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マーシャルについて語りたい!

2021-12-29

テーマ:音楽ライターのコラム「sound&person」

こんにちは!作曲家のKaoruです!

今回は、ギターアンプの定番的な存在である「マーシャル」についてのお話をしていきたいと思います。
ライブハウスやスタジオなど、バンドマンがよく使用する場所ではマーシャルアンプはスタンダードなものになっており、「見たことがある!」「使ったことがある!」という方も多いのではないでしょうか。
ギターアンプと言えばマーシャルかローランドのジャズコーラスかと言われるほどです。

しかし、一言にマーシャルといってもさまざまなモデルがあり、性能も異なります。
なので! マーシャルという会社やさまざまな製品について解説し、オススメ製品をご紹介していきたいと思います。

■ マーシャルとは?

マーシャルは、「ジム・マーシャル」が創業したイギリスのマーシャル・アンプリフィケーション (Marshall Amplification) 社が保有する、エレクトリックギター、ベース用アンプ、などのブランドです。
他にも、ヘッドホン/イヤホン・アクセサリー・ライフウェアなどを販売しています。

もともとは、1960年にドラム専用の小売店として「マーシャル・ショップ」を開業したことが始まりです。

その後、1962年に自社製作アンプ「JTM45」を開発し、アーティスト達の注目を浴びました。

瞬く間にマーシャルアンプが人気になり、ピート・タウンゼント、ジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、リッチー・ブラックモアなどの伝説的な有名ギタリストが愛用。
ギターアンプのスタンダードのような存在になりました。

現在では、人気シリーズ「JCM」がリハーサルスタジオやライブハウスに常設されるほど定番化しています。

■ マーシャルアンプの特徴

ブラックとゴールドが印象的なマーシャルアンプは、積極的に進化しており現代の音楽シーンにマッチするため多くのプロギタリストに愛用されています。
ロックサウンドといえばマーシャルだよね!といわれるほどで、不動の地位を確立しています。

モデルによってサウンドキャラクターは違いますが、全体的なサウンド傾向としてはハードロックに合う激しいドライブサウンドが魅力といえます。
「ギュイーーーーン」と歪むサウンドは、誰しもが聴いた事があるでしょう。

難しい操作が必要ないという点も、親しまれている要素ですね。

それではサウンドで取り扱っているオススメの製品をピックアップしていきましょう!

MARSHALL ( マーシャル ) / JVM210C

JVMシリーズは、2007年に発表された現行のフラッグシップモデル。
スタジオなどではあまり見かけることが無いコンボアンプタイプです。

CLEAN/CRUNCHとOVERDRIVEの2つのチャンネルが搭載されており、それぞれのチャンネルはゲインの低い順にグリーン、オレンジ、レッドの3種類のモードで構成されています。
つまり、このアンプは6通りのサウンドキャラクターを持っているので、クリアなクリーンサウンドから強烈なドライブサウンドまで対応できます。

サウンドメイクの幅がとても広いので、ジャンルによってはエフェクターが不要になるほどです。

また、各チャンネルに独立してセッティングすることができるデジタル・リバーブを搭載。
付属されているフットスイッチでON/OFFを切り替えることができるのでライブパフォーマンスにも重宝します。

MARSHALL ( マーシャル ) / SC20H

スラッシュやザック・ワイルドらが愛用したことで知られる、マーシャルの最大のヒットを記録した「JCM800」シリーズの2203を元に開発された20W/5W切り替え可能なギターアンプヘッド。
マーシャルアンプの中でもかなりコンパクト化されたモデルで持ち運びやすいです。

自宅での使用から、ライブパフォーマンスまでさまざまな環境にピッタリの仕様。

シンプルなコントロールパネルで、マーシャルならではのサウンドを直感的に作ることができます。

MARSHALL ( マーシャル ) / ORIGIN50H

伝統的なオールバルブ回路に現代的な機能を搭載したORIGINシリーズ。
高級感のある洗練されたデザインが印象的なモデルです。

新開発のパワーリダクション技術「Powerstem」では、High(50W)、Mid(10W)、Low(1W)の3種類のモードの切り替えができます。
この機能を使用することで、どんな環境でもアンプの性能を最大限に発揮させることが可能。

TILTコントロールでは、ノーマル~ハイトレブルのボイシングをブレンドできるので多彩なサウンドメイクができます。

MARSHALL ( マーシャル ) / MG15FX

自宅での使用が多い方にはこのモデルがオススメ!
マーシャルならではのデザインとサウンドをコンパクトに詰め込んでいます。

こんなにもコンパクトでありながらもクリーン/クランチ/OD1/OD2の4チャンネル仕様。
コーラス、フェイザー、フランジャー、オクターバーなどのエフェクトも搭載されています。

AUX端子では、スマートフォンなどのデバイスから音楽を鳴らすことが可能。
また、ヘッドホン出力があるので大きな音が出せない環境でも安心して使用できます。

以上、「マーシャル」の解説とオススメの製品をご紹介していきました!
長年ロックシーンを支えているマーシャルは、音楽に欠かすことができない存在でしたね! 皆さんもチェックしてみてくださいね!


コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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Kaoru

2017年から作曲家、編曲家として本格的に活動を開始。
楽曲提供・MIDIデータ制作・ミックス・マスタリング・オンラインでの講師など幅広く活動中。
また、Webデザイナーとしても活動しています。
website https://kaoru113portfolio.wordpress.com

 
 
 
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