っておいてほしいものもあります。
一番大事な物から順番に紹介していきます。
① エレキギター本体
まずはギター本体です、これがないと始まりません。 何を差し置いてもギターそのものをまず買って下さい。
はっきり言って他の道具は代用する方法がいくらでもあります。 読者の方が欲しいものがエレキならエレキを買って下さい。
「家に古いアコギがあるからまずそれで練習を…」という方が結構いますがあまりオススメしません。
アコギとエレキは違う楽器というぐらい違うからです。
詳しくは別のコラムで紹介しますが、持ち方、弾き方、管理、ライヴやレコーディングでの使い方、ほぼ全て違います。
同じギターという名前で似たような見た目をしているので近いと思っている方が多いですが別の楽器と考えて下さい。
PLAYTECH ( プレイテック ) / ST250 Maple Sunburst
② ピック
次に大事な物はピックです。
ピックとは弦をはじく三角形の見た目をした道具です。
安い物なら100円以下です、最初はどれでもいいので多めに色々な種類を買って下さい
。 1枚しか持っていない方がいますが、ピックというのは”ギタリストが無くす物ランキング第一位”の道具です。
特に黒色のピックはなぜか分かりませんが即効で無くなります。 なので白や青の色のピックがいいと思います。
ピックを使わず指で弾きたい、という人もピックは持っておいて下さい。 ストロークや速弾きの練習はピックを持っているのが前提の技術です。
調べると分かるのですが様々な形、材質、厚さ、のピックがあります。 私のオススメはティアドロップ型の1mmのピックです。
どれを買えばいいか分からない人はまずこれを買って下さい。
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / TORTEX WEDGE 1.00mm
③ チューナー
ギターとピックの次に大事な物はチューナーです。
チューナーとはギターのチューニングやピッチを正しい音に合わせる道具です。
読者の方で絶対音感を持っているという方以外は必ず買って下さい。
ピアノやピッチパイプで合わせる人もいますが、初心者は無理せずチューナーでチューニングをして下さい。
「チューナーを使わないとチューニング出来ないのは初心者!」などという言葉をネットや周りの人から聞くかもしれませんが無視して下さい。
そんな事を軽々しく言う人はプロでも上級者でもない無責任な人なので騙されないで下さい。
ここで裏技を言ってしまいますが、スマホやパソコンをお持ちなら無料のチューナーのアプリが山程あります。
しかしこれらのアプリは当然ながらスマホが使えない状況では一切使えませんし独自の癖がある場合がほとんどです。
きちんとしたチューナーを買って常に正しいピッチで弾きましょう。
KORG ( コルグ ) / Pitchclip 2 クリップチューナー
④ アンプ&シールド
最後にアンプとシールドです。
アンプとはエレキギターの音を増幅させる道具です。
シールドとはギターとアンプをつなぐケーブルです。
2つを同時に紹介するのは、この2つは両方揃っていないと使えないからです。
アンプだけ、シールドだけ、では全く意味がありません。
アンプがなくてもエレキギターを弾く事は出来ますがエレキギターの音にはなりません。
アコギは本体がアンプの役割をしているとも言えますが、エレキギターはアンプに繋いで初めてエレキの演奏が出来ます。
騒音の事などを考えてエレキをアンプに繋がずに弾く人もいますがオススメしません。
確実に下手になるからです。
「なんで?」という人のために超簡単に説明すると”ノイズを無視した演奏になるから”です。
ギターを持っている人は試しに6弦の開放弦を鳴らして下さい。
当然6弦は震えるのですが、弾いていない1弦も震えているはずです。
なぜ震えるかと言うと6弦と1弦は同じEのチューニングになっているからです。
共振してしまうんです。
なので左手や右手の使っていない部分でミュートをして不必要な共振した音が出ないようにする必要があります。
エレキの生音はかなり小さいです。
なのでアンプに繋がないとこういった共振した音や余分な弦の音は聞こえません。
普段生音で練習している人がたまにスタジオでアンプから大音量の音を出すと、ノイズや共振した音が鳴りっぱなしでとても音楽的な演奏は出来ません。
現在はヘッドフォンに繋ぐ事が出来るアンプも多いので、スピーカーから出さなくてもアンプを使った練習は出来ます。
下手になる前にアンプを使った練習に慣れておきましょう。
以下がオススメのアンプとシールドです。
CANARE ( カナレ ) / LC03 BLACK シールドケーブル 3m
■ まとめ
ギター、ピック、チューナー、アンプ、シールドを紹介しました。
この5つがあればひとまず大丈夫です。
大丈夫というかこの5つがないとそもそもエレキギターは弾けませんので実は全て同じぐらい大事です。
紹介しませんでしたが、ギターを置くスタンドやキーを変えるカポタストもあると便利ですが絶対必要かと言われるとそうでもないです。
余裕が出来たら購入して下さい。
エレキギターを始める方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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