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トロンボーンがよくわかるYouTube動画

2021-10-31

テーマ:音楽ライターのコラム「sound&person」

クラシックやJAZZ、吹奏楽などあらゆるジャンルで活躍しているトロンボーン。
トランペットやサックスはメロディラインを担当して目立つことが多いですが、トロンボーンはどんな音で演奏しているかイメージしにくい人も多いのではないでしょうか?

 

ソロ、カルテット、金管五重奏など様々な場面で活躍するトロンボーンですが、このコラムでは誰もが知っている曲で、なおかつトロンボーンの音がよくわかるYouTube動画をご紹介します。

 

■ 情熱大陸 / 葉加瀬太郎

知らない人はいないと言ってもいい「情熱大陸」のテーマです。
葉加瀬太郎さんのバイオリン演奏が本家としてとても有名で、管楽器のイメージがあまり無い曲ですよね。
動画では2:47からのトロンボーンとトランペットの対旋律が面白い音をしています。
管楽器のハーモニーの勉強になります。

 

そして3:00からの約30秒間のトロンボーンソロが雰囲気抜群でおしゃれです。
変則的なメロディでありながらしっかり曲とマッチしていて、こんなのが吹けたらと思わず惚れてしまいます。

 

さらに、4:15からチューバとリズムを刻んでおり、ラストへ向けて駆け出している感じがとても引き締まります。
無段階で音程が変わる楽器でもこんなベースのようなリズムを刻むこともできるんです。

 

■ 涙そうそう / 森山良子

オリジナルだけでなくBEGINや夏川りみさんのカバーでも有名な曲です。

 

トロンボーンの表現力は多彩ですが、やはりスローペースでゆったりした音色が似合います。
00:17の冒頭のメロディを担当していますが、優しく包み込んでくれるような温かさにほっこりします。

 

動画は金管五重奏なので、トロンボーンと他の楽器との組み合わせも楽しむことができます。
アンサンブルの参考になりますし、全部をボーンソロにしても素敵ですね。

 

■ 糸 / 中島みゆき

優しい歌詞とどこか哀愁を帯びた曲調が特徴で、こちらもトロンボーンが演奏するのにピッタリの曲です。
四重奏なのでトロンボーン好きにはたまらない演奏です。

 

03:20あたりからクライマックスが重厚な響きで最大の見せ場ですが、私個人的には01:37あたりからの数秒間の低音が大好きです。

 

■ クリスマスソング / backnumber

山下達郎さんや松任谷由実さんの曲と並ぶ勢いで定番化したbacknumberのクリスマスソング。
こちらは管楽器のアンサンブルではなくボーカルのメロディのみをトロンボーンで演奏したものです。

 

「なんだ、ただメロディをなぞっただけか」

 

と、がっかりしないでください。
聴いてみるとわかるのですが、ボーカルの清水依与吏さんのちょっと気だるい歌い方をトロンボーンの独特の音色で表現しているんです。

 

演奏者の方がボーカルをしっかり再現しようと意識しながら吹いているというのもありますが、トロンボーンだからこそここまでボーカルに近づけたというのもありますね。

 

■ 風になりたい / THE BOOM

 

ドラムの打ち込み音源をバックにトロンボーン四重奏の演奏動画です。

 

01:42からのソロはいかにもトロンボーンという音色が魅力的ですが、01:02~01:05の低音も聴いてください。
低音フェチな私が一番グっとくるポイントです。

 

■ パプリカ / 米津玄師

一時期はテレビを付けても街を歩いてもパプリカというくらいパプリカだらけでちょっと聞きたくないという人まで現れたほど流行しましたね。

 

そんなパプリカ疲れをした人にこそ聞いて欲しい演奏です。

 

ポイントは米津玄師さんのバージョンが元になっているアレンジということです。
こちらのバージョンはメロディラインに少し不安定な響きを感じるのが特徴です。
メジャーキーの中で突然入ってくるマイナーキーのメロディがその正体なのですが、このマイナーキーのメロディをトロンボーンが奏でると雰囲気倍増です。

 

■ 名探偵コナンメインテーマ

メロディラインがトランペットのアレンジを聴くことが多い曲ですが、こちらはトロンボーン四重奏です。
トランペットがストレートなサウンドなら、トロンボーンだと全体的にまろやかなサウンドに聴こえるところが魅力ですね。

 

まろやかと言っても、コナンが犯人に迫るような緊迫した空気感や、工藤新一らしい大人でクールなシーンもイメージできる演奏です。

 

なお、こちらのYMDミュージックというチャンネルは管楽器の楽譜がたくさんアップされています。
トロンボーン以外にもサックス五重奏の楽譜など種類も豊富なので参考にしてみてください。

 

■ 宝島 / T-SQUARE

吹奏楽の定番曲となった宝島ですが、吹奏楽部出身の人はT-SQUAREが原曲ということを知らない人もいるほど一人歩きした曲です。

 

しかし、この曲でメロディがほぼトロンボーンで聴けるのは非常に珍しく、さらに一流のトロンボーン奏者が演奏しているので貴重な映像です。

 

原曲はウィンドシンセでメロディを奏でていますが、全く印象が違うのでT-SQUAREを聴いたことがない人はそちらも聴いてみてください。

 

吹奏楽部などで使用しているトロンボーンは10~20万円くらいのものが多いです。
今回の動画を観て「トロンボーンの音ってかっこいい!」と思ったとしても気軽に買える値段のものではないですよね。

 

まずは試してみたいという軽い気持ちで始めるならPLAYTECHシリーズのトロンボーンがおすすめです。
1万円代から購入でき、購入者レビューからもわかる通りお値段以上のクオリティです。

 

のちのち高価なトロンボーンに買いかえたとしても、予備用や屋外用としても使えるので無駄にはなりません。

 

⇒ PLAYTECHトロンボーン一覧

 


コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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キョウ

TUBEのギタリスト、春畑道哉先生を敬愛するおっさんギタリストです。 息子たちも楽器を嗜むので子育て的な観点での記事も書いていきたいと思います。
YOUTUBE https://www.youtube.com/channel/UCnOf2xDJqVutdV59aA83t5wo

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