
こんにちは!作曲家のKaoruです!
みなさんは「Darkglass Electronics(ダークグラスエレクトロニクス)」というアンプ/エフェクターメーカーをご存知でしょうか。
ベーシストだと知っている方は多いと思いますが、ギタリストやドラマーにはあまり馴染みのないメーカーだと思います。
まだまだ歴史の浅いメーカーではありながらも、誕生以来、ハイクオリティ・デザイン性・サウンドがとても評価されて一気に知られる存在になりました。
最近は、「Neural DSP Darkglass ultra(B7k Vintage) plugin」というエフェクターをソフトウェア化したプラグインエフェクトが販売されているようです。
基本的にはベースアンプとエフェクターを中心に製造/開発しており、多くのベーシストが愛用しています。
愛用しているベーシストはファンクで有名な「BOOTSY COLLINS」や「TONY LEVIN」のようなチャップマンスティック奏者まで。
そこで今回は大注目の「Darkglass Electronics」の製品についてご紹介いたします。
Darkglass Electronics ( ダークグラス ) / MicroTubes 900 V2 ベース用アンプヘッド
このアンプヘッドはDarkglass Electronicsの名を広めたまさに代表的なアンプヘッドと言えます。
シルバーのシンプルボディのトップにダークグラスのロゴがプリントされたデザイン。
オールアナログプリアンプ+クラスDパワーアンプを組み合わせたことによりクリアでワイドレンジなサウンドになっています。
出力も大きく900wなので大きめのライブハウスでも問題なく対応できることやSuper Intelligent Footswitchという専用フットスイッチを使用することでライブパフォーマンスの幅が広がります。
本体表面のコントロールパネル左側にはCOMP、DRIVE、LEVEL、TONE、BLEND、GAIN、MASTERが搭載、右側には6バンドイコライザーが搭載されています。
特に注目なのは、スライダータイプのイコライザー!
各パラメータを視覚的にも把握できるので、サウンドメイクがしやすいです。
左側ではベースのトーンに真空管の飽和感や倍音成分とナチュラルなコンプレッションクリーントーンを次のレベルへと引き上げることが可能でドライブサウンドも作ることができダークグラスならではのユニークな仕様。
アグレッシブでパーカッシブルなサウンドメイクができ現代的な激しいベーストーンを作るMicrotubes B3kモードと、
ヴィンテージなキャラクターを持つ暖かなベーストーンを作ることができるVMTモード
の切り替えがボタン1つで瞬時にできます。
ミュートスイッチも搭載されているので、ベースを持ち替える時やライブのMCの時にかなり重宝することでしょう。
インパルスレスポンス・バーチャルキャビネットシミュレーション機能など、現代の音楽シーンに嬉しい機能が詰め込まれています。
また利便性にも優れており、とてもコンパクトで軽量な設計になっています。
サイズが26.7x7x25.5 cm、重量は2.9kgなので持ち運びやすいです。
このようにコンパクトな筐体に多くの機能を詰め込んだ画期的なアンプヘッドになっています。
フットスイッチも付属されるようです。
Darkglass Electronics ( ダークグラス ) / Vintage Deluxe V3 ベース用オーバードライブ
販売されて以降、さまざまなミュージシャンのエフェクターボードに組み込まれています。
真空管アンプのような暖かみのあるサウンドが特徴的でローミッド、ハイミッドの周波数帯域を任意に選択できる柔軟性の高いイコライザーになっており、サウンドメイクの幅が驚くほど広いです。
ナチュラルにかかるドライブ感で手軽にチューブ感を再現できるのでとても使い勝手が良く、オールラウンドに活躍してくれることでしょう。
DIとしての使用もできるのでレコーディングやライブでも活躍すること間違いないです。
Gruntスイッチでは手軽に低音域を稼ぐことができます。
また、ブレンドノブを操作することで原音を活かした芯のあるサウンドに仕上げることができます。
このように多機能でありながらコンパクトサイズなのでエフェクターボードを圧迫することなく隙間にすっぽりと収まります。
Darkglass Electronics ( ダークグラス ) / Alpha・Omega ベース用プリアンプ/ディストーション
落ち着きのあるカラーとユニークなデザインが目を惹くデザイン。
このエフェクターはダークグラスがこれまでに販売しているプリアンプ・オーバードライブとは大きく異なります。
オペアンプを完全なベースとしており2つの全く違うディストーションサーキットであるALPHAとOMEGAをMODノブでコントロールして使用することができます。
コントロールは2つのトグルスイッチと3つのアクティブタイプのイコライザーを組み合わせた珍しい設計でDarkglassの中でも珍しいなコントロール構成となっています。
サウンドレンジがとても広いので、多弦ベースでもしっかりと活躍してくれます。
このように歪みサウンドを幅広く操ることができる革新的なエフェクターでとても人気のようです。
Darkglass Electronics ( ダークグラス ) / Hyper Luminal ベース用コンプレッサー
小型ながらスタジオクラスのクオリティを誇るコンプレッサー。
BUS、FET、SYMの3種類のキャラクターを備えているので、さまざまなシーンやベースにマッチすることでしょう。
オシャレなインジケーターが搭載されているので、視覚的にコンプのかかり具合が把握できます。
また、専用の無料ソフトウェア「Darkglass Suite」を使用すれことでより細かい柔軟なサウンドメイクが可能です。
以上、「ダークグラス」の製品をご紹介していきました。
どれもかっこよく、使っていてテンションの上がるアイテムだと思います。
みなさんもお試しください!
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